Sunday, December 10, 2006

Wicked(ウィケッド)

English Here
待ちに待っていた週末です!毎日朝から晩まで勉強づいていた一週間にお疲れさまってことで、自分へのご褒美に「Wicked(ウィケッド)」を観てきました。トロントでは今月末で閉幕だということが起因しているかはわからないけど、ほぼ満席。日本ではまだ上演されていない(確か来年、劇団四季が初演するはず・・・)舞台ということもあって、私にとっても初めての作品です。初物大好き、ワクワクしつつ赴いてみました。


原作は誰でも知っている「オズの魔法使い」の裏話。北の良い魔女と西の悪い魔女の友情物語。どうしてブリキや案山子がでてくるのか、なんてこともこの舞台の中では触れられていきます。昔読んだオズの記憶を呼び起こしながら、観ているとほろ悲しくもなんとも素敵なお話。上演されているThe Canon Theatre内は一歩中にはいるだけでオズの国仕様になっているので、始まる前から舞台装置なんかを眺めることができて退屈しません。5分ほど遅れて開演。いつも舞台を観るときよりも少しだけ、英語の台詞
(歌詞)に注目しながら約3時間(途中休憩あり)の上演時間です。ダンスも歌も素晴らしくて、笑いあり涙ありで楽しかったぁ!!

今日はマチネに行ったからか、お客さんには子供もいっぱい(上演演目かな?)。さらにいうと日本とは違って、男性のお客さんも多くて家族や友達、恋人同士で休日にミュージカルを観に行くなんていうことで文化として成立しているんだなーなんていことを羨ましくも思ってしまいます。日本だとやはりミュージカルだけでなくバレエやオペラなんかを観に行くと女性率が非常に高いんだよねー、一部の人だけが楽しむこと的なイメージが強いのかな。まー私はかなりの頻度で観に行くので、ある意味特別なのかもしれないけど(苦笑。

絵画や彫刻、写真などの静的アートも好きだけど、舞台という動的な中でお客さんも一緒につくりあげていくアートはとても興味深い。同じ演目のはずなのに、その日にその場にいたお客さんの空気感の差で全く違う作品ができあがるのって、すごく人間的な気がして面白いよね。今日はスタンディングオベーションでのフィナーレ。観ているこちらも気持ちがいい終演でしたっ!

さて明日は「Blue man group」行ってきます。楽しみ〜っ!!

2 comments:

Anonymous said...

わかった!
この3週間留学はentertainment充実留学
でもあったのね!なるほど。
いやいや、そういう時も必要よ。Enjoy!!

P.S.イギリス英語は「ウィキッド」。訛りかなぁ?

Miyu said...

ART満載で、一応クラスでもとっているのだ。興味あるものの方が、英語も聞き取りやすいかしらと思って・・・。

え、もしや訛り?何度聞いてもそう聞こえたんだけど(汗。