Thursday, October 30, 2014

Je pense à Paris et ma vie au Sri Lanka.

実は往路の機内で読破してしまったのだけど、滞在中に読んでいた一冊。Sri LankaでParisを想うって、やっぱり私らしいでしょ?(笑。

筆者の言葉ひとつひとつが、今の私のfeelingにとても近くて、自らの心の
声を代弁してもらっているような爽快感さえありました。まずは始めるってことの潔さ、心の声をキャッチする鋭敏さは失いたくないと思う。
そろそろ始動の時。自分で風を起こす時かもしれません。

Friday, October 24, 2014

"やさしさに包まれたなら、四十路"

彼女とは、まったくの同い年で今生きている環境とこれまで過ごした時代もほぼ一緒。なので読み進めていると、かなり、そうそうって思えることがいっぱいでちょっと藁てしまいました。

そうして、その中でなにげに最近の私のツボをついていたコラムがこれ。ある、ある、これ〜(苦笑)。

ずっと年上の人とばかり付き合ってきた私だけど、気付けば自分の周りには年下しかいなくなって(この年齢だからしょうがないな。。。)、でもそんな彼らと一緒にいると心地よくなっている自分が面白いな〜って思っていたりする昨今。気付けば一回り下とか10歳下とかいう子たちから励まされていたり、私のことを意外と理解してくれている人たちがいることを発見して嬉しいな、と思っていたりします。しかし、どれもこれも「仕事」という場を離れた私をみたからこそっていうのが、問題あるところなんだけどね〜。どんだけ「仕事」中は怖いんだ、私?(苦笑

ともあれ、一応私もまだ女性でもあり、褒めていただいたりするのは嬉しいものです。
とっても才能あり見た目と違ってとても逞しい友人に昨夜はいっぱいお褒めの言葉をいただいて、気恥ずかしいながら幸せでございました。

乙女らしき私。
もっともっと、がんばろって思う。
女性としてではなく、人間として好かれているってこと自体で十分エネルギーもらえます。

感謝。

Thursday, October 23, 2014

アントワン・ダガタ写真展「Black Rain」@ライカギャラリー

「カメラマンの仕事を選ばなくって正解だね」なんて、にこやかに伝えてくれたダガダ氏。彼曰く、"闇の世界をミックスさせることによって、世界と自分を知ることになる"のだそう。

今回の展覧会では、そのひとつの闇でもあるFUKUSHIMAを題材にしたものも多く、写真を通して伝えたいメッセージが想像以上に大きな迫力を感じました。PRの友人とも話したけれど、もう少し大きなスペースで大きな作品だったら...もっともっと感じるものも違ったんだろうね。

写真は嘘をつかない。そして、リアルな人間を知ることができる。
だから私は、やっぱり好きだな...。

これまでと変わることなく声をかけてくれた友人にも、ご一緒してくれた貴方にもいっぱいいっぱい感謝。楽しい時間をありがとう。

Monday, October 20, 2014

Achèvement d'étude, octobre

「秋のきのこ祭」開催っ!茸のサラダに酢の物、炙り秋刀魚、焼き鳥風炒り鶏、茸のねぎま鍋と松茸ご飯。いや〜、よく食しました(笑)。


本日のシャンパーニュ、"Simon-Selosse Blanc de Blancs Brut"、"Nathalie Falmet Brut"は、出汁の風味にぴったり。幸せだ....。

さ〜て、残りのマグロの"脳天"。どうやって食べようかな〜っ♪

Saturday, October 18, 2014

la couture(裁縫)

お裁縫"ちくちく"しながら過ごす午後のひととき。舞台やテレビの衣装の残り生地や衣装の断片をつかって作るのは「ちいさな生きもの=虫のブローチ」です。キレイな生地と戯れながら格闘しつつも、イメージを膨らまして"ちくちく"するのは、とっても楽しかったっ!!ちなみに私の作品。一応、クモのつもり...。

ちいさな生きもの研究所(http://haction.co.jp/chiisanaikimono/index.html



Friday, October 17, 2014

COLORiaGE(塗り絵)

リアルに見えているの色彩の世界を一旦忘却して、光の発色を感じながら付加していく。絵を描くことも難しいけれど、色をつけていくのはそれ以上に難しいものです。

色彩を忘れる為に目を閉じて、空気だけを感じて色を選んでいく作業は、自分と向き合うことと一緒だと個人的には思います。同時に自分がその環境でどうあるべきか、振る舞うべきかってことを色彩から教わっているのかもしれませんね。

そして気付けば数時間が経過。我ながら子供のような集中力で色と戯れていたようです。まずい...幼児化しているのか、私??

une vie arrangée à l'avance(人生はレールの上にあるのか?)

見慣れた景色も、連続しているかのような日々の生活も、見方を変えれば違ってみえるものだと思う。だから単調だと思いがちな生活の中においても、"Happy surprise"をいかに創造するかっていう気持ちで生きるか否かによって、きっと見えてくる景色は全く違うのだろうね。

相手との関係性も同じ。"これまで"じゃなくて、"今"目の前にいる相手と向き合ってみると、もっともっと素敵なところが見えてくるのだと思う。同じベクトルで進んでいることが確認できたら、たまらなく嬉しいことだと思うし、新しい"あなた"と出会える(再会?)ってワクワクする。

***
今日は不思議とこの数年の間、時間を共有してもらっている某くんとのランチ。次は東京タワーを観ながら、お酒でも飲みましょう(^^).

Thursday, October 16, 2014

La dame de N.Y

Parisのお姉ちゃんの来日に引き続き、大好きなマダムが来月帰国との連絡がありました。嬉しい秋の知らせでワクワクしてます。

彼女の新作が楽しみ(電子書籍先行なので読めてない...恥)だな〜って思いつつ、まずは前著を読み直しておこうっと♪


「あなたを待ちながら」
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%82%92%E5%BE%85%E3%81%A1%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89~%E5%A4%95%E5%AD%90%E3%81%AENY%E6%97%A5%E8%A8%98~-%E4%BC%8A%E8%97%A4-%E6%93%8D-ebook/dp/B00LMPWTHE

Tuesday, October 14, 2014

チューリッヒ美術館展@国立新美術館

 20世紀アートというのは、アバンギャルドでありながらも、共に歴史にのってきているが故に、"今"を生きる現代人にとって共感しやすいアートだと思う。

ルネッサンスや宗教画なんかは誤解を恐れずにいうと、"覚えたら理解しやすいアート"だとも言えるけど、アジアに生まれた日本人にとって宗教画(キリスト教がベースとなった)を心底理解することは難しいもの。アイコンとの意味とか神話のストーリーとか知っていると楽しめるけど、それはある意味テクニックであって心で感じているものではない、そんな気がする。おまけにやっぱりそれら作品は、全て"過去"であって、"今"ではないんだよね。

今回の展覧会では、印象派からシュルレアリスムを紹介するっていうことで、より作家の心の琴線に触れる作品が出会えた、というのが感想でした。心理分野の学問が発展してきた20世紀だからこそ、足し算や引き算のリアクションをもって、多面的だったり、4次元だったりと、作家自体が時代の出来事に格闘していたのだなって。おまけにそれは本人ですら達成できなかったくらいの混乱なのかもしれないなって。

とはいえ、そのわけわからない感じに身を投じてみるのもいささか興味深いものです。ジャコメッティ、モンドリアン、カンディンスキー...etc..。

感じるままに。

http://zurich2014-15.jp/

Monday, October 13, 2014

ビストロMiyu; lasagnes à la bolognaise(ラザニア)

トマト&ジャガイモの消費大作戦。

今回は四層(トマト&ミート+ジャガイモ+ほうれん草ペースト&玉葱+豆腐ペースト&チーズ)で焼き上げてみようと思います。
なにげに保存食準備っぽいか?(笑

「 Enough Said(おとなの恋には嘘がある)」(2013米)

よくできてるっていうか、女性あるあるいっぱいの映画でした。

二度と(恋を)失敗したくないから、一度聞いたら止まらないという勢いで偶然知り合った元嫁から話を聞く主人公。だんだんと自分の目でみえている彼よりも、元嫁のフィルターを通しての彼が事実ではないか、なんて思い込んでしまう。あああ、あるよね〜(苦笑。でも、聞けば聞く程、わからなくなってしまって友人の言葉を知りたくなる。これもまた、あるよね〜(苦笑。

その昔、付き合った相手の元嫁と仲良くなれる(だって同じ人を好きになったのだから)と思って痛い目にあったことがありますが、やっぱりダメになった相手との関係をポジとネガとどっちで付き合っていくかによって多いにその言葉の意味が違うんだな、なんて思いました。アメリカ社会と日本はまた違うと思うけどね。でも、一番忘れたくないのは、自分の目でみえている姿。一人一人やっぱり違うからね、感じ方。

いい映画。
もう少し年を重ねたらもう一度みてみたいな。

http://www.enoughsaidmovie.com/

Sunday, October 12, 2014

心の三毒

仏教の世界では、"欲望・怒り・迷い"を「三毒」というそうです。
故に、ネガティブな発言をすることによって心が乱れ(迷い)、腹をたて(怒り)、自慢したくなる(欲望)というすべてがそろう状況というのは、心の醜さが露呈してしまうことに違いありません。
時に...自分の不幸自慢的なことが始まった時、人はマイナスな話をしているというのにとっても生き生きしているようにもみえるもの。その姿はあまり美しいと思えないのに。やっぱり毒の方が蜜の味なのかな。
隣に座る彼女達の話が、悲しいながら耳に入ります。もっと素敵な顔ができる瞬間に出会いたかったものです。

Friday, October 10, 2014

目黒雅叙園


彼はいつも笑顔で「今日いらっしゃると思っていたんですよ。ここが一番"気"がいい場所だから、ゆっくりしていってください」と、滝の前の席を"予約席"として用意してくれていました。私が事前に行くなんて一言も伝えてなかったというのに、不思議といつも。

その後、会社を離れ時々しか顔を出さなくなった後もいつも"待っていて"くださった人。だけど突然、ある日を境としていつもの場所から消えてしまいました。友人たちからも「最近、いないんだけどどうしたのかな」なんて言葉を聞いていて、とても気がかりではあったのです。

そして昨夜、見知らぬ番号から一本の電話。「ずっとずっと気になっていたんです。ご心配されているのだろうって。だけど今日、ようやく貴方に連絡できました。その時がきたんでしょうね。今ね、色々と世界が動いているんですよ。....etc...」
***
大好きな雅叙のおじさん。不思議なご縁と人のつながりを感じた一日の締めくくりにこうしてまた再会(電話だけど)できたことの意味をしっかりと感じとりたいと思う。おじさんの言うように、世界が動いているのかもしれない。なんか"今"なのかもしれない。そんなことを感じずにはいられないタイミングだったから。

電話を切る直前、おじさんが私に言った一言。
「貴方は、風を感じることができる人だから大丈夫」
少し前にある方に"どんだけ風が吹いているんですか。びゅーびゅーくらいよく言ってますよね(笑)"なんて言われちゃったけど、私どうやら風がわかるみたいです。ww
五感を研ぎすまそう。

Thursday, October 09, 2014

sourire(笑顔)


"幸福度が高い人ほど、逆境からの立ち直りは早い" という臨床結果がある。思えば、これまで出会った人の中で、いつも笑顔で満たされている人には敵わない、なんて感じてきた。笑い飛ばすことができる強さ、全てを受け入れることの覚悟、そして自分を突き通す気合い。

何が起きても人生を決めるのは自分だもの。これだけは年齢は関係ない。笑顔は最強のスキル。

Wednesday, October 08, 2014

"ワインと音楽と人生と"


ルビーやレンガ色、黄金の色に輝く麦のような洋服を纏っている子もいれば、ブラックチェリーやくるみ、すみれやスモークといった天然のパフュームを纏っている子もいる。単に葡萄から出来ているだけというのに、なんでこんなに個性豊かなんだろう。

「四季」で有名なヴィヴァルディ。協奏曲第1番の"春"では、小鳥のさえずりを表現し、第2番では稲妻や嵐といった夏の天候の不安定さ、第3番の"秋"では収穫の喜び、そして"冬"へ。これもまた誤解を恐れずにいうならば12の音の配列でしかないというのに、こんなにもその組み合わせによる表現に喜びと人生の豊かさを感じることができるのは何故だろう。

もしも人間が葡萄の味と香りしか知らなかったら、そして季節が運んでくれる喜びや辛さを知らなかったら、きっとワインや音楽から感じられることももっともっと少なかったに違いない。人生の深みや幅、厚さがある経験値って、やっぱり全てのアートに必要なんだって実感する日々、無駄なことってないんだから。

年を重ねるってきっとそんな喜びを知ること。だから年をとるのが楽しみになる。それでいい、それだけでいい。

この映画を観ながら、美味しいワインを飲みたくなった。でも今の自分以上に、沢山の経験をつまないとワインたちに申し訳ない。だから日々精進。今日も笑顔で。

・世界一美しいボルドーの秘密
http://www.winenohimitsu.com/

Tuesday, October 07, 2014

"悩む"と"迷う"について


ある小説の一節。数年前に初めて読んだ時に、すごくストンと心に落ちたことを思い出しました。

最近、ご縁あって若い子たち(ああ、ついに私もこの発言がでる年齢か...涙)のお話を聞く機会が多いのですが、なんとなく迷っている人、すごく多いと思うのです。そんな彼らにこの本、この一節を薦めたい。悩んでもいいけど、迷っちゃいけない。迷いとは、自分自身を見失ってしまう強いパワーをもつ恐いものです。
今一度、自分の中にも取り込んでおこう。悩める人生、万歳。

***
でもどうか、迷わないでほしいと思うのです。悩んでもいいけれど、迷うとろくなことがありません。悩んで悩んで悩み抜いて人間は大きくなるのです。けれども、迷って迷って迷い抜いた人間は結局擦り切れて薄っぺらになり、最後は悲惨な場所に押し流されてしまうのです。だから、どうか後悔だけが残る人生だけは、お選びにならないように。
(by 「サヨナライツカ」)

Monday, October 06, 2014

soleil couchant(夕陽)


真っ赤な太陽をみると、言葉が出なくなるのは何故だろう。

"月のような人"と言われて、あれからかなりの月日が流れているものの、いまだに"太陽な人"へのコンプレックスがあるのかもしれないね。だってこんなにも美しい姿をみせられたら、やっぱりお手上げです。敵わない。

色んな出会いがあって、色んな想いがある毎日。明があるから暗がある。そしてその反対も。そんなことをすんなりを受け入れられるのはいつになるのやら。

Sunday, October 05, 2014

ライオンキング

思えば、ロンドンで観た以来だから14年ぶりの「ライオンキング」。せっかく近所に暮らしているのにそういや行ったことが無いってことに気づいて、当日チケットをゲットして行ってきました。徒歩圏に劇場がある生活って思えば素晴らしい!!(笑

ストーリーは、大人になってみるとまたいいもんだって思うもの。そういや「ハクナ・マタタ(くよくよしないで)」が、スワヒリ語だということを今更知りました〜。そう、悲しいことは背中を向けて、前を向いて歩いて行く。

隣の秋シアターでは「マンマミーヤ」をやってました。
近々いってみようっと♪

Saturday, October 04, 2014

la amie(お友達)


縁がある人とは必ず出会えるもの。大人になってからお友達になる相手というのは、そんな意味で"神様からの贈り物"なんだと思う。

同じクラスだから、部活が一緒だから、出席番号が前後だったから、とか。学生時代のお友達関係というのは時間を共有できる環境という必然性の中で構築することができたけれど、大人は違う。

だからこそ、偶然の出会いで繋がり合えた相手は本当に大切。違う環境で生きてきた二人が共有していくこれからの時間。それは色を重ね合わせて作り上げていくパッチワークの作業みたい。どんな作品を私たちは作って行くことができるんだろう。なんだかとても楽しみです。

Friday, October 03, 2014

『絵になるパン画廊』展

札幌時代からお世話になっている由子さんの個展にお邪魔してきました。

確かパンを描くのは趣味だったはずなのに、いまや個展やワークショップを開催するまでに充実。いやはや、一年ぐらいでデジタルから水彩への転向。素敵すぎるキャリアチェンジです。素晴らしい。

同時に今回は、新しいお友達との時間共有ができました。先日の某札幌OB会で知り合った彼女は、想像を超えてのちょっとお姉さん世代で、私にまた一人姉ができたな〜って実感(私のことを、かなり若めと思って下さっていたようでこれまた有り難い限り。w)

興味深いことに、しばしドバイに暮らしていた彼女とは、ちょっとした共通点も多くって、そしてグローバルに過ごしてきた人生でもある彼女には、妙に安心して話すこともできるなって。ついつい、想定時間を超えていてびっくり!!(苦笑

出会える人、縁がある人とは必ず出会うことができる。
なんだろう、そろそろ私にとっての引き寄せの法則。いい感じになってきました。

Thursday, October 02, 2014

Wednesday, October 01, 2014

「アバウト・タイム」(2013英)

今日という日を生きる。
それが人生を素敵にするー。

リチャード・カーティスの最後の監督作品。彼がこれまで送り出してくれた作品の流れを組みつつ、特に「ラブ・アクチュアリー」に代表されるあったかいあったかい映画で、最後は涙でいっぱいになりました。

これは父と息子の物語、いや家族の物語だね。家族ものに弱い私は、そのなんともいえないジンワリとした空気感の中で哀しくなったり、幸せな気持ちになったりと忙しい2時間。あああ、もう一回味わいたいなって思う。まさにティムのようにもう一度一日をやりなおしてみたい。w

なんでもない日常が一番幸せだって、なんだかつくづく思う昨今。
大切に生きていきたいって思う。

http://abouttime-movie.jp/

originative

このまま消費されたくないという意識が強くなった時、生産活動をはじめて自身のバランスをとりたくなる。気をつけなければいけないのは、知識を詰め込むだけではなく、きちんと自分から放ってあげること。
新しい月の始まり。きっと素敵な毎日になるってワクワクする。