Tuesday, October 07, 2014

"悩む"と"迷う"について


ある小説の一節。数年前に初めて読んだ時に、すごくストンと心に落ちたことを思い出しました。

最近、ご縁あって若い子たち(ああ、ついに私もこの発言がでる年齢か...涙)のお話を聞く機会が多いのですが、なんとなく迷っている人、すごく多いと思うのです。そんな彼らにこの本、この一節を薦めたい。悩んでもいいけど、迷っちゃいけない。迷いとは、自分自身を見失ってしまう強いパワーをもつ恐いものです。
今一度、自分の中にも取り込んでおこう。悩める人生、万歳。

***
でもどうか、迷わないでほしいと思うのです。悩んでもいいけれど、迷うとろくなことがありません。悩んで悩んで悩み抜いて人間は大きくなるのです。けれども、迷って迷って迷い抜いた人間は結局擦り切れて薄っぺらになり、最後は悲惨な場所に押し流されてしまうのです。だから、どうか後悔だけが残る人生だけは、お選びにならないように。
(by 「サヨナライツカ」)

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