Thursday, May 24, 2012

「夫婦仲の経済学」(ポーラ・シューマン 著)

ゆっくりと本を読める時間があるというのは、なんとも嬉しい。今回の(なんちゃって)休暇では、本を3冊持参してきました。3泊4日だというのに(おまけにセミナーで朝7時半からプログラムがあるというのに)、持ち込み過ぎだよね〜。w

てことで、一冊めを完読。

私は結婚していない独身女ですが、「夫婦」という関係性を通して人間関係を学ぶという観点において、とても興味深い内容でございました。そもそも、"男女関係を経済学で説明しちゃおう!"というコンセプトによって展開されるこの本。視点が面白いというか、新しいアイデアを提供してくれるな〜、と。

経済学っていうのは、とどのつまり資源をどう分配するかっていうことがベースに出来ている学問(私の理解では)といえるかもしれません。だから、互いの関係性や結婚生活をハッピーにすることも同じでどう分配するか(家事や時間や夜の生活 etc..)、ってことがふんだんな事例と共に説明されているので、想定しやすいな〜。本当、この書き手の方、巧みだと思う。

今回のセミナーでは、沢山の方のプレゼンを聞く機会を得たのだけど、その多くが聴衆との対話ができてないものだったな〜、というのが率直な感想。みんなコミュニケーションのプロのはずなのに、そこにリアルにいる人たちがどこかおざなりになってしまっていた感じ。この本を読みながら、そんなことを考えました。

かくいう自分も気をつけよう!!!

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