雨の日にはブラームスがよく似合う。
久しぶりのPygmalionの主役はチェロ。楽曲はブラームスの"チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38"が選ばれていました。
チェロが歌い始める第1主題は、穏やかながらもどこか寂しげで、情感のこもった旋律が奏でられます。その後、この主題は変化を加えてピアノに受け継がれ、チェロの方も次第に激しさをましていきながら寄り添っていくメロディはなんとも心地がよいものです(←な〜んてちょっと語ってみたくなる余韻に浸り中...w)。
奏者はまだまだ若手ですが、ブラームス好きだというのがとっても感じられる演奏で素晴らしかったです。若手が活躍するこの企画がこれから継続されることを期待します。
http://www.chanel-ginza.com/nexushall/
Sunday, February 21, 2016
Saturday, February 20, 2016
「Les Leicas de Doisneau」@Leica Gallery Tokyo
京都とほぼ同時開催となるロベール・ドアノーの写真展。昨夜、銀座で開催されたレセプションにお邪魔してきました。
ドアノー氏の言葉の中で、私にとってとても印象的なものがあります。"僕は自画像しか撮れない"、つまり彼は感情移入した時しかシャッターを押せなかったんだそうです。ひょー、かっこええな〜。昨今のデジタル文化、多くのフォトグラファーも多分にシャッターを切っていることを考えるとこの言葉はとっても重たい。
そんなことを思いながら作品を見ていると、ここに表現されている全てが彼が切りとった彼の自画像=彼の顔なんてことがコネクトしてしまって、妙に色々考えてしまいました。写真の切りとり具合ってその人自身を知るエッセンスに溢れていてやっぱりいい。むふふ
****
この溢れんばかりの豊かさを提供してくれる世界で自分を見失わないために、私が生み出したゲームの規則がユーモアと慎みだ。
それは、超えてはならない境界を私に示してくれる。
-ロベール・ドアノー
ドアノー氏の言葉の中で、私にとってとても印象的なものがあります。"僕は自画像しか撮れない"、つまり彼は感情移入した時しかシャッターを押せなかったんだそうです。ひょー、かっこええな〜。昨今のデジタル文化、多くのフォトグラファーも多分にシャッターを切っていることを考えるとこの言葉はとっても重たい。
そんなことを思いながら作品を見ていると、ここに表現されている全てが彼が切りとった彼の自画像=彼の顔なんてことがコネクトしてしまって、妙に色々考えてしまいました。写真の切りとり具合ってその人自身を知るエッセンスに溢れていてやっぱりいい。むふふ
****
この溢れんばかりの豊かさを提供してくれる世界で自分を見失わないために、私が生み出したゲームの規則がユーモアと慎みだ。
それは、超えてはならない境界を私に示してくれる。
-ロベール・ドアノー
Friday, February 12, 2016
Bean to bar chocolate 〜Salon de Miyu Valentine special〜
”Valentineは毎年手作りchocoを作っています”という方も、それって実は市販チョコを溶かして固めているじゃないでしょうか?いやいや、それは本気(マジ)なチョコ作りではありません!今年はもう一歩踏み込んで、カカオ豆から手作りチョコレート作ってみましょう〜、なんてテーマで開催させていただきました。
本日昼夜の2部開催でしたが、昼はお子様も来ていただいて楽しい時間に。チョコがどうやって出来ているのか、ちょっとだけお勉強しながらも作業に没頭。楽しんでいただけて嬉しい限りです。こういう子供たちの姿、なんだかいいな。ふふ
また企画しま〜す♪
◆本日のカカオ:インドネシア、タンザニア、トリニダードトバゴ
Wednesday, February 10, 2016
「東京アートミーティングⅥ "TOKYO"-見えない都市を見せる」
14日で閉幕になってしまうので「オノ・ヨーコ|私の窓から」と合わせて訪問してきました。理解できないことがいっぱいで、頭が壊れた〜っ!!(爆爆爆)
現代アートっていつも自分にとってのチャレンジなのだけど、今回のはちょっとハードル高かったなぁ〜。オノ・ヨーコさんのNY時代の作品のフィルムとか後頭部殴られた感じだったし(苦笑。
ってことで、蜷川実花ちゃんのお部屋でほっとする私。らぶり〜な仕上がりでちょっと満足。w
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/TAM6-tokyo.html…
現代アートっていつも自分にとってのチャレンジなのだけど、今回のはちょっとハードル高かったなぁ〜。オノ・ヨーコさんのNY時代の作品のフィルムとか後頭部殴られた感じだったし(苦笑。
ってことで、蜷川実花ちゃんのお部屋でほっとする私。らぶり〜な仕上がりでちょっと満足。w
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/TAM6-tokyo.html…
Thursday, February 04, 2016
記憶に残る人
忘れられない記憶がある、忘れられない人がいる。彼はそういう人。
自分勝手な人で、なんど血を吐きそうな程の喧嘩をしただろう。香港と日本を往復しながら、なんどこれっきりにしようと思ったことだろう。後にも先にもきっとこれだけ縁があって、だけど離れなきゃいけない相性の人っていないのかもしれない。
今回もまた突然現れて、本当自分勝手なことをいってる。呆れてものも言えなくなるけど、きっと彼の中の今は十分本気なんだろうね。あああ、めんどくさい人。
もはや季節ものとしか思えない。きっと春が来るころにはまたどこかいっちゃうんだろうね。
自分勝手な人で、なんど血を吐きそうな程の喧嘩をしただろう。香港と日本を往復しながら、なんどこれっきりにしようと思ったことだろう。後にも先にもきっとこれだけ縁があって、だけど離れなきゃいけない相性の人っていないのかもしれない。
今回もまた突然現れて、本当自分勝手なことをいってる。呆れてものも言えなくなるけど、きっと彼の中の今は十分本気なんだろうね。あああ、めんどくさい人。
もはや季節ものとしか思えない。きっと春が来るころにはまたどこかいっちゃうんだろうね。
Saturday, January 16, 2016
rue commerçante(商店街)
いつもお世話になっている魚屋のお母さん。今日は手作り塩辛をオマケしてくれました(やった〜!)。妹さんが30年前に手編みでプレゼントしてくれたお帽子が寒いこの時期に手離せないのよ、なんてキュートな話です。かわゆし。
毎日必要なものを対面で出来るだけその日に買いたい派な私はめちゃ商店街好き。そんな私にとってお母さんは芝の母でもあり、いつも美味しい食べ方を呆れながら調理法を教えてくれる師匠。だから近くにスーパーはあるけど、私はやっぱりこだわりたい。
お母さん、今年も元気に〝いい加減、魚のことを覚えなさいよ〜〟って叱ってね。私は江戸な魚はわかりませんからっ!!(笑)
毎日必要なものを対面で出来るだけその日に買いたい派な私はめちゃ商店街好き。そんな私にとってお母さんは芝の母でもあり、いつも美味しい食べ方を呆れながら調理法を教えてくれる師匠。だから近くにスーパーはあるけど、私はやっぱりこだわりたい。
お母さん、今年も元気に〝いい加減、魚のことを覚えなさいよ〜〟って叱ってね。私は江戸な魚はわかりませんからっ!!(笑)
Thursday, January 14, 2016
"フェルメールとレンブラント〜17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち"
21世紀の現在でもオランダ人気質というと"質素で現実主義"なんて言われますが(あくまでも日本人の勤勉、お辞儀、眼鏡みたいなステレオタイプ話です)、やっぱりアートってそういった国民気質がいまだにしっかり出てるんだよな〜ってしみじみ思う。
今回、日本にやってきている作品が描かれていた17世紀。オランダはプロテスタントへの移行によって宗教画が減った結果としてよりリアルな世界への追求がすすみ、結果として世俗的なものや風景画を好んで描くようになったのだってことが展示を観ながらも理解するのは容易(だからフェルメールなんて人がいる)。だけど一方でイタリアではこの頃まだ宗教画まっさかりでキリストや聖人たちに金の輪っかを描いているんだよな〜って(いつも呟いていますが、俺ってカッコいいだろ的ポーズをとっているキリストとか)思ったりすると、ほーら某イタリアオヤジ的な媒体とか頭を過るのです。なんかカワイイよね(苦笑。
***
さて今回の展覧会。
オランダ美術の特徴を非常に理解しやすく風景画や静物画、肖像画ジャンルをほぼ網羅していました。写実性やシンボル描写を確認できる作品も多く、展覧会タイトルはさておき十分楽しめる内容だと思います。とはいえ、個人的に気になった2点。
①作品リスト配布がない(HPからDLしろだそうです。だけどスマホを観ながらだと注意されます)
②(これは勝手な意見ながら)作品説明が何気に"ポイントってそこか?"っていうのが多かったこと。ま、自分の解釈との違いを楽しむっていうのもそれはまたそれで面白いものってことで。
本日始まったばかりです。是非足をお運びあれ。
http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/tokyo/
今回、日本にやってきている作品が描かれていた17世紀。オランダはプロテスタントへの移行によって宗教画が減った結果としてよりリアルな世界への追求がすすみ、結果として世俗的なものや風景画を好んで描くようになったのだってことが展示を観ながらも理解するのは容易(だからフェルメールなんて人がいる)。だけど一方でイタリアではこの頃まだ宗教画まっさかりでキリストや聖人たちに金の輪っかを描いているんだよな〜って(いつも呟いていますが、俺ってカッコいいだろ的ポーズをとっているキリストとか)思ったりすると、ほーら某イタリアオヤジ的な媒体とか頭を過るのです。なんかカワイイよね(苦笑。
***
さて今回の展覧会。
オランダ美術の特徴を非常に理解しやすく風景画や静物画、肖像画ジャンルをほぼ網羅していました。写実性やシンボル描写を確認できる作品も多く、展覧会タイトルはさておき十分楽しめる内容だと思います。とはいえ、個人的に気になった2点。
①作品リスト配布がない(HPからDLしろだそうです。だけどスマホを観ながらだと注意されます)
②(これは勝手な意見ながら)作品説明が何気に"ポイントってそこか?"っていうのが多かったこと。ま、自分の解釈との違いを楽しむっていうのもそれはまたそれで面白いものってことで。
本日始まったばかりです。是非足をお運びあれ。
http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/tokyo/
Saturday, January 09, 2016
Le voyage suivant va vous rencontrer;
30代を目前にした転勤後、言葉通りの朝から晩まで仕事ばかりだった私に新しい世界を見せてくれたきっかけは貴方でした。
自分にとって未開の地であったアフリカ大陸や言語について興味をもたせてくれたのは貴方でした。私の世界を開いたくれたのはあの駅のあの偶然の出会った貴方でした。大好きな祖母を亡くしたあの日、言葉をかけ包んでくれたのは貴方でした。
あの後、米国に旅だった貴方と最後に会ってからもう10年。今年、そんな貴方に会いにいきます。きっと今なのだと思う。きっと会わなきゃいけない時なのだと思う。
#幼馴染
自分にとって未開の地であったアフリカ大陸や言語について興味をもたせてくれたのは貴方でした。私の世界を開いたくれたのはあの駅のあの偶然の出会った貴方でした。大好きな祖母を亡くしたあの日、言葉をかけ包んでくれたのは貴方でした。
あの後、米国に旅だった貴方と最後に会ってからもう10年。今年、そんな貴方に会いにいきます。きっと今なのだと思う。きっと会わなきゃいけない時なのだと思う。
#幼馴染
Wednesday, January 06, 2016
Mindfulness
大好きなartの世界と心理が結びついた一冊。秋からどっぷりつかった"Caspar David Friedrich"が登場していて、運命かと思った。きっと今これを手に取るべき時だったんだね。
著者は臨床心理の立場で多くの著書を出しているアンドレ氏。今回この本を閲読しながら、art分野との連携でこんな本を出版できることにとても驚きました。やっぱりartって欧米や欧州では教養のひとつであって自分の傍にあるんだな〜。そしてその分野からのart解釈の仕方がとっても面白い。そういう見方もできるんだって...。
国や文化によって自己評価の尊重のしかたは違っていて、自己紹介で英国人はアメリカンに対して「自慢話」だと非難し、逆にアメリカンは「偽善的」と非難してきました。フランスのストラスブールでは成功や自分について話さないのが美徳であって、マルセイユでは「ほらを吹く」ことが認められている。そう、自己評価の許容のしかたはそれぞれの国で違っていて、長短と文化性を知らなきゃって思うんですよね。だから故、感じ方もそう。文化が違えば全く違う解釈が産まれるんです。
この本からは、artを切口に心理を読み解きつつ仏教の世界を再認しました。呼吸。未だに自分のものにできていません。今年の課題。
著者は臨床心理の立場で多くの著書を出しているアンドレ氏。今回この本を閲読しながら、art分野との連携でこんな本を出版できることにとても驚きました。やっぱりartって欧米や欧州では教養のひとつであって自分の傍にあるんだな〜。そしてその分野からのart解釈の仕方がとっても面白い。そういう見方もできるんだって...。
国や文化によって自己評価の尊重のしかたは違っていて、自己紹介で英国人はアメリカンに対して「自慢話」だと非難し、逆にアメリカンは「偽善的」と非難してきました。フランスのストラスブールでは成功や自分について話さないのが美徳であって、マルセイユでは「ほらを吹く」ことが認められている。そう、自己評価の許容のしかたはそれぞれの国で違っていて、長短と文化性を知らなきゃって思うんですよね。だから故、感じ方もそう。文化が違えば全く違う解釈が産まれるんです。
この本からは、artを切口に心理を読み解きつつ仏教の世界を再認しました。呼吸。未だに自分のものにできていません。今年の課題。
Monday, January 04, 2016
Je crois en moi(自分を信じて)
2016年。風邪っぴきで年末年始を言葉通りの"寝正月"を過ごした私ですが、ようやく本日より稼動開始です。そして今年のスタートとなった場所がこの"写真館"、思わず背筋が伸びました。
取材や旅先で一番に仲良くなれる媒介の一つは"写真を撮る"行程。不思議なものです、隠し撮りとか不躾なものではない限り、人はカメラを向けると笑顔になるもの、心もにっこりします。だから私は写真を撮ることが好き。その人がどんな世界を観ているかを知ることができるから、写真を観ることも好き。そしてそれを共有したり、観ながら会話することも好き。めっちゃ日本人なのかもしれません。
さて2016年はどんな人たちとそんな時間を共有できるのでしょうか。笑顔な1シーンを切る撮ることができるのでしょう。今年も素敵な出会いを楽しみにしたいと思います。過去でも未来でもなく、"今"の五感を信じて。
with all my love,
Miyu
取材や旅先で一番に仲良くなれる媒介の一つは"写真を撮る"行程。不思議なものです、隠し撮りとか不躾なものではない限り、人はカメラを向けると笑顔になるもの、心もにっこりします。だから私は写真を撮ることが好き。その人がどんな世界を観ているかを知ることができるから、写真を観ることも好き。そしてそれを共有したり、観ながら会話することも好き。めっちゃ日本人なのかもしれません。
さて2016年はどんな人たちとそんな時間を共有できるのでしょうか。笑顔な1シーンを切る撮ることができるのでしょう。今年も素敵な出会いを楽しみにしたいと思います。過去でも未来でもなく、"今"の五感を信じて。
with all my love,
Miyu
Sunday, December 27, 2015
反省文
自分のアホさ加減が嫌になることがある。
人はそれを"お人好し"と呼ぶけれど、私はきっと成長がないというか懲りないというか、それでもやっぱり信じていたいってところがあるのだと思う。
昨夜かつて一番の理解者だと思い時間を共にした友とのやりとりに心が折れてしまいました。自分の言葉が足りないのかもしれないけれど、同じ日本語を話しているというのに一方通行というか、伝わらないことに対して本当に哀しくなってしまう時間だった。ああ、止めておけば良かったと何度も思ったけれど、どんどん崩壊でしかない方向。やっぱり今ではなかったのかもしれないね。
来年はこんなことないように....
人はそれを"お人好し"と呼ぶけれど、私はきっと成長がないというか懲りないというか、それでもやっぱり信じていたいってところがあるのだと思う。
昨夜かつて一番の理解者だと思い時間を共にした友とのやりとりに心が折れてしまいました。自分の言葉が足りないのかもしれないけれど、同じ日本語を話しているというのに一方通行というか、伝わらないことに対して本当に哀しくなってしまう時間だった。ああ、止めておけば良かったと何度も思ったけれど、どんどん崩壊でしかない方向。やっぱり今ではなかったのかもしれないね。
来年はこんなことないように....
Friday, December 25, 2015
bref voyage 〜HAZU〜
ご縁あってお邪魔してきました湯谷温泉。若女将&まめくん、ご一緒してくれたKちゃん、本当に楽しい時間をありがとうっ!
自然溢れる中、想像以上に
とってもゆっくり過ごさせていただいて、予定外のハプニング(苦笑)すら大いに楽しむことが出来ました。今度はもっとゆっくり遊びにいきたいな。やっぱり8連泊コースかしら?www
若女将頑張ってます!皆さんも是非訪れてみて。とってもいいところだよぉ〜。
http://www.hazu.co.jp/
自然溢れる中、想像以上に
とってもゆっくり過ごさせていただいて、予定外のハプニング(苦笑)すら大いに楽しむことが出来ました。今度はもっとゆっくり遊びにいきたいな。やっぱり8連泊コースかしら?www
若女将頑張ってます!皆さんも是非訪れてみて。とってもいいところだよぉ〜。
http://www.hazu.co.jp/
Thursday, December 24, 2015
"アートとスキャンダル"
Londonで人気だった6回講座を90分要約で受けてきました。さすがにつめっつめで息継ぎできない程だったけど、内容が濃くて興味深し。
ベースとなるコンセプトは「知っているアート作品を視点をどこまで変えることができるか」。そういう意味ではスキャンダルっていっても幅広い内容でもあって、既存概念から脱却したアーティストたちへの歩み寄りっていう観点もあるかもな〜、と。
英ケンブリッジ大学のフィッツウィリアム美術館がミケランジェロの作品である可能性が高いとの分析結果を発表したブロンズ像の話、Marcel Duchampの「泉」(男性便器に偽名サインをいれて発表)が20世紀のアート業界に与えた影響、Damien Hiestがコンセプト提示をして作らせている作品はアートと呼べるのか議論、ロダンに影響を与えたカミーユ・クローデルの再発見、男前だった女流画家たち etc...。アートを様々な角度で切りとっていくって、人生を切りとることにも近しいな、と改めて感じました。
今年はいつも以上にアートと向き合うことが多かった一年だったけれど、今回のセミナーは2015年最後にふさわしいものでした。Mie先生、来年もよろしくお願い致しますっ!
ベースとなるコンセプトは「知っているアート作品を視点をどこまで変えることができるか」。そういう意味ではスキャンダルっていっても幅広い内容でもあって、既存概念から脱却したアーティストたちへの歩み寄りっていう観点もあるかもな〜、と。
英ケンブリッジ大学のフィッツウィリアム美術館がミケランジェロの作品である可能性が高いとの分析結果を発表したブロンズ像の話、Marcel Duchampの「泉」(男性便器に偽名サインをいれて発表)が20世紀のアート業界に与えた影響、Damien Hiestがコンセプト提示をして作らせている作品はアートと呼べるのか議論、ロダンに影響を与えたカミーユ・クローデルの再発見、男前だった女流画家たち etc...。アートを様々な角度で切りとっていくって、人生を切りとることにも近しいな、と改めて感じました。
今年はいつも以上にアートと向き合うことが多かった一年だったけれど、今回のセミナーは2015年最後にふさわしいものでした。Mie先生、来年もよろしくお願い致しますっ!
Tuesday, December 22, 2015
Kバレエ〈くるみ割り人形〉
12月に"くるみ割り人形"を観るというのは、バレエファンにとっては年末行事のひとつ。それも今年はどのカンパニーで観ようか、なんて選ぶというのも楽しい時間。てことで、今年は帰国したばかりの中村祥子さんが踊るというのでKを選択、行ってまいりました〜っ♪
いや〜、コールドがめっちゃ美しかった!!一幕の雪とか泣きたくなること素晴らしくて日本のカンパニーもここまで魅せることができるんだな〜って感動しました。その昔、こけら落としを観た頃のことをふと思い出したりして、団員も増えて本当成熟してきたんだな〜、なんてもはや親心?(苦笑
演出や解釈もとてもわかりやすかったし、バレエビギナーにもきっと入り込みやすい気がします。あと数日だけど、もしお時間あればいってみて〜♪
いや〜、コールドがめっちゃ美しかった!!一幕の雪とか泣きたくなること素晴らしくて日本のカンパニーもここまで魅せることができるんだな〜って感動しました。その昔、こけら落としを観た頃のことをふと思い出したりして、団員も増えて本当成熟してきたんだな〜、なんてもはや親心?(苦笑
演出や解釈もとてもわかりやすかったし、バレエビギナーにもきっと入り込みやすい気がします。あと数日だけど、もしお時間あればいってみて〜♪
Monday, December 21, 2015
シルヴィ・ギエム <ライフ・イン・プログレス>
すいません...泣きました。ご一緒してくれた友人にバレてないと思いますが、拍手しながら涙こぼれました。本当に本当に最期なんだなぁ、彼女のダンスを観ることができるのはって、妙な実感の日。
彼女の舞台を初めて目にしたのは、まだヌレエフが生きている頃、彼女がエトワールに任命された直後でした。その後に"国家遺産喪失"と言われた電撃移籍し、ロイヤルゲストプリンシパルとして北海道公演リハで所属スタジオに来た姿、忘れられません。心底、そこにいるだけで神でした(彼女が使ったバーに誰よりも先に足をのせたこともう隠しません!!)。同時期に、函館までおっかけして楽屋裏でお話ができたこと、20代後半にガルニエで偶然にも"ジゼル"公演を観ることができたこと(ギエムにとっても移籍後に初めての奇跡公演)、思い返せば思い返す程、その奇跡の時間にいれたことに感謝したい。私にとってギエムはバレエ人生の象徴でした。
そして今後、忘れられない日になるであろう2015/12/20。私がこの眼で最期に彼女の踊る姿を観ることができた作品は、マッツ・エックの「BYE」でした。彼女はどうしてこれを最期選んだんだろう。言葉通りかもしれないと思いつつも、他にも意図があったのだろうかと考えざるを得ません。だって、この作品は初演された翌年10月に東京で行なわれた震災チャリティガラでも彼女は踊っていたのだから。
帰宅して、彼女の作品をDVDで観ながら...号泣。端から見るとやばい奴ですが、それくらい人生の区切りとなる人でした。知らない人も知ってほしい。シルヴィ・ギエムって、今の時代を共に生きていること自体、奇跡とも言える人なのだから。
彼女の舞台を初めて目にしたのは、まだヌレエフが生きている頃、彼女がエトワールに任命された直後でした。その後に"国家遺産喪失"と言われた電撃移籍し、ロイヤルゲストプリンシパルとして北海道公演リハで所属スタジオに来た姿、忘れられません。心底、そこにいるだけで神でした(彼女が使ったバーに誰よりも先に足をのせたこともう隠しません!!)。同時期に、函館までおっかけして楽屋裏でお話ができたこと、20代後半にガルニエで偶然にも"ジゼル"公演を観ることができたこと(ギエムにとっても移籍後に初めての奇跡公演)、思い返せば思い返す程、その奇跡の時間にいれたことに感謝したい。私にとってギエムはバレエ人生の象徴でした。
そして今後、忘れられない日になるであろう2015/12/20。私がこの眼で最期に彼女の踊る姿を観ることができた作品は、マッツ・エックの「BYE」でした。彼女はどうしてこれを最期選んだんだろう。言葉通りかもしれないと思いつつも、他にも意図があったのだろうかと考えざるを得ません。だって、この作品は初演された翌年10月に東京で行なわれた震災チャリティガラでも彼女は踊っていたのだから。
帰宅して、彼女の作品をDVDで観ながら...号泣。端から見るとやばい奴ですが、それくらい人生の区切りとなる人でした。知らない人も知ってほしい。シルヴィ・ギエムって、今の時代を共に生きていること自体、奇跡とも言える人なのだから。
Friday, December 18, 2015
"肉筆浮世絵- 美の競艶"
"春画展"を観に行った時も思ったけれど、日本が誇るべきアート作品が、実は海外へおぞましい数流出していることに驚きます。今回の展示も日本美術収集家のロジャー・ウェストン氏の個人所蔵(なんと1000点!)からのもの。観た事ない作品ばかりで、眼から鱗。描かれている遊女の着物の柄とか髪の毛の質感とか、とても美しくて見入ってしまいました。
幕末以降の作品群になると、いっきに現代を感じるものが多く、構図も漫画調になったり興味深いです。初公開の「一休禅師地獄太夫図」は個人的にも複雑な感想をもった一方で、11月に観に行った村上隆氏の五百羅漢図(https://goo.gl/rbge3x)をなんとなく思い出しました。日本人の死生観なのでしょうか。
http://weston.exhn.jp/index.html
幕末以降の作品群になると、いっきに現代を感じるものが多く、構図も漫画調になったり興味深いです。初公開の「一休禅師地獄太夫図」は個人的にも複雑な感想をもった一方で、11月に観に行った村上隆氏の五百羅漢図(https://goo.gl/rbge3x)をなんとなく思い出しました。日本人の死生観なのでしょうか。
http://weston.exhn.jp/index.html
Sunday, December 13, 2015
couronne de Noël
季節ごとにリースを飾る習慣がようやく一巡となるWinterバージョン。
昨夜は某密室に籠って作業×作業×作業、ついに完成しました〜っ!!本日以降、ビストロに来店いただく方にはもれなくこの子はお出迎え致します。
ちなみに、クリスマスリースの意味ってご存知ですか?抗菌作用のある常緑樹を玄関に飾って魔除や豊作を祈るっていう願いから発祥しているんですって。日本でいうならしめ縄ってことですかね(だからシーズンが被るのかも)。ヒイラギの木はキリストの受難、赤い実は彼の血、飾りで使う白は純潔、金や銀はベツレヘムの星(=富、豊かさ)を意味しているのだそうです。
いやはや毎度ながらお勉強になります。Koukoさん、いつも素敵な刺激と学びをありがとうっ!私の玄関も喜んでくれてます。
昨夜は某密室に籠って作業×作業×作業、ついに完成しました〜っ!!本日以降、ビストロに来店いただく方にはもれなくこの子はお出迎え致します。
ちなみに、クリスマスリースの意味ってご存知ですか?抗菌作用のある常緑樹を玄関に飾って魔除や豊作を祈るっていう願いから発祥しているんですって。日本でいうならしめ縄ってことですかね(だからシーズンが被るのかも)。ヒイラギの木はキリストの受難、赤い実は彼の血、飾りで使う白は純潔、金や銀はベツレヘムの星(=富、豊かさ)を意味しているのだそうです。
いやはや毎度ながらお勉強になります。Koukoさん、いつも素敵な刺激と学びをありがとうっ!私の玄関も喜んでくれてます。
Thursday, December 10, 2015
「芸能人本気バレエ!密着200日…白鳥の湖を踊りたい!SP」
すごい刺激になった。めずらしくHD予約なんてした上に、白鳥が観たくなって最近DVD三昧。たぶんね...アホなくらいバレエすきなんだよね、私。
この番組に対するソーシャルコメントを観ると、先生が云々的なものが多いんだけど(ドタキャンモデルネタはさておき)、どっぷり世界にいた私としては現役の荒井さん含めての真摯な対応ってなによりも羨ましいし、さらにいえば前田さんの愛ある厳しさを受けることができるってほんっとに羨ましかった。叱ってほしい。www
当然なんですよ、あの厳しさって。言ってもらえるってのは愛だから。最近の学校ではおそらくないのかもしれないけれど、お金をいただく(それもお客さまに)っていう背景がある中での指導なんだから当然なんだと思う。だからこそ、悔しくてもガンバれるんだもの。なんて考えるとさー、哲也くんがいっていたように団員たちの気持ちもわかるんだよね、彼女たちにレッスン受けることができるなんて、本当にすごいことなんですよ。確かに芸能人としてあそこまで頑張った彼女たちはスゴイ。踊りもとてもよくなった。だけど、団員たちはこれから先もずーーーっと続くのだからね、企画じゃないんだから終わりがないのだもの。
すでに私が舞台にたっていた頃というか現役だった頃から時代は様変わりしていて、今やプロとして活躍してくれていたメンバーすら引退の時期になっていて、昔を語るのがダメなのかもしれないけれど、やっぱりプロはすごいんですよ。だからね、この番組はよくできていたと思う一方で、やっぱり頑張った芸能人にフォーカスだけしてほしくないなって思う。すごいよ、だけど企画だもん。
なんてブツブツ思っていたら、やっぱりプロの踊りを観たくなった。
今月は2本、いってきます。www
https://youtu.be/yrxm5ZLn74g
この番組に対するソーシャルコメントを観ると、先生が云々的なものが多いんだけど(ドタキャンモデルネタはさておき)、どっぷり世界にいた私としては現役の荒井さん含めての真摯な対応ってなによりも羨ましいし、さらにいえば前田さんの愛ある厳しさを受けることができるってほんっとに羨ましかった。叱ってほしい。www
当然なんですよ、あの厳しさって。言ってもらえるってのは愛だから。最近の学校ではおそらくないのかもしれないけれど、お金をいただく(それもお客さまに)っていう背景がある中での指導なんだから当然なんだと思う。だからこそ、悔しくてもガンバれるんだもの。なんて考えるとさー、哲也くんがいっていたように団員たちの気持ちもわかるんだよね、彼女たちにレッスン受けることができるなんて、本当にすごいことなんですよ。確かに芸能人としてあそこまで頑張った彼女たちはスゴイ。踊りもとてもよくなった。だけど、団員たちはこれから先もずーーーっと続くのだからね、企画じゃないんだから終わりがないのだもの。
すでに私が舞台にたっていた頃というか現役だった頃から時代は様変わりしていて、今やプロとして活躍してくれていたメンバーすら引退の時期になっていて、昔を語るのがダメなのかもしれないけれど、やっぱりプロはすごいんですよ。だからね、この番組はよくできていたと思う一方で、やっぱり頑張った芸能人にフォーカスだけしてほしくないなって思う。すごいよ、だけど企画だもん。
なんてブツブツ思っていたら、やっぱりプロの踊りを観たくなった。
今月は2本、いってきます。www
https://youtu.be/yrxm5ZLn74g
Tuesday, December 08, 2015
a vie(命)
産まれたばかりの小さな手にしっかりと握られた未来を意識する時、人は雄弁になります。一方で、握りたくても握ることができない相手の温かさだけを認識した時、人は言葉を失います。
動物に限らず、植物の生命も然り。だけど美しさが一番素敵なことなのでしょうか?年を重ねることって苦しいことだけなのでしょうか?
今、美しき花を目の前にして何故か哀しくなる。私は信じたい。短くても美しい、枯れそうなその瞬間が一番美しいのだということを。苦しいんじゃない、尊いだけ。
「花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき(by 林芙美子)」
動物に限らず、植物の生命も然り。だけど美しさが一番素敵なことなのでしょうか?年を重ねることって苦しいことだけなのでしょうか?
今、美しき花を目の前にして何故か哀しくなる。私は信じたい。短くても美しい、枯れそうなその瞬間が一番美しいのだということを。苦しいんじゃない、尊いだけ。
「花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき(by 林芙美子)」
Monday, December 07, 2015
牡蠣祭り
Ne pas manger d'huitres les mois sans "R"(Rの付かない月には牡蠣を食べるな)と言ったのはルイ15世。当時は輸送手段にトラブルも多かったから食中毒を懸念してということだったみたい。個人的にはいまだに気になってあまり夏は食べないんだけどね(笑。
そんな中、我慢を重ねてシーズン到来した牡蠣をたんまり食べたくて、お家で牡蠣祭を週末開催しました。お取り寄せした殻付牡蠣、止められませんがな...。美味しすぎ、安価すぎ。w
古いお友達、新しいお友達がつどって交流しての楽しい時間。本当に素晴らしい。
シーズン中に再開催予定。ご希望の方は一報あれ。
そんな中、我慢を重ねてシーズン到来した牡蠣をたんまり食べたくて、お家で牡蠣祭を週末開催しました。お取り寄せした殻付牡蠣、止められませんがな...。美味しすぎ、安価すぎ。w
古いお友達、新しいお友達がつどって交流しての楽しい時間。本当に素晴らしい。
シーズン中に再開催予定。ご希望の方は一報あれ。
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