産まれたばかりの小さな手にしっかりと握られた未来を意識する時、人は雄弁になります。一方で、握りたくても握ることができない相手の温かさだけを認識した時、人は言葉を失います。
動物に限らず、植物の生命も然り。だけど美しさが一番素敵なことなのでしょうか?年を重ねることって苦しいことだけなのでしょうか?
今、美しき花を目の前にして何故か哀しくなる。私は信じたい。短くても美しい、枯れそうなその瞬間が一番美しいのだということを。苦しいんじゃない、尊いだけ。
「花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき(by 林芙美子)」
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