角田さん原作の「八月の蝉」。昨年、本は読ませていただいていたのだけど、今回テレビで映画をやっていたのを最後だけチラリ観したので、全部みてみようとレンタルしてきました。
かなり原作に忠実に創られていたのでがっかりすることも当然なかったし、なにより観る人に問題提起というか、考える時間を与えてくれる作りになっていたから、演者への感情移入がしやすかったのかもしれない。見終わってしばらく、ぼーっとしてしまいました。
最近、私もいい年齢になってきているので、友人達が子供を授かった話に触れる事が多くなりました。中には、不妊治療を続けてきた結果、フワッと出来たという嬉しい話や、子供をきっかけとして二人の関係をクリアにして結婚に至ったという話とか、逆に悲しい結論になってしまったとか。みんなそれぞれの人生だけど、そこになんらかの石を投じたのが「子供」という存在。
そこから二人の関係は広がるのか、もしくは閉じられるのか...。難しいね。
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