Thursday, July 24, 2014

アートセミナー;Seduction(誘惑)

 「どうしてアートにエロは必要なのか。本日は18禁だからとことん語り合いましょう。」

な〜んて、導入から始まった今年の夏のアートセミナー。気付けば、夏と冬を経過しながら3年くらいお世話になっているS先生の講義は本当に興味深いテーマがいっぱいです。ちゅうか、アートを俗的にとらえている感じが好きなのかもしれないけれど(苦笑。

さてさて、ということで始まった今回のテーマは「エロティシズム」です。「日本の場合は、あんまり隠語とかなくって、エロとかエロカッコいいとか、Hするとかダイレクトな感じがするよね〜。それってアル意味、性に対して放漫なところがあるってことなのかな、って思ったりするけどそうとも言えないのかな〜?」なんて投げかけの中で、でてくる、でてくる奥様たちのぶっちゃけトーク(爆)。

・キャベツ畑人形の意味
・こけし
・亀

あたりからの大騒ぎ。キャベツは私にとってもびっくりな話題。フランス駐在の方もいらしたのだけど、フランス語に「キャベツ畑に妖精がやってきてkissをする」なんて言葉があるんだって(ひょーーーーー、いわゆる「コウノトリ」のことです)。

話は広がります。トラファルガー広場にある「青いおんどり」の意味とは。おんどりの意味、青の意味。サイズの意味。考えれば考えるほど、色んなことを考えたくなる。フランスの象徴でもある「おんどり」を配置することによって、「トラファルガーの悲劇を思いださせている」なんて書いている評論家もいたけれど、だったらどうして「青」である必要があったのか?

ワクワクする夏期セミナー。
堪能しよう。


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