Monday, August 24, 2015

得があるから人は仲良くするの?

札幌時代の師匠とも言えるM氏のお見舞いに行ってきた。お見舞いといっても、手術前の準備の為ということだし病院生活は退屈しているのかな、なんて思ったし、やっぱり心配だったので顔を見ておきたかったからね。プラス、きっとこれからの生活を不安に思っているのだろうから。

彼との付き合いはかなり長い。私が25歳くらいに出会っている11歳年上のお兄さん。新卒時代の仕事のいろはをがっつん教えてもらって、思いっきり頑張る術を教わって、いつも心の応援団でいてくれて、だから札幌から東京に来ても途切れることなくお世話になって、逆に彼が倒れて入院した時には嫁と間違われる程足を運んだり、お仕事ちょっと心配で色々と私の知り合いを紹介したり、なんだろう...不思議と私の人生の節目には必ず彼の存在があったような気がします。

もちろんいい意味ばかりではなく、私の前を歩いていて指導をずっともらっていたはずの彼がふと後ろに見えてしまった自分に気づいた時(つまり自分が成長したってことだろう)の落胆具合とか、それはないだろっていうことを言われたりとかも多分にあったけれど、やっぱり私の中では自分の人間形成上に大切な人として存在しているのだな、と思うからやっぱり大切な人。着かず離れず、それでも私の中にいる人って感じと表現できるかな。従兄弟のお兄さんくらいの距離?(苦笑。

一方でこういう行動を非難されたりもする悲しい現実もある。
今なにもしてもらってないというのに、人がいいばかりじゃ利用されるよ、なんて周囲の身近な人に言われたりね。利用なんてされないよ、なんて思うけれどそう見えるのかな〜。見舞いに行くってそんなにハードル高いことなのだろうかしら。

あまりに連続で近い人に言われて、逆に悲しくなった。
私は思う通りに行動しただけなのに。

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