Saturday, October 10, 2015

「SHUNGA 春画展」

週刊文春編集長が「春画」を3点掲載したことによって、"編集上の配慮を欠いた"と3ヶ月の休養対応となったことが昨夜報道されました。個人的には「なんで?」って純粋に思ったものの、一般的にはどんな印象なのでしょうか。

「春画」。国内ではデリケートな扱いを受け過ぎて、もっと公にされてもいいと思うのにそうなっていないart作品ですが、なんと今、永青文庫でたっぷり楽しむことができます。私もようやく足を運ぶことが出来ましたが、いや〜、面白かったというか笑いました。さすが"笑い絵"と呼ばれていた分野でもあります。つっこみどころ満載過ぎて、黙ってみるのは楽しくない。ついついご一緒した友人と話ながらの鑑賞。やっぱり多数で見るのが楽しい、というか江戸時代まではそうやって楽しんだ絵画だそうです。なんだろう...めんどくさいことは抜きにそのまんま楽しめばいいんだって、展示室を一つ見終わったくらいには思っちゃいます。だってだって、説明抜きに面白いんだもん。

たっぷり楽しんで、最後に訪れる「物販コーナー」。これがまた、スゴイですよ。こんなコーナーみたことないというか、よくできていてこれまた最後の一押しで楽しめます。ベッドカバーやTシャツ、座布団、トランクス...いやはや拝みたくなるほどウィットに富んでます。これ考えたツール担当者、楽しかっただろうなー。

さて、そんなこんなで最初のつぶやき。どうして3ヶ月休養対応なのだろう?やはり春画は現代の日本においても秘め事であるべきなのか?

皆さま、是非ご自分の眼で確認して判断くださいまし。
http://www.eiseibunko.com/shunga/

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