Monday, February 24, 2014

家族の絆

2002年に、家族でフランスを旅しました。

両親に加えて姉も一緒。年末年始の旅行以外で言えば、初めてのこと。そして、私が好きなフランスを知りたい&行ってみたいといってくれた家族。振りかえると、本当に楽しい時間で、忘れられない時間。宝物の時間。

南フランスは、私にとって奇跡の街。家族でいった思い出として、失いたくない場所。モナコのF1レースをみては話題にして、エズ村を情報番組で紹介されては、母が「Miyuが自分達が飲みたい珈琲を頼んでくれた街」と賞賛してくれて(笑)、モナコがでる度に、カジノ散策に父のネクタイを買いに行った思い出を語り...ああ、本当に思い出がいっぱい。母と姉がダウンしたパリで、父と二人でガルニエ@オペラを観に行ったこと。父があんなにもわくわくしていたこと、忘れられない。そして、父を喜ばしたくって、姉と一緒にバトーパリジャンの予約をしたこと。そして、満足げな父の顔。今思いだしても、嬉しくてたまらない。

パパ。あなたともっと旅したかったね。
お友達のSETSUKOちゃんだけではなく、KAZUYKIくんともでかけたらよかった。

パパとのバレエ往復時間で満足していた自分をいまさらながらにのろいたい。
パパともっともっと、話をしたかった。

顔見ていても幸せだけど、もっともっと不満そうな顔みたかった。

Sunday, February 23, 2014

カウントダウン

最近、一年前の自分をよく振返る。

たった一年、されど一年。季節が4回巡った今、改めてあの頃の自分のおかれた立場を考える。ちょうど「(男の)厄年スタートか」ぐらいの怒濤のきっかけ。そう、私はまだその後に起こることを知らずにのほほんとしていたな、って。このままの毎日が続いて行くって思っていたなって。あまかった〜(苦笑。

でも一方で、その頃とは間違いなく違った意味でタフになっている自分を感じてもいる。新しい出会いとつながりに、感謝できている自分の生命力というかなんというか、私ってやっぱり強いみたいだ。

悲しいかな、人は幸せな気持ちになればなるほどそれを失いたくないって思ってしまう。そして、身構えてしまう。だから前に進むことができなくなる。囲えばかこってしまう程、世界が狭くなる。きっと私もそうだったのかもしれない。どこかでこの幸せを壊したくないと思ってしまったのかもしれない。そこには破滅しか待ってなかったと気付いていたのに、自分で自分の人生を放棄してしまっていたんだろう。

あの頃、まだ話ができた父とどうしてもっともっと話をしなかったんだろう。
いや、十分話をした父娘だけれど、今思えば、もっともっと話をしたかった。勝手に私が父にむかっておしゃべりをして、うるさいなーって少しだけ嫌な顔しながら、右のほほをきゅっとあげる父の顔、もっともっとみたかった。私がいない時、母に「MIyuは大丈夫か」って心配ばかりかけていたそう、本当にごめんなさい。でも、私はあなたの娘だ。姉いわく、誰よりもそっくりな娘なのですよ。育てたのはあなたです。w

あれから一年。
ひとりカウントダウンをはじめてみる。

その昔、「禊は一年」と決めた時がありました。
そう、一年です。

Saturday, February 22, 2014

女性はファッションで元気になれる。

子供の時から、母は私のヒーローだった(女性だけど)。どんなに辛いことがあってもずっと味方でいてくれて、時には私のために闘ってくれて、でもとっても可愛らしくて少女みたい。この人には敵わないっていつも思ってた。

大人になって、母を巡る旅なんてものを二人で15年近く前に敢行して、子供時代からずっと聞いていた場所を一緒に尋ねてみたりして、驚きの連続。ああ、私が知っていた「母」の世界以上に、この人は歴史を刻んでいた人なのだな、って思った。そして、なおさら敵わないって思った。

辛いことことがあった時、私はいつも母に会いに行く。電車で5分。母があしらえた衣装が飾ってある記念館に行くと、いつも元気をもらうことができる。私が産まれるずっと前に母がこの地で頑張ってきたその証を確認できること、感謝したいって思う。

彼女の血が私に流れているのだから、私はきっと頑張れる。
母の影響を少なからず受けている私。今日もおしゃれをしてでかけよう。

http://www.costumemuseum.jp/

Sunday, February 16, 2014

明日がある。

過去の自分をふと振返る時。
たぶん、少しだけ昨日よりも前に進めたのかな、って思う実感を感謝する。ありがたいことにというか、まめな性格なので、ぼんやりとながらblogで自分を振返ることができるって素晴らしい。昔なら記述の日記、今はblog、貴重な記録ですよね。

およそ一年前の私。表現はさておき、思えばとっても幸せだったんだな〜って思う。父はまだ意識もあって話ができて憎まれ口もたたけて、母とは毎日どうでもいい話で笑い合うできて、ポジティブマンはとは定期的にupdate会なんてして一緒に時間を過ごして、仕事は大変だったけれど先はしっかりと道がみえていて。あああ、あの頃の自分にいってあげたい、「あなたの今を、満喫しなさい」って。w


かといって、今の私はどうだろう。過日、にーに言われたのは「お前の周りには、辛い時に集まってくれる人たちがいる」ってこと。「砂金程度だけど」というエクスキューズはあるけれど、私はそれで十分。一握りもいい。私を支えてくれる人たちへの実感があること、それが私の心を満たしてくれる。無礼な私、飾ることがますますできなくなっている私だというのに、傍にいてくれる人がいるという事実と実感。だからこそ、きっと一年前と変わらず幸せなのだと思えているのかもしれない。


そして、私は「今」を生きている。

生きていれば辛いことはいっぱい。でも大丈夫。きっと明日はある。

朝を楽しみに目覚めたい。


TOKYO CIRCUS CAFE (トウキョウサーカスカフェ)
http://tokyo-circus.com/


Friday, February 14, 2014

こだわる自分がいやだけど。

なぜ、こんな気持ちになっているのだろう。

もうすっきりしたいたはずなのに。
前に進めるような気持ちになれたはずなのに。
心が開けてきたはずなのに。

それは、自分が信じていた。。。なによりも信じていたものが
もしかしがら、違っていたのかもって思ってしまうような
今を生きているからなのかもしれない。

あんなに輝いていて、
あんなに安心できた場所だったはずなのに。


Thursday, February 13, 2014

私は「男性脳」なのかもしれない

長年、お世話になっている年上女子と久々の食事会。とっても楽しみにしていたのに、なんだか複雑な想いで帰宅することに。私が悪いのだろうけれど、やっぱり自分に噓はつけない。彼女の温かなアドバイスであることは承知しているけど「そうだね、私もそう思うから明日から改めます」なんて軽々しく言えない。不器用だし、頑であることはわかっているけど、それも含めての私なのだし、その場しのぎの発言はしたくない。

目の前で涙をみせている彼女をみながら、ふと思う。「ああ、きっと夫婦喧嘩した時の男性ってこういう気持ちなのだろうな」って。ああ、こういうところでも冷静に分析している自分を恨めしく思う。だから、きっと私ってダメなんだ。もっと女性的に感情的になれたらいいのに。。。

Tuesday, February 11, 2014

ベルギーな気分

ちょっだけベルギー気分になれる近所のカフェは私の憩いの場所のひとつ。仕事でうわ〜ってなりがちな昨今は、リピート率も高まります。なにげに顔なじみになってきて、わがままオーダーきいてもらえるっていうのもあるのだけど。。。w

今夜も頭をまわしたいことがあったので、夕方より参上。いや〜、東京タワーがどんどん変化していく様をみることができます。昨年の一件以来、あまりみたくないと思っていたけれど、こうして真っ正面の光を浴びられる気持ちになってきた自分に拍手したいと思う。がんばったね、私。

再度のチャレンジから5日め。
どうなるのかな。。

ルパンコティディアン 芝公園
http://www.lepainquotidien.jp/

Monday, February 10, 2014

Je suis maladroit(不器用)

「新しい友だちができたと思って」

なんて言葉をかけていただいて、食事をご一緒した。彼女の立場では、本当に「友人」という立場として声がけをしてくれて、そしてアドバイスというかいいにくい話をしてくれたのだと思う(実は、本人としては言いにくい話ではなかったのだけど)。とはいえしかし、本当にありがたいことだな、思う夜。

両親への思いとか昨今の私の話をしていたら、「今まで出会った日本人の中で、一番親孝行」と褒められた。。。あれ、そうなのか?(って、よくいわれる家族関係)。

色々ある人生。
だけど、私の周りには私を大切に思ってくれる人がいる。それだけできっと幸せ。
泣きたいこともある。叫びたいこともある。どうしようもなくて、家でこもる夜もある。
でもでも、感謝しよう。

悲しいことに積み木は崩れたけど、私は今またこうしてひとつずつ積むことができている。
ありがとう。本当にありがとう。

Saturday, February 08, 2014

淡々と生きる。

札幌はいつものことながら、都内は13年ぶりの大雪警報だそうです。
こんな雪の日は静かに「そこ」にいるのも大切だと思います。「やむまでここにいよう」と判断できる自分の時間を生きること。自然に身を任せること。大切です。

さて。久しぶりにおばちゃん(男性ですが...)からのメールをいただきました。特に最近会ってないのに、何故このタイミングで連絡をくれたのだろう、なんて思いながら、いただいたメールの言葉を味わっています(以下、概略)。

「あなたはね、淡々と生きているって思うんだ。褒め言葉とか貶し言葉とかじゃなくて、ボクの感想。だから、自分の人生を、本当淡々と生きているの。浮き沈みとかっていう概念ではないのね、淡々としている。それだけ。」

まだ彼の本位はわからないけど、やっぱりこうして与えてもらえる言葉は有り難いって思う。感謝。

Friday, February 07, 2014

「器用な女をみると、最近ムカつくんだよ」

にーと隙間時間にちょっとだけ近況アップデート会。にーさま、会食前なのにそんなに注文してもいいんですか?(笑) 私の近況報告を聞きながら「昨今の事情含めてエンターテイメントだよ、ショーだよ、もやはお前の人生は。毎回話を聞くのが楽しみだ。で、今日は何が起きてるんだ?」と言いつつ爆笑のお兄さま。あああ、また笑われた...。

「大体お前は、そっちにいっちゃだめだぞ、やっちゃだめだぞっていう方ばかり選んですすんで行くんだよな〜。本当に心の底からこんな不器用なやつ、見た事ない。男で言えば、高倉健と同等レベル。でもそれがお前なんだよなー。もっと賢くなれって俺が言ったところで、絶対なおらないってことも、よくわかるんだよ。ぶれないっていうか、お前はお前なんだ。しっかしさ、なんだか最近お前とばっかりしゃべってるから、器用な女みるとムカつくんだよ、俺。こないだも30前半のムカつく女がいてさー....etc」だって。

出会った時に、私とはおじいちゃんがおばあちゃんくらいが親戚ではないかと思ったというにー。出会ってからまだ1年経ってないというのに、ここまで私を理解して笑い飛ばしてくれる人は本当にありがたい。意味がある人とは、やっぱりこうして出会えるのだね。

元気がない時、元気な自分を呼びおこすことができる私でいさせてくれてありがとう。
本当に思う。私、お兄ちゃんできたんだな〜。

Thursday, February 06, 2014

ブツではなく、心の問題です。

悶々としている自分がいやだから、覚悟をきめてもう一度メールした。
別に「ブツ」の問題ではなくって「心」の問題。
これ以上、残念になりたくないから、目に見えるものをもう一度気にかけてみることにしました。

見えないものが大切だっていうのが、私の持論だけど、
見えているものから相手を知ってみるということから初めて見るのもいいかもしれない。

お返事お待ちしています。

また一人、見届けます。

カワイイ後輩ちゃん。
ねーさんはまた、一人見届けます。あなたの幸せ祈ってるよ。

幸せ見せつけてくださいな。

Wednesday, February 05, 2014

"Feel sad" or "Feel sorrow"

残念な人がいる。
残念な別れがある。
残念な振る舞いがある。

"悲しい"じゃない。
ただただ"残念"なだけ。

いっときのsadな思いではない。
続いている。そう、続いているのです。

一言でいい。
そう、一言でいいから誠意を信じたい。

節分明け

"女性の厄"だけでは飽き足らず、"男性の厄"も自ら引き受けているのではないか疑惑があった2013年。一昨日の節分を終えて、なんかすっきりした気分です。
相変わらずの「日記にかける人生」ではありますが(彼の人によれば、"映画になる"らしいw)、そんな自分を肯定できてる自分に拍手。

また一歩、「自分」に近づきました。
人生に感謝。

***
「楽園のdoor」から引用

「そうね世界中が他人事なら
 傷つかずに過ごせるけど
 心ごと生きてゆきたくて

 楽園のDoorから・・・ひとり」

Monday, February 03, 2014

記憶に残る人・続編

ビフォーシリーズを見ながら思いだした人、その2。

「ビフォーサンセット」を何度となく共に観た彼。セリーヌとジェシーのような9年後を過ごすことはできなかったけど、きっと彼は今、どこかで誰かと一緒にこの映画を観ているんだろうなって思いを馳せる。そして、その時にはきっとこの映画を共にみた人として、私を思い返してくれているに違いない(もしかしたら、思いだすのが嫌だから、観ないかもしれないけど)、そんなことを妄想してみる。w

彼との時間は、今思えば宝箱のようにキラキラしていた。
そして、その反面で、びっくり箱のような世界をいつも見せてくれていた。そういう意味では、刺激をいっぱい与えてくれた人。感謝してる。

もちろん色んな感情もあるけれど、私の人生を彩ってくれた人であることは間違いない。
いつか、本当にいつか、また一緒に二人で笑い合いたいね。
だから、残念な思いはここまでにしてくださいね。w

Sunday, February 02, 2014

「刑務所わず。」(堀江貴文 著)

早いもので、堀江さんが出所したのが3月だったから、もう10ヶ月たったんだな〜。いやはや、早いものです。
仮出所期間中は書けなかったことも、書いちゃえって言うのがこの「刑務所わず。」。服役中の2冊は読んでいなかったものの、なんとなく書店で気になって購入。一気読みしました。面白かった。

彼がまだ社長業をやっていた時に、一度だけ打合せでお会いしたことがありますが、服役期間中のこの本を読みながら、やっぱりこの人ってその時同様のカリスマ性があるなって、思いました。なんだろうな〜、生まれながらのものもあるかもしれないけれど、生きながら得ていくものをしっかりと形にしているというか、なんというか。不幸もエネルギーにできるってこと、活力にできるってこと、やっぱり重要なんだな、って思う。そういう意味では、見習いたいなって思います。

同年代だからこそ、応援したいなって思う。
これからの彼の活躍に期待。

Saturday, February 01, 2014

記憶に残る人

ビフォーシリーズを見ながら思いだした人、その1。今も時折連絡をとりあう某アラビア国出身のA。本当に私の人生を語るにはかかせない人です。いい意味でも、悪い意味でも(笑。

彼という存在がいなければ、きっと今の私はいなかったっていうくらい、私の人生を開放してくれた人。少なからず、私の私は彼に影響されているんだなって思います。


どこにいっても一人で海外をフラフラできているのも、英語を学んだ後に日本人特有のおかしなプライドを捨てて話せるようになったのも、自己主張できるようになったのも、見せかけではない愛情を知ったのも、信じていた人の裏切りを知ったのも、絶望したのも、だけどそれが世界であり人生だということを実感したのも、すべて彼との時間があったおかげ。


そして、そんな時に自分がどう感じて、どう生きるのか、自分が許せない限界値を教えてもらったのも彼のおかげ。本来であれば、恨みたいこともいっぱいあるけれど、思えば辛かった日々ですら楽しかったことに思えるくらいの愛を与えてもらっていたことを、いまさらながらに何気に理解できる昨今。本当に人生の深みを与えてもらったこと、感謝したいって思ってる。ま〜、そこまで奴が計算していたとは思わないけれど...。www


初めて一人で訪れた香港。空港まで迎えにくるといったのに、仕事が終わらないからそのままオフィスにきてと電話で言われて、困惑しつつ辿り着いたビルの下で渡された花束の重み。オフィスでの彼の歓迎会で、一人放置されて、彼の上司のシンガポーリアンと落花生を飛ばしながら花火をみて帰宅して、"Miyuだから平気だと思っていた"と言われた言葉の重み。放置プレーといったらそれまでだけど、今思えば、奴は本当にそう思ってくれていたのだと、そしてそういう機会を与えてくれていたこと、私の全部を受け入れてくれていたのだと感謝したいと思う。むかつくけれど、すごいことだよね。


奴との喧嘩はセリーヌとジェシーのごとく、いや超える程凄まじかったものです。頭からっぽになってお皿を投げつけて、バリバリに割れて翌朝大変なことになるってことすら忘れてしまうくらい、自分をさらけ出した喧嘩はあれが初めて。セリーヌのように、荷物をもって空港に向かったこともあったな。奴はジェシーではなく、迎えにきてくれなかったけれど。。。でも、そうしたことに悔いがないくらい正直に生きてた。だから、その後にめっちゃのんきに(それこそジェシー)愛を語り始める奴にむかついて。w でも、それだけ私のこと全部、奴は思ってくれていたんだね。


もちろんすべて過去のこと。だからこそ愛おしい今がある。

Ali、久しぶりに二人のお気に入りだったタイ料理、食べに行きましょう。
笑顔でいっぱいの時間、それが今の私たちっぽいから。