Saturday, May 16, 2015

「江戸友禅」

日本文化オンチな私が知っていたのは、"京友禅"と"加賀友禅"でしょうか。それらと比較すると"江戸友禅"は渋く落ち着いた色合いで粋な風合いな染め技法だったりします。江戸では"贅沢禁止令"の慣行があったことにより、多彩できらびやかなデザインは広まらなかったそうです。なかなか興味深いですね。

今日は金彩アーティストの方に「江戸友禅」について教えていただきつつ、トートバック手描友禅染体験をしてみました。難しすぎです...ああ、センスなさすぎだ、私(涙。

Thursday, May 14, 2015

紅ミュージアム

日本人にとって身近な色の一つである"紅"について学べるミュージアム。

歴史や文化を知ったり、紅体験をしたり、べにばな茶をいただいたり、あまりに刺激があることばかりでついつい長居してしまいました。本当興味深い!!


何より一番の驚きは、質のいい紅は「玉虫色」の光沢を放っているということ。水で溶くことによって鮮やかな赤へと変化することを実際体験して、心からドキドキしました。
和の世界、やっぱり素敵だね。

http://www.isehanhonten.co.jp/museum/

Sunday, May 03, 2015

Homme Libre(自由気ままに...)

その人は中学校の教師をしていました。40代を過ぎてからカンヌに渡って初めてフランス語を学び、その後、日本企業向けにモナコカジノの案内や企業の誘致関連のコーディネートとして活躍。その地で運命的な出会いにより結婚、ニースに暮らすこと30年。バカンスにスイスに訪れる生活をしている時に出会ったホテルとのご縁で仕事を手伝うようになり、キャリアを拡大。哀しいことに夫と死別。80間近な時に帰国し、日本人のパートナーと出会う。ただいま本人曰く(地味に私もagree)ニースに似ているという熱海在住。

***

先日お話を伺った方々の中のストーリーはびっくりするくらいエネルギッシュで興味深かった。彼らと比較すると私の年齢なんてまだ半分。まだまだ甘ちゃんだ。お話を伺いながら、頭をガンガン殴られたような気持ちになりました。

思えば、Parisに暮らすお姉ちゃんも同じ匂い、そう肝っ玉すわっている"女性"でありたいなって思うのです。先のことはどうよって気分で自分らしく精一杯生きている姿、そして色んなものをつかんでいる。力になる。

なんだか素敵な大人女性との出会いが続いてます。
女性の生き方、色々選んでいいのだから。

Friday, May 01, 2015

JOUR des MUGUETS


5月1日は"スズランの日"。

フランスではお世話になっている人や愛する人、家族にすずらんを贈る習慣があって、贈られた人は幸せになれると言われています(だから、この日は街中でスズランが売られている)。

スズランの花言葉は「幸せの再来(Retour de bonheur)」。
誰か私にスズランください(笑。

Sunday, April 26, 2015

ジャン=バティスト・グルーズ「割れた水瓶」by ルーブル展

今日はアートから考える"フランス人"について。ジャン=バティストは当時人気があったものの、その後は"18世紀の忘れられた画家"と呼ばれた人。フランス映画を観るようなとっても"フランス的"な表現をしているといえるかもしれません。

国立新美術館に来日中の「割れた水瓶」について、ルーブル公式サイト(http://u111u.info/kkB6)での紹介文を見てみていると、この絵画の意味は"失われた純潔"。ありゃ...、申し訳ないけど完全に男性視点というか幻想テーマですよね〜。私は別にフェミニズム信仰者ではないけれど、このテーマと同じに男性が描かれているものってみたことないな、と敢えて言いたい(爆爆爆)。ま〜、それだけ女性についての純潔は憂いがなければいけないのか?

フランス映画を観ているとたまに同じ気持ちになることがある。"女性が女性でいられる国である"が故に魅かれるけれど、反面男性視点での"女性"っていうものが確立している場でもあるのかもしれない。やっぱり250年近くたっても人って変わらないってことだよね〜。

Saturday, April 25, 2015

ピーテル・デ・ホーホ 「酒を飲む女」by ルーブル展


17世紀ににオランダで活躍していた画家デ・ホーホは、フェルメールに影響を与えた画家としても知られていますが、あまり日本では著名じゃないかもしれません。来日している作品同様に、多くの賭け事や酒、タバコを楽しむ兵士たちや女中との絡みをテーマに作品を残していますが、これはとってもオランダ的で、おそらく宗教的な戒めとして描いたとも言われています。

なぜ昼間から彼女はお酒を飲んでいるのか、どうして赤いスカートを着ているのか。そこに犬が眠っているのは何故なのでしょうか。そこにはちゃーんと意味があるのです。

***
オランダ人を上司としてお仕事をしたことがかつてありますが、オランダ絵画、いやその歴史をみていて「なるほど」って思うことがあったりします。国民性というか民族性とでもいうのでしょうか。アートの流れから理解するコミュニケーション傾向というのは、確実にあるんではないかと思ったり。
それだけ表現するっていうのは、自分自身がでるのかもしれませんね。

LOUVRE 〜ルーブル美術館展〜

あれだけ大量の作品を貯蔵するルーブルを"風俗画"切りするっていう視点は、なにげに新しいと思うけれど、残念ながらそれが故に地味な作品(つまり、日本人にとってあまり知られていないっていうこと)が多かったのかもしれないな〜って思う。

画期的なキュレートであるが故、今回目玉のフェルメールも何故このテーマで来日していたのか...なんてちょっと理解するには難易度高かったのではないかな〜。むむむ

個人的には、北方ルネッサンス&オランダ絵画が好きなので、かなり興味深い展覧会でした。現地ではあまりフォーカスしていなかった小さな作品とか、改めてみるとワクワクするし、ゆっくり観ることができて満足。やっぱりオランダアートはあなどれないわ。


http://www.ntv.co.jp/louvre2015/

Wednesday, April 22, 2015

"四代目中村鴈治郎襲名披露 四月大歌舞伎"

歌舞伎に行ってきました。

襲名披露ですよ〜、いやはや素敵じゃありませんか〜。チケット入手したくてもなかなか難しいんだもの。だからこそ、こんな機会を与えてもらえて本当に嬉しい。るるる

ふと思うと...。新しい歌舞伎座に入るのは初めてだったので、約束の時間よりも30分前に到着。東銀座直結で新しく出来た歌舞伎座下のアーケード街を見て回って、ついつい歌舞伎Tシャツとか買ってみたくなったり(笑)。これはかなり興味深い場所。改めて江戸文化って素敵だな、って思う。

ってことで、中へはいって席にいって更に更にびっくり。おもいっきりの花道の真横席。ありがたいっていうか、本当に貴重体験いただいて感謝だな〜。これすごいですよ、本当。演者たちの息づかい含めてみること&感じることができるんですから。

一幕めの染之助の足元をみつつの逞しさに心奪われるし、本当にまずい。。。素敵すぎる、歌舞伎役者の真髄じゃああああ!!!そして、その後の三幕めの父である幸四郎さん.......うおおおおおおおおお、素敵過ぎる(涙。やっぱり本物というか、リアルというかすごい。コレは経験するというか、その場に向き合ってみないわからないよなー。

色々と思うことがある。感じることがある。
そんなことをちゃんと気付ける自分に、まだまだドキドキできる自分にわくわくしたい。




Monday, April 20, 2015

機内映画;「博士と彼女のセオリー」(2014米)

いまさらだけど機内映画レビュー。

哀しいけど、美しい映画。リアルストーリーでもあるので、心苦しくなるエピソードも多いのだけど、なんといっても主役二人の演技が素晴らしくて感情移入せざるを得ない...機内で号泣してしまった。とはいえ最後は希望も感じられたりして、ちょっと救われたかな。

最近なんとなくALSを扱う作品が多いなとも感じるのだけど、一方でこの病が知られてないだけで実は多くの方が発症していたのかもしれないとも思う。今回、父がお世話になる病院でもやぱり若いけど発症しているが故に人工呼吸器をつけているという状態の方が複数いて、医師からその話を聞いた時についドキっとしてしまった。

病はまず知ることがスタートだと思う。共に闘う家族ならなによりもだね。

http://hakase.link/

Friday, April 17, 2015

「NIPPON」by エリオット・アーウィット

写真が好きです、と公言している割にいわゆる"カメラ"というのをもっていません。Leica好きではあるけれど、使ったこともありません。そりゃー、PR担当のKちゃんに叱られるよな〜(笑。

昨夜はエリオット・アーウィットのレセプションにお邪魔してきました。今回は残念ながら来日はされなかったのだけど、初公開の作品も多かったしワクワク指数満載。京都で開催している展示もみたいよな〜。

後半(毎度ながら)がっつんKちゃんにLeicaを薦められ、実際に色々触らせてもらいつつ欲しくなる気持ちを封印っ!!!はまってはいけないんだもんもんもんっ

Tuesday, April 14, 2015

グエルチーノ

 「グエルチーノ、それって誰?」なんて言われそうですが、17世紀のイタリアバロックを代表する画家です。

何度見ても笑ってしまう ”カラッチ一族"の影響を強く受けているので、色彩や画風、構図、そしてなによりも笑っちゃうくらいなムキムキのイケメン男性を描いてくれているので、ある意味突っ込みどころ満載でもあるし、普通にアートを見る以外にも楽しむことができます。まるで声が聞こえてきそうな芝居みたいですもんね(苦笑)。

さて今、上野では「グエルチーノ展(http://www.tbs.co.jp/guercino2015/)」を開催しています。私もまだ行ってないのですが、彼の生まれ故郷でもあるチェントの震災への寄付金もかねての今回の展示だとのこと。少しは貢献しなきゃね。

Monday, April 06, 2015

Linocut work shop


Australiaで活躍するartist・Kayさんにprintmakingを教わってきました。英語classなので前半は版画についてお勉強、後半は実践。久しぶりにもつ彫刻刀なので緊張した〜(ぶるる)。

ってことで、下絵を描いてカーボンでうつして、あとは彫って、最後に色付して刷るわけですが、真剣にやっていると時間はあっという間に進みます。そしてあれだけ言われていたのに、やっちまったわけです。あああ、サイン反対のまま彫っちゃった....。ま、愛嬌か。w

完成した作品のお花の図柄は一緒に参加した方からも「日本っぽい」って褒めていただきました!いかがかしら? 

Tuesday, March 31, 2015

ホテル暮らし

「Gossip Girl」の主人公たちは、ミッドタウンのホテル暮らしという設定でしたが、今回会ったN.Y友は本気でホテルに住んでいました(驚)。

「私の家、ミッドタウンだからいつでもおいで〜」と言われて送られてきたアドレスはどうみてもアパートメントではなくホテル。到着したらロビーでtextしてねと言われていたので送信してみると、本気で降りてきた...しかも部屋着で(汗。聞けば、隣のビルでご主人が仕事をしていて前の家もホテル(同じくミッドタウンで5streetくらい違うところ)だったんだそうな。「N.Yって今すごい家賃高いから、こうやってホテルの一室を買って暮らしている人多いんだよぉ。ただやっぱり部屋はホテル仕様だから、料理するのはカセットコンロなの。おまけに魚を焼くと簡単に警報がなるから、毎回娘と風送りが大変。なんだかんだいいながら、暮らしている人の中で自炊しているのは私の家くらいだと思うよ〜(笑」

本当に世界って広いものです。いろんな人がいるもんだ。

Thursday, March 26, 2015

ニューヨーク州立ファッション工科大学

母の影響もあってファッション好きな私、一度は訪れたかったFITに来ました。

3種類の展覧会が開催されていたので、かなり長居してましたが、これが全て無料なんてN.Yって素晴らしいよね。しかも70年代のSaint LaurentやLauren Bacallの着ていた服とか貴重中の貴重なものだというのに、これでもかって並んでいて、それだけでドキドキ。w

今のファッションも面白いけど、私はやはりこの時代のものが好き。カットの美しさとかクラシックかつ女性らしいラインとか、見てるだけで溜息がでる。ひょぉぉ
ここ、

母を連れて来てあげたいな〜。

アニキとの再会

櫻井アニキとN.Y最後の晩餐。
あまりに変わらない...いや拍車がかかったナチュラル加減に嬉しくなりました。やっぱり彼はずっと私のアニキ。私は人に恵まれてきたって実感させてくれる人、出会えてよかった。

Sunday, March 22, 2015

〝Fine Chinese Arts Auction〟@NY


〝Fine Chinese Arts Auction〟に初参加してきましたっ!とはいっても私は見学させて頂いただけですが、楽しかったぁ〜。

凄い中国のお宝が間近で見られるってだけでワクワクだけど、目の前で落札金額がどんどんつり上がっていく環境が初体験の私としては、ドッキドキなわけです。だけど、だんだん感覚が麻痺してきて500万円くらいの違いが安く感じてくるから恐ろしいもの。ついお得ね、なんて札上げたくなる。危険、危険。www

しかしですわ。見れば見る程、アートの値付けがわからないし、知れば知る程、面白い世界なのかもと思いました。中国アートのことも、私知らな過ぎ。やっぱりもっと理解してみた方が楽しいんだろうな。ある意味、ぶっ飛んでいてココ熱いっす。
ちなみに今のauctionは、現場にいる人よりインターネット参加が主流みたいで、見えない人たちの競り合いがある意味興味深い。どんな気持ちでパソコンの前にいるんだろう...。

さてさて。今回のauction一番の落札金額は、コンテンポラリーアートの16hundred million dollars. ええとっ、日本円でいくらだ???こええええええ〜っ!!!ちゅうかどんな人が買ってるのぉ!⁉︎ あ、もちろん私、目の前10cm近くまで寄ってきましたよ。こんな経験、なかなかありませんから。ご利益あるかな?www

楽しい経験に大満足、癖になりそうです。次回は6月開催とのこと。ネットで参加してみる⁈
http://www.gianguanauctions.com/eindex.htm

Tuesday, March 10, 2015

maturité(熟成)

友人たちはいつも「どうしてそんなにフランスが好きなの?」と私に尋ねる。そんな時、いつも私はこう答える。
「フランスって全くキレイではないけど、実はとても人間臭い国だから。そして、女性がずっと女性のままでいれる国だから」

***

昨夜は久しぶりに会うことが出来たお兄さまと、熟成肉な夜。お互いのキャッチアップしつつワインやチーズ、味噌等の熟成話で盛り上がったこともあって、もう一つこれからは回答を増やしてみたいと思った。
何故私はフランスに魅かれるのか。

「フランス女性は、とにかく深みとか厚みとか年齢とともに熟成される魅力みたいなものを大切にしている。だからこそチーズとかワインとか発酵文化が育ったし、アンティークも好きなんだと思う。悔しかったら早く大人になってみろ!って感じが好きなんです」

Sunday, March 08, 2015

Neo-Impressionism, from Light to Color

Londonで観たMatisseの切り絵の世界を生んだのは、間違いなくここに繋がっていたと実感できる展示会。色彩の魔術というか輝きというか、デッサンではない世界が此処にあることを存分に感じることができました。だから故に、Matisseの作品が一枚しかきてなかったのは残念だったかも...。


とはいえ、かなりの個人所有を集めての展示だったこともあって、とっても貴重な展覧会だと思います。スーラやシニャックは、なんとなく地味なイメージ故に日本ファンは少ないけれど、こんなにも点描写という根気強さと補色の豊さといった左脳を使った画家の作品を見続けるのは興味深いと思う。今月末までだから是非足を運んでくださいね。
http://neo.exhn.jp/

***
光と色の秘密を理解するのに、とってもわかりやすい動画。展示会でも紹介されていました。是を観てから挑んだら、より楽しめるはずです。
http://neo.exhn.jp/secret/index.html#secretArea03

Saturday, March 07, 2015

個展「蜷川実花:Self-image」


実花さんの個展を観に行ってきました。ご本人がギリギリまでこだわりぬいたという渾身の空間。特に初期の頃というセルプポートレート作品が並ぶ2階のフロアがエネルギーにまみれていて素晴らしかったな〜っ。
カフェでまったり。穏やかな土曜日に感謝。

http://www.ninamika.com/

Wednesday, March 04, 2015

Twddy


芸森セミナーで真っ白なレッスン着を着ていた哲也くんと正反対に、真っ黒な上下を着ていた私に「なんでそんなネズミみたいな格好してんの?」って言われたことは一生忘れないだろうな〜。

***

1989年のローザンヌ以前、まだまだ同郷のバレエ仲間として気軽に"哲也くん"と呼んでいた時代が印象深い私にとっては、第一章の誕生時期がとても懐かしくありました。気がつけば、ロンドン留学をして、色んな逸話(苦笑)を残しつつも海外コンクールで優勝しロイヤルに入団を決め、北海道に凱旋公演をした時にはスタジオに現れて冗談をいっていた彼。北海道という地で同じ時代にバレエを共通言語として時間を共にできたことの素晴らしさを展示を観ながら回想しちゃって、改めて奇跡のような人の誕生する瞬間を観ていたんだな〜なんて 、感謝したくなりました。


一方で、どちらかといえば哲也papa(どさんこダンサーが勝手に呼んでいる愛称)の方が、彼がロンドンにいってからも舞台の度に会っていたので仲良しになってたりして、自分でも面白いなって思う。てな背景でそんな奇跡の人の側面を今回の展示以外にも知ってるっていう優越感、展覧会を歩きつつちょっとニヤニヤがとまらない。www

バレエ好きな方だけではなく、舞台美術に興味がある方は是非。衣装や縮尺版の舞台美術の展示もあるので楽しめます。来週月曜まで。