Tuesday, August 04, 2015

アートセミナー:Edouard Manet

フランス革命から100年過ぎることなく、アート界では様々な革新的なことが起きていました。

そのうち気になるのはこの人、いわゆるボンボン育ちのManet. 今でいえば、最新のお洒落スポットに出かけては絵を描き、多くの女性とお楽しみな時間を過ごしてはラブラブしていた人(結果、性病になるというオチ付きですが...)、そういえばアスパラガス作品の彼らしい逸話もあったっけ。一方、作品にはどこか都会育ちの闇というか、寂しさも感じます。どこか哀しげな表情は私たちになにかを訴えているようです。

「今のヴィーナスを描きたい」と革新的な作品を描き続けた彼。人気のオルセー美術館の作品前には、相変わらず行列がやみませんが、もし彼が生きていたらまた別の試みで「今のヴィーナス」を描いていたんでしょうね。観てみたかった。

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