Thursday, December 21, 2006

The National Ballet of Canada

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残り少ないトロントでの生活となってきました。毎日が本当に早いなー、なんてシミジミ感じたり。今日で専門クラスも終わったので、最後まで出席することなく(明日は試験)、帰国する人とかもいるみたいです。

さて昨夜は、最後のアクティビティで「カナダナショナルバレエ」の「くるみ割り人形」を観てきました。アート三昧でなんだか幸せを感じつつ、ヨーロッパではないところでのバレエ鑑賞は初なので、どんなものやらと楽しみにしていたら。。。

個人的感想。舞台空間や観客たちを思うと、やはり私はヨーロッパでの舞台が好きかなーって思いました。身近にあってほしい反面、ちょっと特別な気持ちで観に行きたいなーって思うのも事実。演目もあったかもしれないけれど、子供が泣き叫ぶし(どうやらクッキーが食べたいらしい4階席の子供。。。ひたすら叫んでいた)、座席の上に立っちゃうし、結構びっくり。。。少なくとも私がロンドンやパリでバレエを観たときにはなかった光景なので、ありゃまーというのが正直な感想です。大人もドレスアップしている人がいなかったしねー。外が寒いのもあるかもしれないけれど、ジャンバー仕様の人が多数。ううむ

肝心の舞台の内容としては、これまた振付けと解釈が結構独特というか、かなり子供向けで内容をかえていたのでこれまたびっくり。2幕があいた瞬間に「こんぺい糖」のソロを踊っちゃうし、大好きな花のワルツはなぜか一人で踊っているし、熊がローラースケートで踊っていたりでなんだか「?」「?」「?」。いや、確かに素晴らしかった。がしかし、もうちょっと原版に近いもので観たかったなーというのが正直な感想です。

今週末は、NYで同じく「くるみ割り人形」です。バランシン振り付けだし、今度こそ正統派がみれるかな。期待期待。

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