Parisでは残念ながら今回、パリオペの舞台を見ることができなかったので(あまりに直前過ぎたのでsoldだった・・・)、残念に思っていたもののオレリーもルテステュも日本にいるってことは、いまParisで舞台にたっているのは誰なんだろう、と疑問に思うくらいな豪華なキャスト。そもそもルグリとギエムの競演ってたぶん15年ぶりだよね?バレエ学校時代、付き合っていたと噂される二人だからこその今回の競演、見ているほうがドキドキしちゃうぜ!!w
てことで、本日の舞台。
私の中では、印象深かったのが2作品。
"Mopey"
Friedmann Vogel
"Marie Antoinette"
Agnes Letestu, Patrick de Bana
Vogelは、故障によって今回1作品しか踊らなかったのだけど、このコンテンポラリーはとっても良かった〜。第1幕のの演目で彼だけじゃないだろうか、レベランスを3回したのは。でも、それに呼応するくらい、この作品は興味深いし、「今」の彼にぴったりだったと思いました。巧く説明できないから、残りのステージ観て!!(笑
ルテステュが踊る"Marie Antoinette"は、観ている人間に色々な感情を呼び起こしました。まずはアントワネットをフランス人たるルテステュが踊る。これって、どういう気持ちをもつものなのだろう・・・って考えながら、白い衣装(それも透けている)を纏った彼女を観る。「裸の王様」という言葉がちょっと過りつつ、なんだか思考が邪魔されていることにすら面白さを感じました。最後のギロチンを想起させるシーンの赤い照明がかなり効いてたな〜。
ルグリとギエムの作品は、言うに及ばず。
まだまだ現役でいれるんだろうなって思わせる二人のスピード感と存在感は圧巻でした。何度となく観ている二人のダンス。お願いだから、もっともっと現役でいてね。
新しいものやジェネレーションは好き。
でも、もとあるものの尊さもやっぱり愛したい。
バレエってやっぱりいいね。
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