Sunday, May 30, 2021

art de vivre: Casa BRUTUS

不思議なタイミング、今月号は「岡本太郎」特集でした。過日、映画を観たばかりしかも、"太陽の塔塔"が表紙だったのでついつい購入。今更ながら私の中で岡本太郎ブーム始まりました(笑。昨夜も「縄文人 or 弥生人」話で盛り上がったのだけど、"槍を持って走っている"イメージだった縄文文化が妙に熱い熱いリアルなものに。何だか不思議だね。

              

「お嬢は計画的にコメ作って食ってんじゃなくて(弥生)、槍もって無作為でも獲物狙って走り回ってる(縄文)タイプなんだよ」と札幌時代にお世話になったAgencyの方に言われたことがありますが(今、思い返してみると彼は20代の私に暴言を吐いていた気がする...)、やっぱり私は縄文人気質でずっと走っているのかもしれない。

一周回って"岡本太郎"いいです!やっぱり「太陽の塔」見に行かなきゃだな。

Sunday, May 16, 2021

Matchmaking AI(AIお見合い)


友人と話をしていてちょっと面白かった恋愛(?)ネタ。

最近のマッチングお見合いはかなり積極的にAIを活用しているところが多くって、これはつまりビックデータ活用だよね、なんていうのが元々の話の発端。地味に笑っちゃうのだけれど、転職エージェントがマッチング会社を同時に行なっていて(私のところにもよく案内が来る。w)、確かに登録時に提供している情報って「お見合い」データの2次活用に向いているな、と。
で、究極的にAIが導き出した質問は2つなんですって。
このYES or NOである程度二人が合うかどうかの傾向を導き出せるらしいです。ということは、今後会った人にはまずこれを聞いたらいいってこと?
1)あなたは一人旅をしたことがありますか?
2)あなたはホラーやスプラッター映画が好きですか?
ちなみに私は、
1) YES→余裕
2) NO→残虐系は基本苦手
皆さま、ぜひお試しあれ。

Wednesday, March 03, 2021

「ゼロからトースターを作ってみた結果」

村上隆さんがclubhouseで話題にされていた一冊。タイトル通り〝ゼロからトースターを作る”工程が書かれています。だけど、このゼロから発想がそこから!?って感じで、鉱山に行ったり、炉を作ったり水を電気分解したり…と著者が悪戦苦闘。それズルじゃんみたいなこともありつつながら、一応完成を向かえるドタバタ劇。かなり面白く読みました。

一方で、私たちが溢れるモノに囲まれながらも「これってなんだろう?」「背景に何があるのだろう?」という想像力への働きかけを忘れていたことも痛感。小学生の夏休みの自由研究ってこういう理由とはこういう事だったよね、なんて思い出しました。
しかし私たちは他人に依存して、不条理の中で生きているってことだよねって、最後はしんみりと、、、。良著でした!

Tuesday, March 02, 2021

Les mots sont le pouvoir. Les mots ne sont pas de la violence...(言葉は力になる、暴力じゃない)

 

「詩人になりたいわたしX(https://www.shogakukan.co.jp/books/09290588)」を拝読。

正直読みながら震えがきました。これYA、つまりジュニア向けに書かれた本なわけですが、主人シオラマを取り巻く呪縛のような根深い課題がガツンと来すぎて、なんて私の環境はあまやかされているのかと、、、。森氏発言どころじゃない、、、某企業で男尊女卑でかなりやられたことあったけど少なくとも両親はそんな気質が破滅的にない人でそんな彼らに育ててもらったから辛い言葉を書き殴る必要なかったから。だから読み進めながら痛くて痛くて、苦しくて苦しくて。

改めて言葉は凄いね、彼女が描いた口にした言葉は間違いなく力になもの。だけどね、昨今の我々の言葉、特にソーシャルは傷つける刃物になりうるものばかりじゃありませんか?
今回一気読みしたけどゆっくり出会いたい一冊。多感な時期を忘れたくない、まさかYA本にこんなにドキドキさせられるとは、、、。

Monday, March 01, 2021

「小村 雪岱 スタイル」

西洋美術傾倒の私は、日本画は正直わからない(日本人の癖に、、、)ので、お誘い頂けると嬉しいものです。で、行ってきました、三井記念美術館!話しながらの鑑賞、超楽しかった。

美術館は結構一人で行っちゃうけど、こうやって相手視点を聴きながらも楽しいもんだね。今更の美術鑑賞再発見?今年は日本美術トライしてみよう!
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html

Wednesday, February 17, 2021

Fin de lecture(読了)

「レンブラントの身震い」をようやく読了。私の頭には難解すぎて何度読み返したことか。。。

読みながら数年前に、アートに関する取材を音楽専門家にした時に「ピカソのキュピズムは相対性理論なんだよ。留学していたロンドンでは音楽を学ぶ人は必ず物理を勉強するだよ」なんてことを話をしていたことを思い出しました(当時の私は???でめっちゃ相対性理論調べたなぁ...)。

筆者の場合は数学だけれど、いわゆるリズムとかいうものって数的なんですね。それだから故に数学をクリエイティブという風に捉えることもできるんだって今回改めて気づきました。
ちょっと難しくはありますが、オススメです。

Monday, February 08, 2021

「石岡瑛子- 血が、汗が、涙がデザインできるか」


今週末で会期が終了することに気づき、慌てて訪問。そして...ちょーぜつ並んでいて驚きました。石岡さんって国内でこんなに有名だったの???

まず観終わった感想。あまりの彼女のエネルギーの強さにどっぷり疲労。資生堂やPARCOのADで知られている彼女だけれど、N.Yに渡ってからの彼女らしさの開花は心が震えます。最近、どこぞのおじさんが「女は..」みたいな発言をして騒がせましたが、女であることを昇華させて人として活躍した彼女を前にしたらそんな発言をあーだこーだ言っていることすら陳腐な話に感じます。それだけの強さ、それだけの意思。

とはいえ、彼女の人生をサポートしたのはやはり日本ではなかったことに悲しさを感じるのも事実。彼女の多くの作品も本人同様に海を越えたとこにあるのだものね。
何はともあれ。心地よい疲れを感じる展覧会でした。🍷を飲みながらの感想大会も楽しかったし、なんか元気になりますよ。ふふ
まだの方は是非焦ってご覧になってみてください。

Sunday, February 07, 2021

Chagall(シャガール)


両親と一緒に南仏を旅したのは2002年。私が通い続けていたフランスに「一度行きたい&列車で旅したい(父が鉄男だったw)」というリクエストで決めた場所でした。父は何故だかわからないけれど、昔からロゼワインの辛口が好きだったし、北海道万歳な海の幸が好きな人だったから毎日ワインと食を楽しんだ思い返しても楽しい旅だったなって思う。あれが家族4人の最後の旅だったし。

その時訪れた場所の1つ、シャガール美術館。ロシア人でありユダヤ人だったシャガールがフランスに国立美術館を持っているっていうだけでなんともドキドキしますが、、、なんだかんだいっても彼の作品はやっぱり心に響きます。久しぶりに彼の作品に触れてなんだかあの時を思い出してしまいました。またあの光を感じたいなって。
行き来できる日が来たら、母と小さいパパちゃんを連れてまた行こう。楽しみだな。

Saturday, February 06, 2021

Soirée de visionnage en ligne(オンライン鑑賞会)


同じ時間に「ヨーイドン」で映画やドキュメンタリーを一緒に観る"オンライン鑑賞会"遊びが楽しい。映画館だと終わった後に感想を話したり時間をもつけど、チャットをしながら観て感想を言い合えたりするので意外にインプット量が増えたりもする。特に自分の領域ではないドキュメンタリー系は、なるほどそういうことだったのかとか、相手の知っていることを吸収できるというメリットもあるのかも。

昨夜の一本は「ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018)https://youtu.be/OMQ68iGkjXI」 。私はあくまでアート視点、相手は歴史的な視点で感想言いまくっている差が面白かった。なんだかんだ言っても、こうして知らないことを知れる機会があるっていいもんだよねー。インプット欠乏症の私にはかなりいい機会でございます。
さて次回開催はいつにしようかしら。何観ようかな〜。

Tuesday, February 02, 2021

péché originel(原罪)-イブは本当にアダムを誘惑したのか?-:

年始から始めた聖書のお勉強、本日のテーマは「原罪」。
"旧約聖書において蛇の誘惑により禁じられていた「知恵の木の実」をとって食べるという人祖アダムの罪に由来する"、とwikiさんは説明していますが、要は「アダムとイブの物語」ってことですよね。ま、この罪によって、アダムは労働、イブは産みの痛みを抱くことになったってやつです。

私の場合はあくまでもart視点なので、多くの画家が描いた「アダムとイブ」を観てみましたが、見れば見るほどイラっとします(苦笑)。だって聖書には、
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...女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆していた。女は実を取って食べ、一緒にいた男 にも渡したので、彼も食べた。二人の目は開け、自分たちが裸であることを知 り、二人はいちじくの葉をつづり合わせ、腰を覆うものとした(創世記3)
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としか書いてないわけですよ。蛇にそそのかされたのはイブ(女性)っていうのは間違いないけれど、それ以外は特に何も記載はない。でもここから(旧約聖書を経典にもつユダヤやイスラム教発信で)男尊女卑やら"女は罪""女は汚れ"みたいなものが起きているわけですよね。で、それを助長したのがそのこのテーマを描いている画家たちなんだなって改めて...です。

大体ですよ、どこにも蛇は"女"とか書いてないのにこれらの作品に出てくる蛇に胸があったり表情含めて大体が女性っぽいんですよ。しかもイブの表情は大抵悪びてないし(ティントレットの作品では誘惑しているような笑みすら浮かべている)。もう一度言いますよ、一緒にいたアダムに渡したとは書いているけど無理強いしたとか書いてないですよね。
加えて、アダムの描き方ですわ。イブの行動に仰け反ってる気の小さい感じとか、参ったなー的な吹き出しを入れたくなるような(こら、クラナハ親子!!)表現とか、「俺は理性があるけど、イブがいうからさー」みたいな感じ?ねー、どこにそんなこと聖書に書いてる?

そういう中ではちょっと興味深い誰もがご存知ミケランジェロが描くアダム、自分から禁断の果実を取りにいっている姿とか面白い。女性に興味がなかった...と言われる彼だからなのかなんなのか。どういう思いでこう描いたのでしょうか、しかもカソリックの本拠バチカンで!!!

学び始めて改めて思う、宗教理解って本当に大切な気がします。欧州文化の30%以上を占めている(旧約を含めたら70%)宗教の背景って、間違いなく日々の考えとかに浸透しているって思うのだよね。だからね。私は別に強烈なフェミニストではないけれど。あくまでも勝手な男性優位に導く発想はやめようよ、とは言いたい。女流画家がこの時代いなくて宗教が広まったからなのかもしれないけど、そんなにイブ悪いことしてないと思うぞ。ぶぶぶ

Friday, January 22, 2021

「Babettes gæstebud (1987)」


先日のアマンダ・ゴーマンの素晴らしい演説(
https://youtu.be/Jp9pyMqnBzk) を聞いて、改めて宗教心について考えさせられた。「今の日本における"仏教"はお葬式だけが出番の宗教で、心の拠り所になっていないのが問題なんだよ」と、父が眠っているお寺の住職が以前におっしゃっていました。とても恥ずかしながらその言葉が身に沁みていて、だから彼女の聖書からの引用とか、本当の意味では理解できてないんだろうな、と自覚してはいます。だけど、そんな私でも彼女の詩は本当に心に響きました。

私たちは今、色々と困難で不都合な時代を生きているのは確かだけれど、不条理や不公平に甘んじて口を閉ざしてはいけない、希望を捨ててはいけない...ってこと。本当にパワーある言葉、素晴らしかったです。
ということで、宗教心といえばで本日の一本は「バベットの晩餐会」、デンマーク映画です。すごくすごく静かな映画なのだけれど、なんでしょう...内面というか心の奥底というか、、、そこにグググと訴えてくる情感みたいなものが熱い熱い映画です。モノクロ映画ですか?と思うくらいの人々の色彩の中に、将軍の着衣が色づいていて最後には...。じっとり見たい映画。ぜひ。

バベットの晩餐会▫️

Wednesday, January 20, 2021

「Loving Vincent-ゴッホ真実の手紙(2010)」

 昨夜はquickにゴッホの伝記ドキュメンタリーを視聴。Miyu-mamaに呆れられながらノートに記録していたartノートは、ここのところmind map仕様。久しぶりに使ってるけれど、やっぱりこれいい手段だよね。

なんだかんだ言いながら、ゴッホはオランダ人。そりゃ、芋(馬鈴しょ)食べてるし。靴ばっかり書いてるし。真面目だし、偏屈だし。。。。
色々な学びは楽しい&ちょっと恥ずかしいノート公開。www



Tuesday, January 19, 2021

「カンパニー〜逆転のスワン〜(NHK)」

引きこもり生活も長引いてきて、ついにNHKオンデマンドまで手を出しました

💦。もともと叔父がNHK勤務(あの登坂さんは札幌在局時代の後輩でした)で幼少時代から家で観ている方ではありましたが、かなり古い作品やドキュメンタリーまで観ることができるので、これヤバイ...。逆におうちごもりが加速しそうです。www

そんな中で、今月始まったらしいバレエを題材にしたドラマを発見。日曜夜に放映で哲也くんがバレエ監修しているらしいので見てみたら...これがちょっと衝撃。よくこの内容で哲也くんがOK出したな、というのが第一印象でした。ま、バレエが題材になるドラマって結構こんな感じになりがちなんだけど...ちょっと虚しいかな。ああ、まだバレエってこういう位置付けなんだって。

バレエ文化を日本に広めたいと、積極的にマスに出るようにしていた時期は今からもう20年前くらい。彼は後進の指導と演出に方に力を入れて舞台にほぼ立つことがなくなった今、やっぱりまだここなのでしょうか。
私とはちょっと世代が違うので北海道出身ながら面識がない宮尾さん(彼は札幌舞踊会出身だったらしい。モト先生喜んでるね)が、今後この世界観をどうやって演じていくのだろう。今週からはリアルでみてみたいと思います。

Sunday, January 17, 2021

「5 to 7(2014)」

 (元ボンドガールのベレニス・マーロウが主演&アメリカ映画なのに空気感はフランスっぽいから勝手に認定してみた)

フランスでは5時から7時が不倫関係の時間だそうです。故に映画タイトルは”5 to 7"。dinner前のその時間だけは自由になれる=どこにいても問題ない、というのが元々の意図でのフランス人にとっての隠語とのこと。
ストーリーとしては奇妙なくらい爽やかに進んでいく中で、アメリカとフランスのカルチャーギャップをお互いに分かち合うシーンがとても興味深い。お互いの知らないことをこうして埋め合うというのもまた恋愛を加速させてしまうのかもしれないね。夫婦公認の不倫関係というのがフランス的ながら、なんとなく不倫というより婚外恋愛という感じが強い映画でした。
お時間ある方、amazon primeでどうぞ。

Friday, January 15, 2021

Tacit knowledge(暗黙知);

引き続き読書期間。今は〝マイケル・ポランニー”の暗黙知と形式知について学び中。

某氏指摘によると、私は恥ずかしながら言葉に表すことが苦手みたい。経験値領域は説明出来るけど、私が感じたこととか感情の機微とか表現する言葉をもたないことが多いかもと指摘を受けて実感してしまった。暗黙知だね、と何度言われたことか、、、。
幼少期に言葉がいらないballetの世界で生きていたからなのでしょうか。いまだに身体表現から感じることには敏感なんだけど。あああ、もっと勉強しなきゃ。

Thursday, January 14, 2021

"Comme un chef (2012)"

 


移動時間にちょうどいい1本、84分。最初から想像ついちゃうストーリーなんだけど、このくらい軽いフランス映画もたまにはよし。どうしてもジャンレノは"レオン"のイメージを引きずちゃうけれど、実直ながらダメダメな今回のシェフのような役も愛らしかった。

隙間時間や頭空っぽにしたいときにどぞ(機内で観る映画にちょうど良い感じ)。

Wednesday, January 13, 2021

La Distinction

 最近知り合ったおじ様は社会学や哲学に長けていて会話の節々に謎のwordingがでてくるので時々「?????」状態になる。私自身そちらに〝暗くはない“方とはいえ流石に専門ではないので久方ぶりに学問的な本を取り寄せてお勉強中(なんかわからないのが悔しい)です。

まずはフランス人の社会学者ピエール・ブルデュー。絵画や音楽などの趣味嗜好によって、その人物の出身が判別するという緻密な統計調査を行った方(フランスはありかもながら日本でこれ提唱したら差別と批判されるかも)。色々思うとこあるけど、、、体系化するって力、エネルギーには感服。で、、、ちょっとわかる、って思いました。だけどね、やはり言いたい。「やだなぁ、自分で選択して生きてきた気でいたぞ💦

Tuesday, January 12, 2021

"Don Quixote(2012)"

 昨日はパリ・オペラ座バレエ・シネマの鑑賞へ。演目は"ドン・キホーテ@バスティーユ"、ヌレエフ版です。

上映前のバスティーユ内の映像と客席から聞こえてくる音声に「ああ、今度はここにいつになったら行けるんだろう」なんてボンヤリ寂しい気持ちになりました。
昨今はオペラやバレエ、歌舞伎などもこうして映画館で楽しむことができるようになりましたが、これはこれで嬉しいもののやっぱり私は生の方がいいな。ちょっぴりお洒落して出かけたいものね。ハァァァ

Sunday, January 10, 2021

「Perfetti sconosciuti(2016)」

リメイクされ続けているイタリア映画がとても面白かった故(ぶっちゃけ具合が好きで)、これまでにフランス版と韓国版も観たものの...公開中の日本版も観たいと行ってみたら...うーん、、、というのが正直な感想。これを初めて観るなら面白いのかなぁぁぁ、珍しく観客が笑っていたし(苦笑)。だけどキャストもいいのに、なんでこうなる???って思うんですよね。日本ではないよなーって思うエピソードはそのままなのに、追加して入る謎のコンビーフSTORYいる?などなど(そもそも某事務所のゴリ押しなのか知りませんけど主演って概念いらねーよってことも声だかに言いたい...)

先週末に公開したばかりだからネタバレになるのでコメントは避けますが....この作品の脚本の面白さはぜひ本場もんを観てくださいませ。多分amazon primeでもまだ見れるはず。

Friday, January 08, 2021

"Un homme à la hauteur(2016)"


勝手に"フランス映画祭2021"を開催中。

昨夜の一本は、身長170cmの弁護士女性と136cmの建築家の男性の恋を描いた2016年公開の作品、邦画タイトルは「おとなの恋の測り方(https://movies.shochiku.co.jp/otonanokoi/)」 です(→毎度ながらこの邦題の酷さは何なんだろう...ブツブツ)。パッと見は恋愛映画を装いながら、障害に対しての差別や偏見といったテーマがメインである作品でとてもフランス的。
主人公の義理の父が母親に向かって言い放った言葉、「君は心に障害があるようだね」がとても印象的。どんなに障害に対して理解あることをいったりしていても、人は悲しいかな、自分のことなると受容って低いものです。母親は聴覚に障害を持つ父親に”あなたは見た目は普通だから"なんて言ってしまう。これって実は"(背が低いのと違って)他の人には気づかれないからいいのよ"といった偏見が隠れているという証拠でもあったのかもしれません、だから父は前述のように呆れ気味に彼女に言ったのでしょう、そして少なからず傷ついたはずです。
私自身、若かりしき頃に自分より身長が低い人と付き合っていたことがありますが、ヒールある靴を避けていたなー、とか思い出したりしました。別に相手が何をいったのではないけれど、勝手に気にしていたんでしょうね。と言うか、自分にとってのその気遣いってなんだったんだろ...なんて、今だから思えるのかもな。
一旦別れた二人ではありましたが、、、映画の方はハッピーエンドで良かった♪