フランス映画祭に行けず悔しい想いをしたので、昨日はこちらでフランス映画を堪能。
1982年にフランスで公開されたドキュメンタリー映画ですが、あまりにも実験的で詩的な作品でした。日本・西アフリカ・サンフランシスコ等を旅する架空のカメラマンからの手紙を読む女性のナレーションが全編を通して流れます。
興味深かったのは映画の中にでてくる1980年代の日本の映像。昨今のクールジャパンは"アニメやオタク"だらけだけど、なんかここで捉えられている映像がとても昭和チックで"いい"んですよ。哀愁というか人間臭さというか、人の息を感じるというか...。
途中で意識を失いかけたけど(苦笑)、なんだかまったりとしつつも映像美に魅き込まれる作品でした。今月いっぱい、銀座のHERMESで。
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アテネフランセでは、今月末からクリス・マルケル作品の特集上映とトーク、シンポジウムを開催するらしい。行ってみようかな〜。
会場:アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)
会期:2015年7月27日(月)~8月1日(土)
http://www.athenee.net/culturalcent…/program/mar/marker.html
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