主人公である”佃”の言葉や振る舞いが、特に後半になるにつれ、どうにも昨今、私の周辺にいる社長と重なってならない(苦笑)。設定年齢が40代後半だというから、ちょっとだけ某氏は”佃”よりも若いけれど、なんとなくの仕事や部下、社会に対する熱さがそれを感じさせるのでしょうか。そんな意味においては、活字を見ながら映像をみている気分。WOWさんがかつてドラマにしているのは知っているけど、いやいやキャスティングは私の方がきっと完璧です(笑。
てことで、「半沢直樹」で昨年一代風靡された著者の過去本。なにげに「バブル入社組シリーズ(→半沢の原作)」よりも、私はこちらの作品の方が夢あって、元気がでて好きでした。”正義”って言うのは簡単だけど、なかなか実行することができないのが常でもある世の中。脇を固める人物たちが、迷いながらも己の心と葛藤しながらも自分にとっての”正義”を見つけて行く姿って、やっぱりなんかいいものです。
今年のお正月もそろそろ終了。新たな気持ちでの仕事を視野にいれつつ、今年のチャレンジを考えなければなと思う。そう、しばし私はきっと自分の人生頑張ってこなかったから、少し心と脳みそが緩んでいると自覚して、努力しなければいけない。
過去との決別。現在へのコミットメント。私も作品の登場人物のように、仕事を楽しめる自分に戻らなきゃ、ね。
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