Wednesday, January 03, 2007

Happy New Year 2007

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皆さま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

2007年が始まりました。
2006年を思い返すと、私にとって非常に激動でもあり苦難の年でありましたが、反面とても色々な経験をする機会を得たり多くの方と接することができたので、結果オーライの年であったかと(このブログも始めてみたしね)。どちらにせよ、とても思い出深い一年でございました。はてさて2007年はどのような一年になるでしょうか。

トロントから帰国して、時差呆けのままの新年。師走とはどこへやら・・・と思っている間に、新年が幕を開けしました。年始休暇を明けると同時に、新生活も始まることからこの休みはいい切り替えの時期になりそうです(時差呆けもなおるはず!!)。そんなことを思いつつ、実家で本を整理していると、久しぶりに見つけたこの一冊、「ザ・ゴール」です。以前これを読んでから、もう6年もたっているんだ(2001年発行だった)と思いつつ、開いて読み始めてみるとなんとも止まらない(笑)。気がつくと丸一日読んでいました。


話題になった本なので、多くの方も読んだことあるのではないでしょうか?「ザ・ゴール」は1984年に米国で出版され、250万部の大ベストセラーになったものの、日本を脅威と感じていた(なぜ??)著者によって日本語訳が許可されなかったといういわく付きの本。TOC(Theory of Constraints=制約条件の理論)をこの小説を読むことによって、自然につかむことができるというミラクルな本です。かくいう私も6年前の若かりし頃、「経営とはなんたるか、企業の究極目標はなんたるか」なんてことを考えながら夢中になって読みました。そうして、今こうして読み返すと、これらの内容を自分の仕事経験に置き換えて読むことが出来たので、今一度頭を整理し新鮮な思いで楽しめましたよ。良い本というのは、自分の成熟度にもよって、与えられるものって変わってくるんですね。

そういえば、同じようなことをトロント滞在中に感じました。私が選択していたビジネスクラスは、約半数が学生さん(大学院に行っていたりするので、年齢は少し上だけど)。色々な課題を取り組んでいく中で、変な意味ではなく社会人組と学生さんとではやはり思考回路に違いがでてきます。うまく説明できませんが、このクラスを受け、それが有益なものであると実感できたのは、仕事をしていたからだろうなぁなんて、その時ぼんやりと思ったものです。欧米では、社会人経験を経てから、大学に行く人も多いといいます。色々と自分の専門を探った結果、その分野について勉強を深めるというのは、そういう意味で理にかなっているのかもしれません。


とはいうものの、なかなかこれから学生に戻るというのも難しい選択。本を読んだり、WEBで調べたり、自分で学ぶ手段って沢山あるものです。 今年も本を読んで、先人の話を伺って、自分で考えて、精進・精進、頑張ります。皆さま、サポートよろしくです!!

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