Thursday, August 16, 2018

art de vivre; 「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」

大学で建築を学ぶ学生は、まず日本の歴史について勉強するのだそうです。他の工学部系学科、例えば理工だったり電気だったりシステム工学だったりといった学生は、歴史ではなく未来や"今"にフォーカスするんだって。
今回は"建築な友"に説明をしてもらいながらこの展覧会を観ることができたので、建築にとって歴史や気候、文化がいかに大切なものであるのか、そしてどれだけ哲学的な思想の中で自然と向き合うものであるのかなど、その技術的な説明のサポートを受けながら色々考えることができました。いやー、本当興味深かった。
西洋建築と日本建築は何が違うのか、技術なのか表現なのか、閉鎖なのか浸透なのか。最近ちょうど日本人というのはビジュアル表現ではなく、言葉の表現に長けていたのかなぁなんて漠と考えいたのだけど、展覧会を回りながら、いや違うぞ、立体表現だったのか?とかも悶々と考えてみた。結論こそはでないけど、歴史に紐づいているってことは十分理解した。うん、面白い。
さて結構ながい期間でやっていた展示ですが、いよいよ会期は来月17日まで、1ヶ月となりました。ご興味ある方はぜひ。展示会場はゆったりしているから、見易いです。
日程:2018年4月25日〜9月17日
https://www.mori.art.museum/…/japaninarchitecture/index.html

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