他者の自由意志を認めよ。
それにより怒りは消え、自分が穏やかでいられる。
(by ジョン・キム)
人の価値観は様々。日々生活していれば言っていることとか行動とか理解できない人と出会うことも多いし、理不尽なこととか、人を不快にさせる言い方をする人とか、探すこともなく常に発生するといっても過言ではありません。
でも、どうでしょう。
年を重ねるにつれて「ま、それもしょうがない。相手は相手だし」なんて早い段階で切り替えていたりするのも確か。そんなイライラしたって、相手は変わらないしっていう実感からくる学びなのかな。瞬間湯沸かし器のごとく「いらっ」とするのも早いけど、あっという間に冷める。なんて私って、燃費の悪い人なんでしょうか(笑。
そういえば「相手と意見が合わないとき、どうしますか?」なんて聞かれた時、私はいつも「ああ、この人はケニア人なんだ、って思います」(別に、差別ではないです。汗)と返事しているので、笑われたり、それってどういう意味ですかなんて言われることが多かったりします。
この返答の理由は単純。自分にとって遠い国であって、でも名前くらいはイメージできるアフリカの国のひとつケニアの方とは、価値観とか言葉とか全然違うから自分の理屈は通らないだろうなって最初っから諦めて接しているってこと。だから相手がわかっているなんて変な期待もしないし、その違いを楽しんじゃえって気分で向き合っているってことなのです。得てして「理解してもらえない」不満は、相手が私のことを理解しているべきといった概念からスタートするもの。だったら、いっそのところ、そのハードルを取っ払っちゃえばいいのになってところから、それが例え日本人でも切り替えるようにする。これまた、きっと学びだね。w
最近ちょっとばかり、ケニアなタイプの人がいるのでイライラしてしまったのだけど、キム先生の本を読みながらそうよねって再び思い返すことができました。
今、出会うべき本だったんだね。
ありがとうございます。
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