Sunday, September 01, 2019

「Dilili à Paris(ディリリとパリの時間旅行)」

実写とアニメーションのコラボ映像という初めてみる表現の美しさに胸が踊る一方で、性差別・人種差別・貧困問題というメッセージの強さに心が震えました。

世紀末を舞台に、モネやルノワール、ロートレックといった画家からパスツール、キュリー夫人などの科学者、エッフェル、プルースト、ドビュッシー、エマ・カルヴェ、サラ・ベルナールなど当時のパリで活躍していた著名人多数出演。「これはあの人だよね」なんて答え合わせしながら楽しみつつも、実は自分が想像していた以上に提示される社会問題が現代に(フランの今に限らず世界的にね)通じるものがあるんだな〜、なんてend rollを見ながら考え込んでしまいました(そもそも、主人公のディリリがパリ博で"展示"されていたところから物語は始まるしね...。実際そういう歴史があったらしいもんね。信じられない)。
世紀末のパリのなんとも言えないアンニュイとした空気感やそこで活躍する人たちにディリリと一緒に出会いながら(そこらへんの感じは「ミッドナイト・イン・パリ」に通じる)、ちょっとした脳内旅行。多様性を受け入れる心や誰かが誰かを虐げる構造に問題提起をした上で、エンターテイメントとしてもハッピーエンドに結ぶべく虐げられた人たちに手を差し伸べた終わり方を描くミシェル・オスロお爺ちゃん監督。素晴らしいです。
ただね、最後の最後のディリリの表情が気になったの。もし観た方、これから観た方でもいいからこの最後のカットの会話しましょー。
パリ好き、アート好き、歴史好き、社会問題への興味を持っている方には是非。まだ始まったばかりです。
オフィシャルサイト:https://child-film.com/dilili/

Sunday, August 11, 2019

art de vivre: 「カラヴァッジォ展」@北海道近代美術館

そんなことってあるんかい⁈ 

まさかの作品到着遅延で8枚来日出来てないのだそうな。しかも2枚がカラヴァッジォ‼︎ まじかー😭 しかもイタリア出発前らしくもう無理だろ、だって彼らはバケーション中、、、苦笑。まぁ、次の帰省に到着してることを期待しましょう。。。 

さて展覧会。いやはや色々な意味で面白かった。秀悦なのは、ヤマザキマリさんのイラストで作品横で語られるカラヴァッジォの吹き出しコメント。笑いが止まらないです、、、めちゃめちゃなキャラ設定の台詞がすごすぎ。初めてこんなん観ました。。。 作品としては、個人蔵が多いから見応えあり。特にマグダラのマリアや、珍しい静物画とか興味深かったな。2年前にローマで出会ったバッカスに地元で再会出来たのも最高な気分。よく札幌まで来てくれました!!

なんだかんだ言ってもこれだけ彼の作品を集めたのは素晴らしいです、ああ未着の2枚が悔やまれる😢 弾け気分で顔ハメパネルでメデューサなって、来月帰省までに届いてることを祈りたいと思います。会期は10月14日まで。是非札幌へ。 http://m-caravaggio.jp/

Sunday, May 12, 2019

art de vivre: Gustav Klimt(グスタフ・クリムト)

ウィーン世紀末美術を代表する画家といえば、クリムトかエゴン・シーレではないでしょうか。個人的には、金箔画家として売れっ子だったクリムトの影で苦悩していたシーレの方が心惹かれたりする(というか友達になりたい)のですが、上野で開催中の「クリムト展(https://klimt2019.jp/)がヤバい」と何気に耳に入ってきたので、金曜夜の延長観覧に行ってきました。 

クリムトは生涯独身を貫きましたが、子供が14人いると言われています(爆爆爆)。そのほとんどがモデルとなった相手との子。ムンクもそうですが、世紀末を生きた画家はなにやらこういうプロフィールの画家多いですよね。モテない訳ではないし今でいうとイケメンなのだろうけど、結婚には向かない。でも女性への愛が溢れている。まー、いわゆるめんどくせー奴が多かったようです。時代背景もあるということは理解してあえて言ってみますが。。。 

今回の展覧会。日本初公開の大作も来日しているということもあって、想像以上に夜だというのに混んでいました。クリムトのこと日本人、意外に好きだよね。それはやっぱり日本の影響(琳派とか)を多大に受けているってことに起因するのかな。確かに空間の作り方とか「風神雷神図屏風とかイメージできるよね。今回の展示ではそんな紹介もされていて、その影響はこんなところに出てますよ的な説明も。結構丁寧な展示だと思いました。  

とはいえ、おそらくの目玉はベートーベンシリーズ(https://www.youtube.com/watch?v=8-Wi-00cDXQ&feature=youtu.be)の再現。実施の映像紹介が2箇所あって、その後に気づかないくらいちーさく(なんで??)に第九が会場に流れていました。ええと、、、せっかくならもっとガッツん流してくれてよ、、、と感じた時に、ふと思い出したのは昨年12月にParisで体験した光と映像のコラボ。そうなのよ、再現というか新しいアートにまで昇華するならここまで期待したくなる。なーんて、勝手なリクエストですが。。。💦 

さてさて、最後に秀悦なのは、グッズコーナーでした。金箔を駆使したものやデザインに特化したものなど、気を許すと散財しそうな予感がするくらい制作関係者のノリノリ具合を感じます。財布と相談しつつようやくそこをスルーした時に見つけたのがガチャガチャ(500円/日本オリジナル)!!あああ、やっちまった。だってすごくない???11パターンある中でベートーベンシリーズの中にいる一人の女神、、、、当てちまいました。これ、絶対やってください。 今回の展覧会、東京は7/10まで。楽しんでぇ!!! 

[展覧会名] クリムト展 ウィーンと日本 1900 
[会 期] 2019年4月23日(火)〜 7月10日(水) 
[開室時間] 午前9時30分~午後5時30分 ※金曜日は午後8時まで(入室は閉室の30分前まで) 
[会 場] 東京都美術館 企画展示室 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36

Wednesday, September 12, 2018

art de vivire: 「モネ それからの100年 -MONET'S LEGACY 」

新しいアプローチで旧来の画家を再発見するのはとってもワクワクします。モネに影響を受けた画家はとても多いと言われるけれど、この展覧会で紹介されていた作品はhommage(尊敬や敬意)の域を超えていて、何だろう...私にとって新しすぎて(世界の現代アーティストの展示がそもそも多かった)知り得ていない表現にドキドキしました。だから、すごくすごく面白かった〜(この企画のキュレーター誰なんだろう?)。
その中でもとても気になったのが、Louis Caneというフランスのアーティスト。空気に色彩を与えた人。めちゃめちゃ素晴らしかった。残念ながら2次元の世界ではこの素敵さが伝わらないので動画を探してみた(あ、結局2次元だ...)。いや、写真よりは少しだけわかるかも。www
もちろん私もモネは好き。テレビ放映の影響で朝から大行列だったと嘆く皆さまの意見もわかる。見に来たくなる人の気持ちもわかる。でもね、実は今回の見所はモネ自体ではなくて、そこから派生した”空き空き”エリアの方々だったのだって私は思うわけです。だからモネぇぇ〜って見てたら勿体無い。「人がいないエリアを狙え!!」な展覧会でございました!!
会期は9月24日まで。お急ぎくださいませ。
***
会期:2018年7月14日(土)〜9月24日(月・休)
開館時間:午前10時〜午後6時
会場:横浜美術館
https://monet2018yokohama.jp/

Friday, September 07, 2018

認知症(dementia)

「認知症サポーター養成講座」を受講してきた。誰にでも起きうる脳の病気ではあるけれど、それがいわゆる加齢によるボケや痴呆と同一視されてしまい、悲しい思いをしている方が多いことは否めない(その逆も然り)。自分の両親含め、だんだんとそのような年齢や状況にある方と接する機会も多い昨今、良い学びになった。
話を聴きながら、一番合点がいったのは「認知症の人は、自分が何をしたかは覚えていないが、その時、嫌な気持ちになった、怒鳴られたといった感情は覚えている」ということ。例えばゴミの分別を間違えてご近所からクレームをもらったとする。そうするとゴミの分別が悪かった、ということは覚えていないけれど、クレームを言われた時に怖かった、悲しかった、という感情だけが記憶化されるということだ。同じように、道に迷ってしまっていたところを誰かに助けてもらって家に連れて来てもらったとする。その場合、道に迷ったという事実は忘れてしまうけれど、優しくしてもらった、一緒におしゃべりをして楽しかった、という感情は残るということ。これは、年齢を重ねた人、病にかかっている人にも共通する傾向であると思う。事実ではなく、人には感情が残るということ。子供のいじめもそうだね。
区のボランティア仲間からお誘いいただいて受講する機会をいただきましが、これからの時代みんながサポーターであるといいな、と思う。ましてや昨日のような大きな地震が起きた時など、周囲の理解や助けが一番重要だものね。
http://www.caravanmate.com/

Friday, August 31, 2018

art de vivre; Impressionists in London - French Artists in Exile 1870-1904 -

昨夜はMie先生の夏最後の講義。テーマは"Brexit"をアート視点からというもの。来年3月のことなんだもんなぁ...。あの投票が2016年の6月の出来事だったと思い返すと早いなぁと思う反面、直前になっている今、日本ではあまり話題になってもいないってのも確か。EC諸国ではどうなんだろう。
そして全く知らなかったこと、普仏戦争でParisが多大なる被害を受ける戦場となっていたこと。それによって多くのアーティストがLondonに逃亡していたということ、しかもNo Visaで...これって今の時代にEU脱退を決めたことによって「移民や難民を受け入れたくないんだろ?」って叩かれているイギリスって国を改めて考えるとどうなんだろ?受け入れた歴史ある...よね?
そしてその難民となって30代の時にイギリスに受け入れてもらっていたモネ。だからモネは晩年にあんなにウエストミンスターを描いていたんだーっとか、始めたわかった。60歳すぎたおじいちゃんだもの...そりゃ懐古的になるよな。
大規模な展覧会は大体5年くらい前に計画するので、そういう意味ではこの展覧会を企画した段階で、よもやイギリスがEUを離脱するなんて誰も思っていなかっただろう。そういう勘とかセンスとか、テートモダンって奴はやっぱりすごいんだと思う。そんなことを改めて教わった昨日の時間。ああ、やっぱりアートは面白い。
https://www.tate.org.uk/…/ey-exhibition-impressionists-lond…

Saturday, August 18, 2018

art de vivre ; ブリューゲル展

東京で見逃してしまったので、早起きして芸森まで参りました。個人蔵のオンパレードで100点以上、もしかしたら私が生きてる間にもうこんなにブリューゲル一家をまとめて観れる機会なんてないんじゃないんだろうか。パパブリューゲルが亡くなって450年だというし、記念的に頑張ったのかな。ともあれ見応え感、満足感が凄まじいです。
北方ルネサンスどっぷりの150年間にも及ぶブリューゲルブランドの栄華ともいうのでしょうか、真反対なイタリア人とのコラボやらお花や昆虫に傾倒したり、北方らしく皮肉や理屈めいていたり細かな世界が面白かった。ゆっくり観れて札幌で訪れて正解でした。
さぁ、屋外美術館の彫刻観ながら散歩しようと。
https://artpark.or.jp/tenrankai-event/brueghel/

Thursday, August 16, 2018

art de vivre; 「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」

大学で建築を学ぶ学生は、まず日本の歴史について勉強するのだそうです。他の工学部系学科、例えば理工だったり電気だったりシステム工学だったりといった学生は、歴史ではなく未来や"今"にフォーカスするんだって。
今回は"建築な友"に説明をしてもらいながらこの展覧会を観ることができたので、建築にとって歴史や気候、文化がいかに大切なものであるのか、そしてどれだけ哲学的な思想の中で自然と向き合うものであるのかなど、その技術的な説明のサポートを受けながら色々考えることができました。いやー、本当興味深かった。
西洋建築と日本建築は何が違うのか、技術なのか表現なのか、閉鎖なのか浸透なのか。最近ちょうど日本人というのはビジュアル表現ではなく、言葉の表現に長けていたのかなぁなんて漠と考えいたのだけど、展覧会を回りながら、いや違うぞ、立体表現だったのか?とかも悶々と考えてみた。結論こそはでないけど、歴史に紐づいているってことは十分理解した。うん、面白い。
さて結構ながい期間でやっていた展示ですが、いよいよ会期は来月17日まで、1ヶ月となりました。ご興味ある方はぜひ。展示会場はゆったりしているから、見易いです。
日程:2018年4月25日〜9月17日
https://www.mori.art.museum/…/japaninarchitecture/index.html

Friday, August 10, 2018

art de vivre: 風俗画を見ながら、なぜ漫画とアニメが日本の代名詞になったのか考えてみた。

西洋美術史をたどって行くと、東インド会社設立などによってめちゃめちゃバブっていた17世紀のオランダで好んで描かれていた絵画ジャンル。掘り続けてみることによって世にも愉快で奥深い世界に導かれます。はい、毎度私が茶化しております北方ルネサンスな方々です。w
昨夜は春に訪れたオランダで会ってきたそんな風俗画をテーマに帰国中の先生のclassを受けてきました(脱線ながら先生と「あの時のホワイトアスパラ美味しかったねー」とか話し込んじゃったりして...苦笑)
毎度思うのですが、風俗画ってボケーっと見ているだけで面白いんですよね。描かれている謎を発見する喜びとでもいうのでしょうか。自国の名産品を入れたり、俺金もってんだぜ的にさりげなく調度品やら建築物を自慢しちゃったり、カルバン派プロテスタントであるが故の"女性とは"的な説教垂れメッセージを入れ込んだり、本当めんどくさい。だけど嘘がない。21世紀を生きている現代の私たちにとってもああああああああ、って思うことが実はいっぱい共有できてるってすごくないですか?
クソ高い家具の上にこれまたクソ高いツボとか乗せちゃってるとかってさ〜、地震もないしオランダ人でかいもんなーとか思うわけですよ。家具一つ見ても、何せごつくてでかいの作っているんだけど、細かな掘りの技巧とかは凄まじかったり高価な黒石とか使っちゃってるんだよね(ちなみにこれが、イタリア行くと技術というよりカラフルになるし、フランス行くとブルボン朝なキラキラ光る取手とかになる)。
そんなことを思いながらもう少しだけ考えてみると、当時のオランダ人にとって絵画は"メディア"であって、時空を超えて自分たちの生活を私たちに知らせてくれているのかもしれないな、と思う。自己表現とでもいうのかな。同じ西洋でもイタリアやフランスもそれもあるかもだけど、家具の例から推察するしかないというか....そもそもこの17世紀になってもイタリアでは宗教画を描いて頭に輪っか乗せてるし、実のところはわからないよね。だって、残ってないんだもん。じゃあ、日本人は?
日本にとっては、西洋のようなビジュアルの世界ではなくて、言葉の世界が表現方法だったのかもしれない。俳句や短歌といったものは、海外にはない文化であり、素晴らしい表現方法であり、そこには生活や四季がある。だけど世界的には全くをもってメジャー級ではないのはなぜか。だって言語文化が違うんだもんね。だからビジュアル重視で彼らにとって理解しやすかった「漫画やアニメ=日本の代名詞」と捕らえやすかったのかもなんて。考えすぎかしら?

Saturday, July 28, 2018

art de vivre: 「ミケランジェロと理想の身体」

ルネサンスの巨匠、ミケランジェロ。スペイン内戦で破壊されたものの修復が昨今成功した作品と併せて、2点の彫刻が今回来日中でございます。正直、これはたまらなくすごいことなのだけど、展覧会的としては地味...ではあるかもしれない。どちらかというと、国内で彼の作品はヴァチカンにある"最後の晩餐"や"システィーナの天井画"といった色彩豊かなものの方が有名だもんね。
とはいいつつ、本人も晩年言い残したように生涯彫刻家であり続けた彼は本当に天才。表現方法をどんどん変化していたという意味では、後世におけるピカソ(彼は画家だけど)と一緒だね。
22歳作品"ピエタ(ヴァチカン)"は大理石ということを忘れてしまう技能と生々しすぎる美しさで正直怖いくらい。その一方で息絶える6日前まで手を入れていたといわれている"ロンダニーニのピエタ(ミラノ)"はあらゆる方向に堀跡が見えるし、観客として向き合っていてもどこか人間臭くホッとする気がしました。そこには彼の苦悩があったのでしょうか?それとも掘りながら、神に近く何かが見えたのでしょうか。
今回の展覧会。アポロとヨハネの展示があります。どちらも初対面の作品でしたが、個人的にはアポロの前では動けなくなりました。説明できないんだけど、目が離せないって感じ。これ...引っ越し公開ではなく、現地で観たかった(苦笑。
さて、お伝えしたように正直そこまで混んでません(来訪者の滞在時間が短いのかもしれない)。だからゆっくり観ることができますよ。開催は9月24日までです、オススメなので是非。
(*写真二つは、現地に訪れた時のもので今回は来日してません。悪しからず....)
http://michelangelo2018.jp/index.html

Saturday, July 21, 2018

art de vivre: 「ルーヴル美術館展 肖像芸術——人は人をどう表現してきたか」

日本人は"ルーブル美術館"が好きだ。毎年なんだかんだと必ず都内のどこかで"ルーブル展"が開催されているってことで、個人的に勝手にそう思っていたりする。実際、展覧会は平日夜だというのに大混雑だし...。ぶぶぶ
が、しかし。今回のルーブル展はいつもの印象派ばかりの展示と切り口が異なっていて、個人的には興味深かったというのが観に行った最初の印象。肖像芸術、かなりマニアックなテーマでほぼほぼ彫刻やらマスクがメイン、絵画はあまり来日しておりません。実際にルーブルに行ってもほとんど観光客は絵画の方にばかり足を向けているので、ガラガラな古代エジプトやギリシャ、彫刻部門に力を入れて持ってきたんだな、と逆に関心してしまいました。w

そういう意味においては、テーマに則ってあの広いルーブルをグルーっと見ることなくサクッと見ることができる縮小版といった形だったので週末夜にちょうどいい感じの展示でございました。
ご興味あれば是非。9/3までです。
http://www.ntv.co.jp/louvre2018/




Wednesday, July 18, 2018

art de vivre; AVEC ELLE-彼女と。

体験型展覧会と聞いて、早々に足を運んでみた。勝手に3月にN.Yで体験した「Sleep no more(https://youtu.be/k12NZLh_Xvg)」的なものを期待していたけれど、やっぱりそこまで突き抜けてはいなかった(そりゃそうか。笑)というのが正直な感想。とはいえ、日本国内で体験かつ実は本シーズンの新作発表を兼ねているという仕掛けを行ったのはとても興味深かったです。やっぱりluxuryブランドの余裕だよねぇ(羨ましい...ムムム)。
さて、この展覧会期は30日まで、しかも今日から第3期 (7/25-7/30) の予約が開始となっていることもあって、あまりネタバレ的なことを書くのは避けておきますが、ファッション好きだったり映像制作とかに興味ある方は是非足をお運びくださいませ。舞台裏を覗き見できるし、ワクワクしますよ。
〈国立新美術館 企画展示室2E〉
7月11日~30日。10時~18時、金曜・土曜~21時。火曜休。無料。予約制(予約は特設サイトにて受付中)。
主催:エルメス、国立新美術館
https://hermesavecelle.maisonhermes.jp/

Thursday, December 14, 2017

art de vivire: Renaissanceとは何だったのか?

LondonからM先生から帰国しているので、久しぶりのupdate. 今夜はナショナルギャラリーで開催中の「Leonard, Michelangelo, Raphael around 1500(https://goo.gl/8mjgoi)」をテーマにクラスを受けてきました。
その中で目から鱗だったのが、"聖母子像"の解釈。「ダヴィンチコード」であれだけ有名になった「岩窟の聖母」の着目点をヨハネに添えられていたと思っていたマリアの右手に注目するだけで、見えて来る世界が180度変わりました。やばい、もうそこにしか目がいかない...💦
第一関節がね、よーく見たら折れているんですよ。掴んでるんですよ、マリアの右手がヨハネの体を。すげーなー、物語がそこにあるのだね。わかっているけど、近づけたくないんだよね、母なるマリアは。。。
ダヴィンチに影響をうけたラファエロ、同じくストーリーを紡いだミケランジェロ。やっぱり三代巨匠ってすごいわ...今の時代にいない...こんな人たち。そして、できることなら彼らが出会っていたであろう1500年のフィレンツェにタイムマシンに乗って行ってみたいなぁ。。。

Wednesday, February 15, 2017

“femme-homme”(女男)


80年代の米映画「Tootsie」の話題から、30年後の現代の日本に根付いている「男性社会(特に職場環境)」についての議論となった。生き抜く為に、女は男性社会でどう生きるべきなのか、女都知事やら女社長やら、女部長やら...なんで女だけ「女○○」になるのか、一部報道にあるように某汐留案件にハラスメント的要素はあったのか、芸能界を突如引退した某女優に課せらていた事務所の意向は我慢すべきものだったのか、etc...

話をしながら彼らの主張に納得できることもありつつ、一方でそうなのかな〜?と思うことも多数。私はバブルを生きたお姉さま方の下の世代なので、まーったく「男に負けない!」的な発想をもっていないし、そもそも性差はあって然りだと思っているし、男社会は確かにあるとは思うけどそこに合わせようなんてちーっとも思ってなかったし(爆爆爆)。

さらにいえば、かつて仏語を勉強した時にほぼ職業に関しての単語が男性名詞だらけだったから"たまには女性名詞のある職業はないのかよ"と思ってたな〜、とか(だって、私の職業は○○ですって言う時、男性名詞つかうのよ。そりゃないでしょ〜ぉ?ww)。

まぁ、すべてに関して"その人の生き方でいんじゃね?"って思っていたりする前提なので、それこそ性差とか年齢とか国籍とかも含めてどうでもいいんだけど(ネガティブな意味ではなく)、どうやら一般的には「気にする」ってことはよくわかりました。いや、「気にしてほしい」ってことですね。あああああ、どこかでめんどくさいって思ってる自分がいる....。まずい、社会不適合者だ、と言われた自分を思い返す。うううううううううううううう....

Saturday, January 28, 2017

久しぶりの投稿

ほぼ半年ぶりの投稿。
新しい生活が始まったことも重なって、ちょっとおサボり。

2016年、特に後半は大きな変化があった年だったのかなーって思う。だけど、新しい一歩にもなったと後々の人生で思うだろう。

これからまたこちらにも日常を記載しよう。

Miyu

Wednesday, June 22, 2016

「奥村雄樹による高橋尚愛」展

入館するとまず映像作品から観ることを促されます。この映像のpowerが破壊的に素晴らしい、一気にこの展覧会の意図を直球で訴えてくるのです。

勉強不足ながら私はこの両アーティストを知りませんでしたが、高橋尚愛に扮してインタビューに応える奥村氏の言葉。本人ではないはずなのに本人以上になっているというか、"演ずる"のではなくおそらくここに至るまでの二人のアーティストの対話の中から新たな"言葉や世界"が生まれてきた瞬間を感じるというか、なにより映像の中にでてきた言葉、"過去の記録ではなく未来の記録があってもいい"という意の力、ついつい映像を繰り返し観てしまいました。この映像を観て感じるだけでここにきた甲斐があったな〜。

帰宅して、入館時にいただいたパンフを改めて読んでみると、あの場で感じた何かと、アーティストの狙いというか伝達したかったことっていうのがどこかでクロスしている気がして、妙に嬉しくなった私。期間中にもう一度、観に行ってみようと思います。

久しぶりに頭殴られた感じ、かなりオススメです。

***
「自分のことを抱きしめよう。自己を他者として愛してみよう」
(奥村雄樹氏の解釈による高橋尚愛の言葉)
http://www.maisonhermes.jp/ginza/gallery/archives/54369/

Monday, June 06, 2016

Ramadan Mubarak!


今年も定例mailが届いた...本日からラマダンがスタートしたようです。

もはやどうやって解除してもらったらいいのかわからないメーリングリストに入っている私、こうして毎年ラマダン入りを知らせるメールを受け取ることによって、一年を感じたりもします(爆)。既に自身の生活には関係ないのだけどね。

この時期がまたやってきました。友たちよ、Happy Ramadan!!

Sunday, June 05, 2016

CHANEL Pygmalion Days 2016;

週末はピグマリオンへ。演目曲の一つだったストラヴィンスキーをCHANELで聴く、なんてとっても趣きある時間。もともとココシャネルが、ストラヴィンスキーやコクトー、ピカソを支援していたことから彼女が"ピグマリオン"と呼ばれていたんだもんね。

そして私にとっては、アンコールで弾かれていたサンサーンスがとても良かったな。Ballet出身者としては、サンサーンスといえば"瀕死の白鳥"。幼少時代に昨年亡くなったプリセツカヤの舞台を観た時のことがなんだか蘇りました。つい帰宅してyoutubeを検索してら、この映像。私が観た時同様にアンコールに応えて2度めを踊ってくれたプリセツカヤ。今のダンサーにはあまりない行動だよね。

夏の欧州、今年はBalletがシーズンオフだから観れないか〜。哀しい。

>今回のピグマリオンにご一緒してくれたKさん、ありがとね!!

Friday, June 03, 2016

Foodloss(食品ロス)

今更何いってるの、と言われるのを覚悟していってみる。

外食して残ったものを持ち帰りすることがどこでも普通となった自分がいます。海外では当たり前の行為なんだけれど、日本ではまだまだ普通ではないので、大抵お店にお願いしても断られることばかり。当然、食品安全問題とかだろうってわかってる。だけどそこをめげることなく、いいから包んでくれと言えるようになったのは...私が歳を重ねたからでしょうか?いや図々しくなったからでしょうか(爆。

今夜は絶対foodlossが許せない友人と食事をして、相変わらず残りをお包みしてもらって、さらに半分空けたワインを持ち帰っている姿を電車窓ごしに客観的にみて笑えてきました。その昔、Jardin du Luxembourgで一人ワインボトルを飲む怪しい日本人として囲まれたのにひよって、飲みかけボトル片手にホテルまで歩いて職務質問うけたよな〜(苦笑)。そりゃ〜、真っ昼間に半分あけたボトルを片手に歩いている日本人(当時20代)ってヤバイよね。。ああ、今夜はplastic bagがあってよかった。w

人生恥ばかり、いや、自由に生きてますわ、私。

Monday, May 30, 2016

Vigeland sculpture installation

帰省中に話題になったので備忘録。

95年に札幌芸術の森で開催された「ヴィーゲラン展」に魅せられて98年にノルウェー・オスロにある彼の公園を観に旅立ちました。当時の上司にオスロへ行くと言ったら、かなり変人扱いされたな〜。確かに当時は日本人がほぼ行かないエリアだから航空券も高かったし(笑。

此処に実際に行かなければみることができない"モノリッテン"は、眺めているだけで涙がでます。すごい迫力なんですよ、人間内面オブジェともいいかえることができる力作。いまだに目に焼き付いてます。個人的には「怒った少年」(Sinnataggen)が好きです。地団駄ふんでいる感じがとってもカワイイよね。一緒に写真まで撮りました(これね)。

彫刻って絵画と違って3Dだから、どう頑張ってもリアルなものでしか感じることができません。私にとって"実感"は何よりもの贈り物。 あの時にどうしても彼の作品を観たくなって実際に行動して観に行った私。今更ながら褒めてあげたい。:)

>Fusakoさん、 先日話題にしていたヴィーゲラン。芸森の野外彫刻はやっぱり最高ですよね!!

http://www.vigeland.museum.no/en/vigeland-park
http://www.artpark.or.jp/sansaku/museum/index.html