Saturday, July 11, 2015

よもやま話 ; Marina Abramović

レディー・ガガもリスペクトしているという旧ユーフォスラヴィア出身のパフォーマンスアーティストをご存知ですか?SATCの中で、“16日間何も食べない、しゃべらない、すべてをみせる”というパフォーマンスが登場していますが、その元ネタとなっているのが彼女です。

さてさて。先日お邪魔したArtクラスは「Conceptual art」がテーマ。正直、脳みそが痒くなりそうな話が多かったのですが(恥)、紹介されたこの映像がとても素晴らしくて、地味に見返しています。
彼女が行っているパフォーマンスは「1日6時間椅子に座り、机の前に座った観客と一言も言葉を交わさずに向き合う」というもの。彼女に対面した観客たちは、次第に涙を流し始めたり、微笑んだりするものの、アブラモヴィッチは対照的に見つめるだけ。ただ一度だけ激しく動揺した男性がいて...。

彼の名前はUlay、彼女の公私わたってのパートナーだったそうです。誕生日が偶然にも同じだった二人は76年にアムステルダムで運命的な出会いをし、それから二人でのパフォーマンスアートの生活が始めたものの、その後に哀しいことに別の道を歩むこととなりました。彼女は彼がここに来ることを知っていたのか?彼女の表情の変化が全てを語っているようにも感じます。

Conceptual artについては未だしっくり来ていないけど、これはArtだと思う。皆さんはどう思いますか?

https://youtu.be/OS0Tg0IjCp4
(Face bookより転載)

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