読み進めていくと、いかにレオナルドがコンプレックスの塊だったのか、なんていう人間味にふれることができます。そして、その怒りにも似たエネルギーが彼の作品へのパワーになったのだとも思う。計算しつくされた構図や、人相学からの学び等、それはいわゆる芸術家(彼はあくまでPainterと書いているけど)の域をこえているように思うだよな〜。だからきっとこの強い強いコンプレックスがパワーの源だったのだろうね。すごい思いで、「音楽や詩と比較して、どうして絵画が下に位置づけされるんだ!!」って叫んでる。コンプレックスでもあり、プライドだったんだろうな。
私もつい最近、自分にとってのプライドを意識することがあって、なんだか考えてしまった。醜い感情であるのはわかっている。でも、それが前に進むパワーであるし、自分を奮い立たせるものでもある。
全編を読むのはキツいけど、彼のパワーは吸収したいな。
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