Thursday, August 06, 2009

「女36歳からでもキャリアは作れる」(辻三千代)

完全にジャケ買いしました。

正直、普段ならこういうド・ストレートな「キャリア」本は読まないのだけど、ちょっと頭をリラックスさせたいなって思ったし、自分の年齢とドンピシャだったことが気になったので、機上のお伴に選択。そして、夢中で読んじゃいました(笑)。

著者である辻さん。読み進めて行くうちに、本当に激動の人生を送られたんだなと思う一方で、前々からつぶやいている「自分の本を書く」という作業を初めてみるのもいいかも、と思いました。うまく説明できないけれど、辻さんもこの本を書くことによって、振り切ったものとかわかったこととか多いのではないのかなと、自然と感じたからかもしれません。

アメリカの心理学者の説が何度となく引用されていたけれど、私の中で一番心に残ったのは「ライフキャリアレインボー」という考え方。

人は人生の中で複数の役割(学生、子供、職業人、配偶者、ホームメーカー、余暇を楽しむ人、市民)を持っており、
その役割は時期や個人によって数も種類も異なりながら、組み合わせがうまくいっていれば、充実した人生を送ることができるという考え方。虹の長さを人生、幅を広がりと考えるのだそうです。

という前提において、どれか1つの役割に限定して、そこに全精力を注いでしまうと、その役割が突然なくなった時に絶望的な気持ちになってしまう、ってことも起きうるな〜なんて漠然と。はてさて、今の私はどうだろう?

子供(=娘)、職業人、余暇を楽しむ人(50%くらい?)。。。。ええっと、私の虹の幅は3色か?!もちろん配偶者とかは相手がいるものの(笑)、学生やホームメーカー、市民としてってのはもっと意識できるのかな、なんてちょっぴり反省しつつ。

上昇志向のない私だけど、前進はしたい。今日の私は昨日の私は違っていると思っていたい。

もう少しだけ、頑張る時期がきているのかもしれません。

2 comments:

百子 said...

miyu様 はじめまして。辻三千代です(ハンドルネーム百子です)。書評ありがとうございます。そうです。これを書くことによって振り切ったものと変わったこともずいぶんありました。自己表現ですものね。本を書くことは…。キャリアの理論にも目をとめてくださってアリが乙ございます。本当はキャリア心理学の紹介のための本でもあるのです。
 またお邪魔させていただきます。私のブロ着もどうぞ除いて見てください。http://www.michiyotakai.com/

Miyu said...

>百子さま、
はじめまして、コメントありがとうございます。
そして光栄でございます。著書を拝読させていただいた後、「是非お会いしたいな」なんて思い、百子さんの講義を受ける機会がないかしら、なんて大学のHPをチェックさせていただいておりました(w。

ホームページやブログも早々にチェックさせていただきます!これからもよろしくお願いします。

miyu