Sunday, April 08, 2007

富の未来

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しばし更新をサボってました。忙しかった・・・という言い訳は簡単だけど、「時間はつくるもの」という持論がある以上、それもできず(苦笑)。とはいえ、手に抱えていた2冊の本がとてもボリュームがあって、消化しきれず2度読みしたのが一番大きかったかな。

アルビントフラーは、大学時代に「第三の波」を読んで以来だったのでかなり久しぶり。「『フラット化する世界』を読んだのなら、おすすめだよ。結構大変だけど」と某友人からすすめられて、手に取ったのはすでに2月の初旬。本当苦戦しました。


とはいうものの一応、自分なりに消化したことといえば・・・。

『第三の波」で彼が提言していた「生活消費者」の存在が四半世紀を経て、動き始めていること。私たちが日常行っている活動(ボランティア、ブログへの書き込み、子育て等)である金銭が絡まない活動から生産されている富(通常は「経済」と定義されている)が、実は金銭が絡む活動を支えていること(そういう世の中のに移りつつあること)を人は気づいているか、そんなことを彼は言っていた。なるほど、確かに人はなぜ書評とかに書き込みしているんだろう、それを参考にして消費活動をおこなっているのだろう、そしてそれを利用したマーケティング活動を誘発しているのだろう。。。なんだかすごく色々考えてしまう。

ともあれ大変な2冊(上下あるので)だけど、挑戦あれ。今何が起きているか、ではなくこれから何が起きるのか、ちょっとだけ未来を覗いてみるのも脳に効くかも!?

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