Sunday, July 31, 2011

「巴里の恋愛協奏曲」(2003仏)

「目の奥に愛が読み取れればいい」

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ジルベルトの夫は、モテモテの妻を相手にこう歌い上げます。妻は「言葉にしてほしい。愛していると伝えてほしい」と願うものの、夫は言葉にしなくたってわかるだろと持論は曲げない。なんでしょう...若い日本人カップルかしら?なんて思うほど、かわいいやり取りの二人の歌が印象的でした。

というわけで。

おもいっきりのミュージカル映画。観始めるまで、意識してなかったのでガンガン歌いまくる女性達が最初に登場した場面でびっくりしてしまいました。w ストーリーもよくわからないうちに、歌う、歌う...なんて状況に、ちょっぴりだけダレ始めた所から、色々と問題が巻き起こっていくという感じもよかったかな(もちろん、計算ではないだろうけどね。w)

パリ渡航前に、ちょっとだけイメージトレーニング。日本人の代表フランス映画でもある「アメリ」の主演オードレィ・トゥトゥの舌ったらずのフランス語を耳にしながら、ワクワク中。うひょひょ、こんな時間がとっても楽しい!!!

本日のブランチ

今日は、冷蔵庫野菜整理もかねてサーモンとパプリカ、ズッキーニをふんだんにつかったオレキエッテサラダでございます。見た目は悪いけどね...

「ANA+OTTO/アナとオットー」(1998西仏)

明け方の地震ですっかり目が冴えてしまいました。いつも以上に、長くて大きな揺れを感じませんでしたか。

今日のような理由がある眠れない夜以外でも、眠れない日は無理せずに起きちゃうことにしています。そんな時に選ぶのは、ハリウッド系の早い展開の映画ではなくって、穏やかな展開が魅力のヨーロッパ映画。今朝のチョイスは、凛とした冷たい空気の中(北欧)で、出会うべくした出会った二人の悲恋物語。スペインというと、もっともっと情熱的なラテンをイメージしますが、この一本は本当に静かにすすみ、深いところでつながりながらもすれ違う二人を観客は見守ることとなります。

運命の相手ともいえる相手が、思えば両親の再婚によって義理の兄妹となる。昔の大映ドラマ、最近でいうなら韓流ドラマの展開かって感じの脚本ですが、この映画の二人の場合はそれをも「普通に」受け入れ、相手を「そのまま」受け入れ、自分の想いを包んでしまっている感じが、劇的感を取り除きます。ひたすら「静」なんですよね。

二人の偶然ともいえるすれ違い具合を見守りながら、最後の最後には出会えるのではないかと思わせ、そして出会うことができた瞬間の悲劇。朝から観るにはどうよ...と思いつつも、深くて重くて、色々なことを考えさせてくれる映画でございました。

アナとオットー。おすすめです。

Saturday, July 30, 2011

CROESUS

信頼している編集者・Aさんから素敵な夏のギフトが届きました!

「工芸茶」というのだそうです(以下、サイトからの転載)。

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工芸茶は、一つ一つ職人が丹精込めて手作りした芸術品です。
手摘みの一枚一枚の茶葉を手で揉んで、一本の糸のように伸ばします。それを糸で束ね中に漢方効果のあるお花を入れ、包み込むように略円形に整えます。
手をかけて作られた工芸茶は、ガラスのポットにお湯を注ぐと、ゆっくりとその一本一本の茶葉が開き中から色鮮やかなお花が顔をのぞかせます。ゆったりとした時間とドラマティックな演出を楽しめます。
さらにジャスミンの芳香や緑茶の深い味わいも同時に楽しむことができます。
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いや〜、めっちゃ優雅ですよ。これ!
香りや味を堪能した後は、なんとワイングラスにいれて、目で楽しむんですって。視覚と嗅覚と味覚といった3つの感覚をフル稼働する楽しみ。なんて興味深いのでしょう!!想像しただけでもワクワクします。

いつどのタイミングでお披露目しようかなぁ。

本日のブランチ

フレンチトーストなり。まったりや〜。

信州善光寺の「一味」

早朝英語友のCが、どうやら最近「らぶ」な毎日を送っているようです。(^^)

今夜は彼女に、ちょっとお願いごとがあって、仕事帰りに@神保町で待ち合わせ。ビジターのお世話やらなんやらで仕事がのびてしまったので、気づけば20時過ぎになってしまった...待たせてごめんよぉ。。。

てなことで@神保町。

まったくわからない土地柄ながら、ちょっと面白そうだったので二人でふらふらと散策してみてのチョイスは、バールだというのにお座敷のお店。なにやら梅酒やまっこり、焼酎がメニューに並び、枝豆(+ブラックペッパー)がお通しとして登場する辺りで、ここはどこ?っていうバール。あなどれないぞ、神保町!!おもしろーい(笑。

久々のCとの会話もまた面白い...いや嬉しい限り。彼女、本当に今の「らぶ」生活を満喫しているんだな〜って思えるような言葉がいっぱいで、自分でも「のろけさせて〜」なんて言っているあたりがとてもかわゆし。大好きな彼女だから、こんな嬉しい顔してくれると私も嬉しい。

彼のHometownからのお土産として、善光寺の一味をいただきました。
いつもありがとね。

Friday, July 29, 2011

チャリティ・オペラ・コンサート

V社時代からの友人Kちゃんに誘われて「チャリティ・オペラ・コンサート@ミッドタウン」に行ってきました。

昨年はずっとお仕事でオペラづいていたけど、思えばライブは久しぶり。Kちゃんが私を思い出してくれたように出演メンバーの名前には、お世話になった方々も多かったので、なんだか再会気分で嬉しい限りです。


いや〜、しかし。


やっぱり音楽というかクラシックっていいな。第1部のアリアを聴きながら、心が浄化されるってまさしくこういう瞬間だよなと、改めて実感。この1週間は、特にお仕事でけっこう心乱されることが多かったこともあったから、特に心に染み入りました。

樋口さんの「誰も寝てはならぬ」は、昨年のコンサートの一曲。ちょうど1年程前にリハ含めて聴かせていただいたのですが、なんだか今夜はさらに艶っぽくなっていて素敵だった〜。もっと聴きたかった(苦笑。

アンコールは、やっぱりコレ!
http://youtu.be/uYLvusd6aYw

なんて思いを馳せながらの一夜となりました。
Kちゃん、お誘いありがと!


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「チャリティ・オペラ・コンサート」


<出演>

ザ・ジェイド:黒田 博、成田博之、樋口達哉、高野二郎

腰越満美、並河寿美、林 美智子

クリスターレ☆:小沢祐美子、鷲尾麻衣、辛島小恵、平田由希

石野真穂(ピアノ)


<曲目>

第一部 華麗なるオペラ・アリア

プッチーニ作曲 歌劇『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」

プッチーニ作曲 歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」

ビゼー作曲 歌劇『カルメン』より「闘牛士の歌」など


第二部 調和するクロスオーバー

クリスターレ☆「アメイジンク・グレイス」など

ザ・ジェイド「祈り ~You Raise Me Up~」など

Wednesday, July 27, 2011

豚のリエット

第2章にはいったパテ生活

先週末に渾身の作(?)で頑張った「豚のリエット」のその後。自分では今回こそ◎って思って、厳しい採点人に食べてみてもらったところ、どうやら合格点が出たぞぉ〜。わーい、わーい!!!やったーーーーーーっ!!!

今回はね、お肉屋さんから購入してきたベーコンをたっぷりめにつかってみたのです。シェフから教えてもらったように、ハーブを結構効かしつつ、ゆっくりゆっくり煮込んだ後のお肉をフォークでほぐしてみる行程をいれてみたのです。なにげに時間かかってまふ。w

てことで、前回のレシピを忘れぬように記録なり。

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豚肉(ロースの端、またはバラ) 400g
ベーコン    180g
玉ねぎ     1個
ニンニク    3片
オリーブオイル  少々
白ワイン     適量
水      適量

タイム     3本
ローリエ    3枚
黒胡椒    がっつり


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黒胡椒はかなりきかしてみたけど、食べる時にさらにガリガリふって食した方が美味しいかもです。

Tuesday, July 26, 2011

「自立」と「自由」

以前働いていた会社の考え方に「自由」というものがありました。日本ブランチ内では、この「自由」という言葉がなかなか癖もので(個々においては) 「Freedom」という意味で捉えているかのような判断をする人も多く、"違うんだよな〜"なんて悩ましかったものです。本来の創業者が提示していた 「自由」とは、「自立」に近かったのだろうなって思うのだけど。

一方、「自由」であることは「危険性(不安定さ)」を伴います。というよりも「うまくいかないかもしれない」という危険性を背負うこと、受け入れることが「自由」であることなのだと思います。もしそれが嫌なのであれば、限られた選択枠の提示の中で生きるしかないのでしょうね。

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なんてことを仕事の現場では思っているものの、「女性」というキーワードの中において「あなたは自立している」と言われると、なんかちょっと気持ちがわさ わさしてしまう自分ってなんなのでしょうか?(苦笑)"褒めている"といわれてもなんだか素直に聞き入れられない。「私、そんなに強くないぞ」ってどこか言 いたい自分がいるのかしら。四十路に近づいている女が何を言い訳しているのやら、なんてついぞ思った自分。あああ

と思いつつも、やっぱり心にひっかかって「女性の自立」という観点での色々文献探しちゃった。で、見つけたのがコレ。
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『自立』というと、「経済的に独立している」「自分の意見がはっきり言える」「自分で何でも決断できる」・・というようなイメージがあるが、本当の自立は 『人に依存しないこと』つまり、お金でも、心の平安でも、幸せでも、自分にとって必要なものは自分で調達する意志があるという事だと思う。
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前半部分のコメント、痛〜っい。まさにそういう感覚でおりました。苦笑

でもね、でもね。

「自分の幸せは自分で決める」。
うん、私はそういう心構えで生きたいと思います。あらためてそう思ったMiyuなのでした。

Monday, July 25, 2011

「イエスマン」(2009米)

否定コメントの代表格でもある「NO」をやめて、すべて肯定的に「YES」と言い続けたら、そこに新しい世界はあるのでしょうか?

否定というかネガティブな発言は、ネガティブを引き寄せるな〜なんて、ちょっとだけ実感している私。出来る限り、ポジティブな言葉の中で生きたいと思っているし、そういう環境に身を置くように努めていたりする。自らも出来る限り、「ネガ→ポジ」の発想にしたいと思っているし....。

映画としては、前向きな気持ちになれる内容だし、流し観でも充分理解できる映画だから休日モードにはちょうどよし。ジムキャリーはあまりはずさないよね〜。

Sunday, July 24, 2011

「女子校育ち」(辛酸なめ子 著)

久しぶりにタイトル買いしてしまいました。ある意味、ノックアウトです。w

中高時代は、普通に共学(転校だらけだけど)ではあったものの、大学は中高一貫教育の付属校をもつ女子大学出身の私。だからこそ、周囲の環境というか友人に「女子高ならでは」の香りをもつ人いるんだよね〜。とはいえ、長続きしてないというか頻繁に連絡は取り合う仲ではないのだけど...。

女子校という甘美な響き。まー、大学のみのjoinとしては、著者が指摘するような制服含めての恩恵には預かっておりませんが精神的な部分の「女子校」あがり指摘には、ちょっとだけ思い当たることもあったりします。そうなのよ、そうなのよって、何度となく頷けた私って、あれま...意外にしっかりDNA?しっかりマリアの教えを受け継いでいる?思えば、カレーはひき肉だし(←完全に内輪ネタ。爆)なんて、思っちゃったり。くくく

さて、一読しての私の感想。

女子校出身者は、何でも女性だけでできると言い張り、影で支えてくれる男性たちの存在に気づいていない、と著者はいう。私は出来る限り、言い張らずにやってもらいたいタイプではあるけれど、もしかしたらそれは反作用なのかもしれないなんて反省してみます。女子校育ちの魂は五十まで、いや百までです。

「NINE」(2009米)

ストーリーはどうでもいいんだけど(苦笑)、ミュージカル映画と音楽をたっぷり楽しむことができる作品。休日に"ながら観"するには最高だねっ。

とんでもなく豪華な女優陣がすごい。妖艶なベネロペのダンス、ゴージャスオーラ満載なケイト、美しさといえばやっぱりニコールで、ファーギーの歌唱力はやっぱり素晴らしく。これ、BGMとしてサントラかけっぱなしとかでも楽しいかも。

今日のブランチ中に英国ロイヤルバレエの「眠れる森の美女」をかけていたのだけど、「これを観ながら、テクニックがすごいなって思うの?感情表現がすごいなって思うの?こうやって踊りたいなって思うの?」という質問を受けて、絶句した私。考えたことなかった(苦笑)。踊りは踊り、舞台は舞台、歌は歌、パフォーマンスはパフォーマンス。全くそこに「理性」的な判断はなかったな〜。そのまんまを受け入れていたけど、それってきっと自分の生活圏にありすぎるからなのかもしれない。

残念なことに、今回の帰省時はオペラ座シーズンオフ。
舞台みたかったんでけどなぁ...せめて教会のコンサートでもいこうかしら。

燃える思い、向上心

今週のお花「リアトリス」。

キク科のお花だそうです。上から順々に花を咲かせるこの花の花言葉は、「燃える思い」「向上心」。夏のお花です。

Quiche!

今日のブランチ用に、久しぶりにQuicheを作ってみました。

リエット作りに使ったベーコンとほうれん草、常備のスモークサーモンと冷蔵庫にある具材で、朝から下ごしらえ。おっと...生クリームがないな〜と思ったけど、買い物いくのめんどくさい(いや、その前にチャリが壊れている...)から牛乳で代替え。そういえば、こないだテレビ番組で川越シェフが生クリームの変わりに水で味噌をといて使うと風味が似てくるといっていたので、これまたトライ。うしし、どうなるかしら?

200度で15分。さっくり焼けたQuicheはバターリッチで、ちょっとテンションあがる香りがしています。これに簡単なサラダを用意して、オリーブと出来立てリエット、今週のレバーパテで、充分立派なブランチ準備完了...かな?気分的にはこれにワインなんて思うけど、相手はお昼からお仕事だし、スパークリングウォーターとアイスティーで我慢しましょう。

まったりとした日曜朝の開始でございます!

Saturday, July 23, 2011

「杉もと」@飯倉

お気に入りの和食屋さん「杉もと」。

札幌時代からの友人・Kクンが先週めでたく40歳を迎えたので、お祝いとして遊びにいってきました。岩手出身の彼には、大将のセレクトするお魚や山菜がどうにもmeetするらしく、Kクンからのリクエストでもありまして...。

今回も大満足な夜。個人的には、くじらの赤身刺しとハモのあぶり刺し、ホタテとじゅんさいの和食ビシソワーズが気に入りました!やっぱり美味しいな〜っ!!

シャンパーニュ風な発泡日本酒でお祝いをして、すっかりいい気分。
Kクンよ、東京駐在の残り10ヶ月。楽しむんだよぉ〜。

http://www.azabudai-sugimoto.jp/index.html

パテ生活・第2章

周囲が周知するほど、パテ・テリーヌにハマっている昨今。「鶏レバーパテ」のレシピは、ほぼ完成したので、最近は「豚のリエット」作りに勤しんでおります。やっぱりね、鶏さんよりも生臭くなってしまうんですよ、豚さんは...。

そんなこんなでこの数週間の失敗を重ね、どうやら今回はようやく成功したような予感...。むふふ

瓶詰め終了。
さて、明日の朝での出来具合に期待しましょう。わいわい

【備忘録】Metamorphose

生物学でいう「変態」という意味のドイツ語だそうです。ふーん

Friday, July 22, 2011

「パウル・クレー」@東京国立近代美術館

東京国立近代美術館で開催されている「パウル・クレー」展に行ってきました。今月末までだから滑り込みセ〜フっ。

今回の展示手法は、彼自身がどのようなテクニックを使い、新しい表現を模索してきたのかっていうことを知ることができるような内容になっていました。「3次元だった世界に、時間軸という4次元を加えて...」なんて説明書きを読みながら、ひとり頭の中が「???」していたら、ご一緒した数式オタク(ひどい呼び方..w)が「そうそう、それそれ!!」なんて楽しそうにしてる...。うーん、相変わらず見てる観点が違って愉快だわ。(^^;)

アートは面白い。

特に現代アートになればなるほど、ルネサンス期の技法と違って何を感じるかっていうことの方が重要視されてくるので、勝手に感じて、勝手に楽しめばいいってちょっとだけ緩さもある。だから、いろんなこと想像できて、私は動物に見える絵を横で「なんでそうみえるんだ?」って言われる感覚も楽しかったり。もっともっと自由でいられるって、体感できる。楽しいな。

今年はあと何回こんな瞬間を楽しめるだろう。
毎日の小さなワクワクをありがと。

「パウル・クレー おわらないアトリエ」
http://klee.exhn.jp/index.html#time

Thursday, July 21, 2011

「パリの微笑みにありがとう」@ライカ銀座店

久しぶりに「ライカ」のレセプションに行ってきました。しばしご無沙汰していたのだけど、今回のテーマが「パリの微笑みにありがとう」だってこともあって、行きたいって気持ちがムクムクと。まもなく帰省できると思っていも、やっぱりここは押さえておきたいのです。やっぱり私、彼の地が好きなんだな〜。

ポジティブマンとの久しぶりのレセプションは、なんだかたとても楽しゅうございました。彼はパリに一度も行ったことがないのだけど、フランスという空気感をなんとなく理解していて、そんな中で彼のコメントを聞くのはとても興味深かったな〜。違い...いや、別の角度の考えを知るのはとても楽しいって思えるし、同じように「これ好き!」って思っていもまったく違う部分を気に入っていたり。価値観の違いを知るのは楽しみが倍増する。うれしいな。

もうすぐ彼の地へ。。。

Wednesday, July 20, 2011

「優しい嘘と贈り物」(2009米)

この映画の現代は「LOVELY STILL」というそうです。直訳すると...「いつまでも愛している」ってくらいのニュアンスでしょうか?と思うと、やっぱり邦題の「優しい嘘と贈り物」はダメよね〜。映画のストーリーを予測させてしまうもの...。

といいつつ。

とても温かい映画でした。昨今、両親のことを色々考える機会も多いので、余計に思うところもあるのだけど、結末というかなんというか"一瞬の光"の温かさを感じるってやっぱりいいなって思いました。きっと以前だったらそうは思えなかったけれど...。

先日帰省した時に、母が若い頃に義母(私の父方のおばあちゃん)が「話をしていた言葉が今ならわかる」と話してくれたな〜って思い出しました。そう、きっとその年齢にしかわからないことってあるのかもしれないね。だから私もきっと、その現実に直面していないからまだわからないのかもしれない。でも、今の私で想像できることもある。

優しい嘘。あっていいのかと思わせてくれる映画でした。
でも一方で、嘘はイヤだとやっぱり思っている自分もいます。人間って複雑です。

Tuesday, July 19, 2011

「フレンチなしあわせのみつけ方」(2004仏)

来月の心の故郷への帰省を前に、少しずつイメージトレーニングを...(笑)。べたべたのフランス映画を今夜はチョイスしてみました。

家庭もち は「結婚なんてするもんじゃない」と独身貴族に憧れ、独身貴族 は「毎朝たった一人で飲むコーヒーが空しい」と家庭もちに憧れる...。そんなないものねだりの懲りない面々の幸せ探しが、この 「 フレンチなしあわせのみつけ方」の大きなテーマです。隣の芝生、よくある話ではありますが...。

内容はあるようでなくって(苦笑)、でもとってもフランス的でそれはそれでいいのかな、と。目の前...いや今日この瞬間の欲求にここまで素直になれるって羨ましいよね。w

Seize the day.
明日も頑張ろう。

Soeur qui habite en France

Parisに暮らす大好きなAお姉ちゃんと連絡がつきましたっ!!
1年半ぶりの再会です。うれし〜っ!

なんかワクワクしてきたぞ。

Monday, July 18, 2011

「明日の私に着替えたら」(2008米)

まるで"SATC"のようだな〜なんて思ったら、本編はリメイクらしくオリジナルは1939年だったそうな。おっと...それだとSATCの方がマネっこなのか?(苦笑)いや、それだけ女は変わらないということなのか?

女性の友情、仕事、結婚、不倫について語られる本作品。前述のごとく4人の女友達が各々が華やかと言われる仕事を持ちつつ(家政婦さんもいる生活!ありえねーーー!!!)、赤裸裸に自分達のプライベートライフを語るスタイルはSATCのようでした。そんな風に思うと、やっぱり4人の女友達設定。ううむ、バランスがいいのかしら?男2+女1という関係は"ドリカム"バランスとして、もてはやされた時期もあったけど、女友達は4人。2人+2人になれるところがいいのかな〜。3人いれば「姦(かしまし)」と言われるけど、関係を続けるには4人っていうのが本道?ちょっと面白い。

思えば、自分の学生時代から振返ってみると4人という偶数な女友達関係ってなかったな〜。3人とか5人とか一番多くて温泉仲間の7人とか、奇数だったから1余り。その1は?ま、そんなものです。

そういえば、先日元同僚の女子と話をした時、彼女が語る言葉に「私とは違うな〜」なんて感じてしまって、また色々考えてしまいました。人の価値観は違って当たり前だと思っているのだけど、相手から論破しようというか私を変えようという感じで強く言われるとどうにもこうにも冷めてしまう。私はそう思うんだもの、しょうがないし...って思うというか、あなたはあなたらしく生きればいいって思うだけで...。


「What do I want?」

映画の中で、主人公であるメグライアンが生まれ変わります。心を決めた時、女はストレート(ヘア)になる。
元気になれるいい映画だね。

Sunday, July 17, 2011

lesson

熱射病注意報の父向けに、ただいまレシピ開発中。はちみつ入梅が、きっといい仕事してくれるはず。

Saturday, July 16, 2011

長谷night

今夜は、K姉のお家@長谷での「マグナムnight」にお呼ばれいただきました。さっすがD社だよね〜、社販でマグナム購入ですって。かっこいいー(笑)。

Home Partyには何か持っていかなきゃと常日頃思っているものの、さすがに今週は打ち上げprojectでバタバタしていて時間がとれないかもと予想していたので、今週の「レバーパテ」だけは先日増量して生産済。よかった〜、予感的中。一旦起きたものの、昼前に意識不明になっていた私、いい時間やねん。そのうえ、テリーヌ用の食材だけが冷蔵庫へ(汗)。ま、明日か明後日でも作ろうかな...。

Anyway.


回のメンバーは、K姉の同僚ちゃん2人、V社時代の同僚1人、ご近所さん2人、C社時代の後輩1人。入れ替わり、立ち替わり、色々な方とお会いすることができました。鎌倉という空気感なのかK姉のキャラクターなのか、っぱりこういうのいいね〜。なんとなく日本的にではないこの感じ、私、嫌いじゃありません。というか、この緩さがとても好きです。Happyだなぁ。

K姉はとってもお料理上手なので、いつも色々レシピを教えてもらうのだけど、今回はパエリアを学んできました。私も後輩が来た時とかに挑戦したりする一品ながら、さすがに一人だと作れないのですぐに試せないのが残念。でも、つくってみたいーーーー!!!サフランなしでのパエリア。優しいお味で嬉しい限りでした。うおお、試してみたい(笑。

そんなこんなで時間はあっという間に。

昨夜は満月でしたが、今宵も月がとてもキレイです。K姉のお家から見える月は、さらに美しく。海い道ができていて、とっても神秘的。この道を進んだら、何が現れるのでしょうか。いや何を見ることができるのでしょうか。エネルギーに満ちていて、ただただひれ伏すばかりです。

夏のひと時。
こんな穏やかで幸せな時間を与えてくれたK姉。本当に本当にありがとう。

年齢不詳のおかっぱ。

イベント終了後の歓談中。

スタッフに今日が誕生日の方がいたということで、お祝いしようと話をしていて年齢を聞いてビックリ。まじっすか...彼って私と同じ年!?と驚いていたら、さらに横で私以上に驚いているAgencyの3年生。「えーーーーー!?Miyuさんって、彼と同じ年なんですか!!???」 はい、そうですけど何か?(-_-)

「若い」と言われるのもだんだんどうだろうって思う、昨今。3年生の彼曰く、私の振る舞い(行動パターン)は、どうみても実年齢マイナス5年以上らしい。「ほらー、それそれ!」っと、言われるのだけ自覚なし。あああ

年齢不詳。
国籍不詳。

開きなおってやる。

Friday, July 15, 2011

お約束。

長い長い準備期間を経て、ようやく本番でございます。終わるぞ〜っ!!!(苦笑

21時からのライブ中継みてね。
http://space-balloon.net/index.html

納豆餃子

母から送ってもらったマトンさんを羊肉好きの保護者に渡したいと思っていたら、仕事帰りに立ち寄ってくれました。明日は夜中まで(夜から?)仕事だし、(ワイン漬になっているものの)生肉状態だから気になっていたのでよかった・よかった(^.^)

いつもはラムなんだけど、今回はマトン。思えば、子供時代から我が家の「ジンギスカン」はラム焼きだったから、今回母が「大丈夫かしら」と言っていた気持ちもちょっと理解できたりしつつ、保護者はきっと好きだろうな、という私としては確信しつつまずは反応聞いてみたいね〜。w

さて。

仕事帰りでお腹が空いているであろうと思い、これまた母の定番メニューの一つ「納豆餃子」を念のため用意。帰宅してから、自分のつまみ食い分を入れて生産作業。コリアンダとゆず胡椒+αで混ぜ混ぜと...。この頭空っぽになれる時間って、最近の私には大切なんだよね。ふと気がつくと、20枚入りの餃子の皮は全て納豆に包まれていました。納豆4パック。あらま....意外にあっという間やねん。

結果。

一応、食べてみると言ってくれたのでお出ししてみたものの予想通りの反応。「おもしろーーい!」と言われた納豆餃子くん。そりゃそうよね、これは母のオリジナルレシピだもの。「納豆菌いれなきゃ」といいながら、食前とかに半ばおやつ変わりにだしてくれた一品だもの。我が家の定番だけど、きっと他の家庭ではでてこないだろうね〜。でもって、私でしょ?そりゃ「オリジナル」だの「おもしろい」だの言われるわな...(-_-) 、でもパワー料理なんだじょーー。

異文化。ま、そういうことにしてもらおう。

Thursday, July 14, 2011

ニナデジ

久々に再会。

ちょっと嬉しい。ちょっとワクワク。ちょっと期待。

また、何かきっと出来るね。何か新しい世界を見れるね。

ワクワクワクワク。

「ストーリー・セラー」(有川浩 著)

世の中には、物語を「愛する人」と、
物語に「愛された人」がいる。
すなわち、読む側と、書く側。
残念ながら、どちらの人間かを
自分で決めることはできない。

「愛された人」から「愛する人」へ、
心を込めて。

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帯広告に書かれていた言葉にどこか心のひっかかりを覚えて購入。思えば、ストーリーものな小説ジャンルを手にしたのは久しぶりです。

この本のストーリーの主役である「書く側=小説家」から見える世界と「読む側=夫」から見える世界。補完しあいながらの二人の関係は常にとても穏やかであり、しんみりもしている。そして継続している。なんだろう、二人でつくりあげているってこういう関係なんだろうなって思ったりもしました。どちらの判断基準の中にも相手がいて、いるからこそ立ち上がることができて、感謝し合える。なんだか理想やな〜。

子供時代から「相手の立場や気持ちになって行動しなさい」と幾度となく母に言われながら成長なぞしてみましたが、どうやらこれって普通じゃないんだね、ってことを最近知りました。「こんなこと言ったら傷つけちゃうな〜」とか「これ、率先してやったら嫌だろうからこっそりやっておこうかな〜」とか、自然に考えるものだという前提は、単なる思い込みらしい...って、マジですか?!

とても幸せなことに、私のまわりは共にいる相手のことを尊重してくれる人が多いから感謝。
人って難しいんだね。
なんだか最近、色々考えます。

Wednesday, July 13, 2011

Chez Olivier@市ヶ谷

前職時代の先輩と、安定感あるフレンチを楽しめるレストラン「Clhez Olivier」でランチにいってきました。前回の約束を30分前に急にキャンセルしてしまったので、お詫びもあってのお店セレクト。なんていいつつ、会社周辺だとやっぱりここが一番美味しいんだよね〜。

思えば退職してから一度も会ってなかったので、1年半ぶりの再会。仕事関係としては、ある意味微妙な存在(苦笑)だった相手なので、これまた色々思うところはあるものの、こうして全くのプライベートであればそれはそれで楽しめる自分を面白く思ってしまいました(あくまで自分視点!?)。彼女からも、私のプライベートtalkに「なんだか相変わらずでうれしー」とか言われてしまうし、あらら...私やっぱり「私」ですか?

終わったからこそ始められる人間関係もある。離れたからこそ、自由になれる関係もある。

私みたいな人間でよければ、ぜひまたご一緒しましょう。

Tuesday, July 12, 2011

fromageな夜+α

札幌から戻った今夜は、お楽しみnight.

Aちゃんのパリ土産のfromageに、"
Le Nombre d'Or Sable Blanc des Blancs"という白葡萄×3種類という珍しいシャンパーニュを合わせて楽しもうプランでございました。うふふ

東京に戻ってから、ちょっと事務作業的な仕事を済ませていざチャリージョ出動。今夜は、札幌からの母からの手みやげ以外はまったくノー作業な私。すべて振る舞っていただいちゃった。ごめんなしゃい。きゃ〜...といいつつ、やっぱりちょっと嬉しいもの。こういう時間をもたせてもらっていることだけで奇跡なのに、なんだかんだと準備してくださっているのが嬉しい。感謝だなー。

さて。


今夜は、私もお気に入りの定番メニューのワッカモレに加えて、サーモン+オレンジ&リンゴバターソースを作っていただきました。ノルウェーサーモンがめっちゃ主張しつつのとてもいいお味で、当人はなんだか不満だったようだけど、私はとっても満足。美味しかったな〜。思えば、初の魚料理だぜ。わいわい

食後のfromageは、それがメインでも全然OKなくらいの状態で本当に美味しかった。Aちゃん本当にありがとう。そして今夜の為に、いちぢく&はちみつを用意してくれて、本当にありがとう。

こんな始まりの一週間。
きっと私、頑張れます!!

Sunday, July 10, 2011

韓流スター!?

久しぶりの帰省。先月はちょっとバタバタしていて戻ってこれなかったから、髪も伸びてしまった・・・いやん(><)

さて、帰省時のお楽しみ。到着早々に毎度おなじみシェフに「遊びにいくよ~っ」って電話したら「久しぶりじゃないですかっ!」なんて快く迎え入れてもらいました~っ。今回は異母姉妹といわれるSちゃんと5月に15年ぶりの再会を果たしたS(東京で会ったときに、偶然にもここに来たいと言っていた)と3人ふじっこ会を開催。シェフにも呆れられる何時に何人くるのかわからない予約のまま集合して(苦笑)、延々とおしゃべりをし、気づくとてっぺん・・・。きゃーーーーーっ

引き続きのMyブームのテリーヌづくりは続いているわけで、今回もシェフから「白身魚のテリーヌ」レシピを教わってきました。これでムースづくりもこれでなんとかクリアできそうだじょーーー。

さぁ~て、いつ作ってみようかな~。鴨さんのグリルもまだ未完だし、しばし休日は引きこもりそうです。成功したら、ぜひご賞味あれ。

しかし、それっていつになる??w

Thursday, July 07, 2011

子供という存在。

子供は偉大だ。なによりシンプルな存在。

コワイものを尋ねたとしても、本当に自分自身の判断で社会的な天秤もなし。本当に素直で、生きたいように振る舞っていて、今の私にとっては自由で羨ましい。そして、見習いたくなる。

だからこそ、彼らは先生なのです。

素直な心、失いたくないな。

Wednesday, July 06, 2011

ネパール料理@新大久保

「パダン料理を食べにいこう」とT叔父さまからの連絡が...。ええと、なんだそれ?と思って、ググってみたらどうやらインドネシア料理らしい。そうして手で食べる料理らしく、辛いらしい。うーんと、うーんと、そりゃもちろんいくでしょ?というわけで、昨夜は「辛いもの好きだけど、苦手なんだ」と豪語するにーさんと共に新大久保へ。ワクワクタイムでございました。

なーんて言いつつ、実は直前で「ネパール料理」へ変更。同じく@新大久保だしね。パダンは次回のお楽しみってことに。だってー、アルコールないっていう噂だったんだものぉ〜。この暑さ、やっぱりビール飲みたいよね(笑。

さて。

ネパールビールは、お水がキレイだからなのかとてもクリアで美味しかったです。でも、なにより私が気に入ったのが、「モモ」という小龍包。カレー風味がなんとも興味深かったんだけど、ソースが美味しかった。作り方を聞いたところ、トマトベースで隠し味は胡麻らしい。面白いな〜。

いっぱいおしゃべりして、あっという間に夜はふけ。最近おなじみ、はしごのごとく、ネパールからアイリッシュへ移動。すっかり酔いました。

次回はパキスタンです!

Sunday, July 03, 2011

ガスパッチョ♪

夏バテ警報がピッコンピッコン鳴っとります。かなり身体がダルイです。。。7月始まったばかりだというのに、私大丈夫なの...!?

そんな今夜は、簡単かつ夏といえばのメニューでエネルギー補給系を選択。先日、後輩ちゃんが手みやげしてくれたフルーツトマトもふんだんにあるので「ガスパチョ」を作ってみました。日曜日だし、これから誰にもあわないし、がんがんガーリック効かせたで〜、パワー満載やで〜(苦笑)。

でもって、メインとしてこれまた冷凍保存がけっこう微妙なチキンさんと最後のホワイトアスパラをローズマリーで蒸し焼き。アクセントにカイエンチリペッパーと隅塩を使ってみました。食欲ない時にはこういう香り系アクセント、重要だね。

さ、スパークリングでも空けちゃお。ガスパチョだから、ブリュット系のカヴァがいいかな〜。
日曜はまだまだ続きまふ。

アナログ娘のお気に入り。

デジタルな会社に勤務していながらも、私はいつになってもどこにいってもアナログ娘。

常に持参している(会社電話)TAB子さんの使い方もいまいちしっくり来てなかったこともあり、ここは潔くいこうと先週からチョイスした愛用中の一品をご紹介しませう。めっちゃアナログ満載でかわいいでひょ?(笑

某人からは「TABが食われている!」と言われちゃいましたが、そんなことかまいまへん。ブルートゥースなんてこじゃれたものは私にはあいません。やっぱり「黒電話のような受話器」ですよ。でも、ちょっとおしゃれに紫色。うひひ、これなら長電話だってできるぞー!!

Saturday, July 02, 2011

「ゲンスブールと女たち」(2011仏米)

年末に春公開を知ってからずっと楽しみにしていた「ゲンスブール」nightに行ってきました。Bunkamura が半年閉館するらしいので、今回に限っては遅れちゃいかんと滑り込み。やけに女子率が高いな〜と思っていたら、なんと映画デーでもあったらしくほぼ館内はフルフルでございました。

さて、楽しみにしていた映画の感想。


うーーん、個人的にはちょっと未消化。"隣の人"は終わるなりに30点と言っていたけど(苦笑)、男の人の感覚でもそういうものか。。。

女性との関係性については、今も相手がまだ生存しているから意識しているのかなって思うくらい心理的な踏み込みが足りないな〜って思ったかな〜。魅かれあい、つながりあった二人には、きっと「刺激を与えあう」なんらかのものがあったはずだろうけど、ちょっと表面的なところで作られていたような。。。どこか不細工な容姿のトラウマにだけフォーカスされていて、これまた残念。もっともっと、彼の創作活動への葛藤とか、ずっとぬぐい去れなかった孤独感とか、そういう部分のアーティストな視点で観たかったな〜。うーん、うーん...。

とはいえ、映画の作り込みはとってもフランス的。彼の内面として描かれるアニメーションとの融合加減もとてもフランスっぽかった。うーん、もう一歩。。。

紅茶のロールケーキ!?

以前にも書いたかもしれないけれど、私はよく(食べ物限定な)頂きものをしますが、今夜はまた不思議経験。

これまた参加していて謎よねと思っていた会の帰路に乗車したタクシーで運転手さんから「ロールケーキ」を頂きました(爆)。なんでも、私達の前に乗車したお客様が「もう必要なくなったから」といって、置いていった一品だとか...。「もしお嫌いじゃなければ、おかしなものが入っていないことは保証しますので(なにせ僕がお客様を待って、ケーキ屋の前で見ていた)、どうぞ」と渡されたケーキbox。確かに人生色々あるけど、これはやっぱりあまりないシチュエーションよね〜???(笑

私、そんなに「食べさせてあげなきゃ」or「食いしん坊」って顔しているのかな〜?