Saturday, May 03, 2014

人生はシンプル

「軟禁や監禁、拘束されていない限り、人は本気で会いたいと思っていたら、どんなに忙しかろうと"会おうと思っている相手"には会えると思う」。

ちょっと刺激的に聞こえるかもしれないけれど、この考えは私の持論。数年前に前半の「軟禁や監禁、拘束されていない限り」っていうのを付け加えてみたのだけど、実はこれはある人との実体験があったから(爆)。"はい、たしかにその環境だったら連絡とりたくても無理でしたね…"という100%白旗だった相手との経験から付け加えてみたのでした(あまり日本という環境下ではないとは思うけど…いや、あったら大変だ)。

だからその前提を除いてみたら、「本気で会おうと思っていたら、人って会えるもの」だって思う。「タイミングがあわない」とか「忙しい」とか「機会がないから」とかは、「会えない」理由ではない。その人が「会えない理由づくりをしている」「私と会うよりも大切なものがある」、たぶんそういうこと。哀しいけど、それだけのことって認めなきゃいけない。

もちろん相手からしてみると言い訳はあるかもしれない。仕事のこと、家族のこと、ご主人のこと、子供のこと。色々あるでしょう。もちろん、それもわかる。私だってそういう側面はある。でも「会おう」って決めるのは他の誰でもない自分自身、本気で会いたいって思う人だったら「会う為に努力する」んだよね。現に、会ってない期間だって、会っている人はいるものだし(苦笑。

海外に暮らす友人、長いこと会ってない同級生や連絡先すら見つからない幼なじみ。そんな相手であっても、時間を調整して休暇をとったり、なんとか伝手をつかって探しだしたり、最悪テレビ番組に探してもらうことだってできる世の中。近くに暮らしていて、いつまでたっても「会えない」のは、やっぱりその人が私に「会いたい」って思ってないんだって、そう踏ん切りつけて考えられるようになったら楽になった。お互いの思いがそろった時にこそ「会える」のだと思ったら、嘆くこともないし、気を病む必要もない。そういう意味では「会うこと」ができたらご褒美。そう、期待してないからこそポジティブに受けとめられる。本当に人間って考えようだ。

この連休。大好きな父と母、そして異父母姉妹である親友と時間を共にもつことができて、私は本当に幸せでした。何を自分は今、もちえているのか。もとうとしたいのかではなくって、既にもっているものに対して感謝したい。

人生はシンプル。

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