Friday, May 25, 2012

「男を磨く女 女を磨く男」(川北義則 著)

旅にでると、普段は目にしないような軽いものを観たり読みたくなる。

最近、海外逃亡をはかってないので長時間フライトはないのだけど、機内で観る恋愛映画やコメディ映画、邦画を見続けてしまうのもそのひとつ。なんだろう....日常を離れると、脳みそを使うことをついつい放棄してしまうのでしょうか。本を選ぶときも、文字が大きめであまり考えるようなものは避けてしまう私。てことで、今回持参の2冊目はこれ。夫婦ものの次は、男女関係です(笑。

結論としては。

特に大きな学びはなかったのだけど、延々と続くセッションの後に温泉につかって眠るまで読むにはちょうどいい内容でございました。筆者は、「逃げない男の生き方」「男の品格」「男には七人の敵がいる」等の ”男シリーズ”を書いている川北氏。だから、男視点なんだよな〜って思いつつ...。ま、いいんだけど。

今回のセミナーで出会った方に、猫の耳型のグッズでその人の心の動き(脳波)をいい当たるといったプロダクトを開発した方がいらしてたのですが、お話をさせていただいていて最初に私が質問した内容に驚かれたのが興味深かった。だってね、それって猫の耳の形をしているだけで、完全に「人間視点の開発だな〜」って思ったから、ついつい「それって動物視点で作られているんですか?それとも猫の耳の形をしているだけで、対話とか相手がいるからこその影響って気にしてないのですか?」って聞いただけなんだけど(私が、現職においてヒミツの開発に関わっていると思ったらしいけど。w)。しかし、この発想。完全にポジティブマンの受け売り発想だな〜っ(笑。

話戻って、本の話ですが。そんな観点からみてみると、今の私としては「ふーん」って感じ。母がずっと父を支えてきた姿を見続けてきた私にとって、そんな女性になりたいと憧れ続けつつ、同時に強い女になりたい(だってそれがスタートだし)って思ってきたから、どちらかといえば「やっぱり母のサポートってスゴイ」って思うに留まってしまったかもしれないな〜。 だってここで書かれていること、普通に母は父に対してやってきたし、今もそうありたいっていう姿が娘の私にもしっかり伝わるのだもの。

本当にいい年になってきているけれど、まだまだ母には追いつかない。
たぶんずっと追いつかない。

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