Friday, January 15, 2010

フランス大使館・アートイベント

旧フランス大使館で開催中のアートイベント「NO MAN'S LAND(http://www.ambafrance-jp.org/nomansland/)に行ってきました。通常は入れない大使館という場所とアートの組み合わせということで、楽しみにしていたイベントの一つ。前評判では、「文化祭みたいだよ」という話もあいまってワクワク指数max。

で、感想。

廃物の堆積、ラッピング、人体測定、自動車、色彩づかい・アニメ(オタク)化等、アールヴォー・レアリスムの名残があって、ある意味フランス的な作品群だと思いました。でもなんとなく見続けると心が疲労してしまう。同行してくれた友人も横で「疲れる」と言い続けていたし、一体なんだろうって思ってしまいました。いやね、興味深いし面白い内容なんですよ。否定するつもりはなく。。。

で。帰宅してから、購入したパンフレットをちらちらみながら、ふと浮かんだのは、今回のアートイベント作品は、なんとなくテーマ性として「死」にフォーカスされていたから妙な疲労感を背負ってしまったのではないかと・・・。だからなんとなく作品ひとつひとつが、生命の「ぬけがら」っぽい感じがして、怖いっていうのはその堆積物を目の当たりにし続けたからかなぁ~なんて思いました。

エネルギーが今、色々な意味で失われている私。そこに同調してしまったのかもしれないです。
おかげで、その後食事に行った時、なにげに言葉少なくなってしまった(苦笑)。いかんいかん!!

生きるのです。


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