Sunday, August 31, 2008

「いますぐ飛行機に乗りたくなる本」

またも ジャケ買い・・・というよりもタイトル買いしてしまった一冊。

前にも一度触れたけど、私のプライベートというと「旅にでている」時か「旅に行きたい」時の2つしかないので(苦笑)、そういう意味では後者のマインドがただいまマックスに近づいているといえるでしょうか。で、この選択です。


中身はといえば、へーっといったコラム的なものが多くって案外とがっかり(いや、読む場所を選ぶべきだったわ)。2時間かかることなく読破してしまいました。


さて。。。次の旅はどこにいこう?飛行機楽しみたいよね。


誰も寝てはならぬ(Nessun Dorma)

今年の初めにイベントでお世話になった高野さんのCDを最近、聞いています。日曜の朝とかにぴったりのカジュアルクラシックがいい感じ。

イベントでも歌っていただいた「誰も寝てはならぬ」みたいなバリバリオペラな感じから、「あずさ2号」や「昴」のような歌謡曲まで、かなり幅広ジャンルを歌いこなす多才さ。本当脱帽です。お人柄はとっても気さくなネコ好きなのにねぇ。。。w

ピアノやヴァイオリン、バレエにオペラ等、クラシック音楽を奏でるものは本当に美しいと改めて感じる今日この頃。最近の音楽はやっぱり苦手な私はこうして今朝もクラシックでおめざです。


Saturday, August 30, 2008

日本語教師

振り返ってみると、約2年前に同じタイトルを書いていたようです。However、前回は学生時代を振り返ってのこと。さて今回の私はと言えば。。。

最近、夢のお手伝いをさせていただいています。きっかけは、GWに長期間で弊社イベントに協力いただいあるトレーナーの方との出会い。
彼とは2度目のお仕事ながら、その時のステージの進め方や内容に新しい可能性を感じて、弊社スタッフへの研修をお願いさせていただいたことが始まり。あれから3ヶ月。彼の最初のセミナーも終了して、今は第二回の準備を進めるに至っています。なんて書くと本当、早いものだね(w)。彼は彼ですごくモチベーション高く依頼したお仕事&チャレンジしてくれていて、私もすごく刺激になっていたり。そしてその一方で彼とやりとりをしていると、私が昔、先生になりたかったんだってことをすごく思い出しちゃったり(そんなこと言ったら、叱られるかな?w)。

てことで、そんなお手伝いをしていると。。。私が今、携わっている広告やPRという仕事を追求していくと、教育につながっているのではなんてことを感じ始めました。本当、いまさらながら私、本当に人に何か伝えること・一緒に学ぶこと、好きだったんだなぁなんて改めて感じたりしているのです。やっぱり性分なのかな、誰かに何かを伝えたいって。。。。私にとっても、めちゃめちゃモチベーション高いお仕事のひとつ。正直。。。大変だけど本当に楽しい。個人をブランディングするってことなのかなぁ。。。人生の一ページに関われるってなんだか素敵だな。。。なんて。

てことで。。。先日ひょんな出会いで占ってもらった先生に突如言われた一言。
「あなたは先生に向いている。そして海外に縁がある。日本語教師とかどうなの?」


正直驚いたけど、昨今のこと思ってふと思い出しちゃった。私やっぱり。。。先生になりたいかも。。

「あきらめるとは明らかに認めること」

またも本屋でのジャケ買いしちゃいました。

本屋は私にとって危険地帯でもありディズニーランド。時間があればフラフラ立ち寄り、あれもこれもと空想広めながら、めちゃめちゃワクワクしているとあっという間に時間が経過、気がつくと手の中には3~4冊。本はすべてAmazonで購入するっていう人も最近では多いみたいだけど、私は本屋独特のあの匂いとか、思いもよらないめぐり合いをした本との対面が好きなんですよね。

てことで・・・話戻って今回のこの一冊。最近はやりの100項目でルールを語る本の一つだし多分半日で読み終えるなぁと思ったものの、帯コピーをみてついつい購入しちゃいました(笑)。

「意欲も能力もあるのに、空回りするあなたへ」

能力があるとは思わないけど(小自慢ながら、有難いことによくそういっていただけるけど。w)、私はどうも空回りすることも多いし、先をいく女性上司(先輩)とかが見つからないことが多いので、こういうタイトルみるとついつい気になってしまいます。いわゆる「バリバリのキャリアウーマン」ってのは私の目標でもなんでもなくって、かといって「キャピキャピ(←もう死語ね・・・)のOL」になりたいわけでもなくて、私は私の思う仕事スタイルで普通に働いて仕事をしたいと思っているだけ。片意地はるのはかっこ悪いというか、私には向かないのはよく理解しているし、さらに助けてもらえることなら自分はまったくリードする気もないな消極的な私(苦笑)。多くの友人や仕事スタッフに言うけれど、私ほど「他力本願」な人もいないと思うような仕事スタイルはいないだろうなぁ。。。

脱線だらけながら・・・内容は推定どおりサクッと読めて興味深いこともいくつか。その中で一番気になったのは、ルール84のこれ。「あきらめるとは明らかに認めること」。 昨今のテーマである、相手のいい部分も悪い部分もそのまま受け入れる、ということ。自分と価値観が違うということを認めたうえで、相手と向き合うこと。そういう意味において「あきらめる」っていうのは、すごくポジティブな感じで素敵だなって思いました。

紹介されているルールの中で、何かひとつでも刺さったらオーライかな。ご興味あればどうぞ。

Sunday, August 17, 2008

「記者の目・女の目」(下村満子)


子から借りた本・その2です。昭和55年初版本。どうやら既に廃版になっているらしい・・・(Amazon調べ)。

この本が書かれたのは、かれこれ・・・・28年前(!?)なので、かなりジェネレーションギャップを感じる内容も多かったけど、とても興味深かったのは確か。王子曰く、彼女は、記者として非常に成功した最初の女性でもあり、彼の前々職の広報部長おすすめの一冊だったらしい。という理由で、リコメンされてみた。

読んでみると、不思議とここ数年の自分の私生活とかぶることにびっくり。この本のボリューム内で結構なページをさいているアラブ社会だけの話だけではないけれど、やっぱりそれが一番琴線にふれたところでしょうか?(爆)彼女が四半世紀前に語るアラブ社会。私が知っている21世紀のアラブ社会。遠いようでもとても近くて正直びっくり。実は最近ではなくてこの時代からあまり変わっていないんだということに加えて、なるほど、そういう背景があっての「今」だったのね、なんて改めて理解したり。

・・・つまり、日本社会は四半世紀過ぎても全く真実の情報が入ってきてないってことの証明だったりするのでしょう。ううむ・・・とは言っても、やはり彼らの宗教や文化は理解を超えるんだけどね、自分ごとになると更に更に・・・。そういう意味では、私はたぶん誰よりも今のアラブを知っていつつ、誰よりも理解できないのかもしれないなんてページをめくりつつ考えました。

さてこの本の面白いところは、アラブ話題に限ることではありません。世界の女性について触れられている彼女の所感はとても納得できるものが多かったりします。この時代に一斉を風靡した「ウーマンリブ」。私は正直、賛同できなかったのですよね(そういう時代を生きてきた日本人女性と話をしていると感じる不具合はたいていこれだった・・・)。なぜに女性が男性に勝たなければならないのか?そういう意味では、この本の中にあるドイツ人女性と同じ思いを感じます。共存することの方が私には大きなテーマ。私にとっては、「○○出来る人」というラベルが大切。女性だから・男性だから、ということでのランク付けは不必要。勝つ必要はないって思うので、片意地はりたくないなぁなんて。

四半世紀前から世界を知る女性、下村氏。会ってみたいものです。

「電通」(1984) 

同じ職種なので共通話題もあるし、一緒にいるといろんな意味で刺激的な存在、話も面白いしなぜか癒される・・・・でも、私の中で恋愛カテゴリには入らない(なんとなく・・・○○な匂いがするからか?w)王子から借りた一冊。本を借りることはこれまでもあったけど、あまりにキレイな状態で保管されているので、めちゃめちゃ緊張してしまった。だって、これ1984年の初版本なのだもの・・・。

この業界(広告)にいて、10数年たつけれど初めて読んだので結構笑ってしまう。どこか今も通じるところがある巨大企業・電通。でも、私の現状の仕事相手としては、極力この中にいるタイプはさけている。だから、多くはフィクションのように感じてしまうのも確かだったり・・・。知っての通り、誰よりもこういう会社、苦手な体質だし。。。

とはいえ、結構(ちゅうか100%)ストレスなのだけど、昨今は「それなりのポジション」というものを意識しなければならないので、この本に繰り広げられる「電通マン」と話をしなければならないことも多分にあり。だから、体系づけて知ることができたこの本はとても興味深かった。
この巨大企業とどう付き合うか・・・。まだまだ私の大きな課題です。

「雑誌広告」8月号

自他共に、雑誌オタクを認めている私ですが・・・
今回、某媒体の方の依頼により「雑誌広告に求めること」という意見コラムを書かせていただきました。

一応WEB上でもUPされているのでお時間あればご一読くださいませ。
基本、広告業界(雑誌業界)向けの内容でございますが・・・。
http://www.zakko.or.jp/jpn/opinion/index.html

Saturday, August 16, 2008

etoilesGALA 2008

昨年11月のParisでの舞台では、観ることができなかったGillotのステージ。今回の舞台では、「瀕死の白鳥」と「トリオ」の2作品を観ることができて満足度高しです。

彼女は非常に生命力溢れている存在なので、「瀕死」に関しては賛否両論あるとは思うものの、美しさで言えばやはり絶品。本当に存在感ある(!?)白鳥だったけれど、消えゆく命が最後の暗転と共に失われたことを表現している身体は素晴らしかった。

が・・・なによりも、やっぱり「トリオ」。二人の男性ダンサーと共に、たっぷりの巻きスカートで登場したGillotの姿は圧巻。コンテンポラリーは正直苦手なんだけど、やっぱりこの作品、彼女のよさが全面にでているので好きです。

今回のエトワール・ガラは多くのダンサーの怪我や不調で演目や出演者の変更が多発。一時、どうなることかと思ったけれど、私の目的だったGillotの演目に変更はなかったし今回も満足です(予期せぬところでルグリも来日したしね)。

さて、次は何を観にいこうかな。

Tuesday, July 22, 2008

「偽善エコロジー」

大学時代、環境=エコの講義があって、当時聴いていた話をこれを読みつつぼんやりと思い出した。

私の先生がしつこいくらい話をしていた、「エレン・スワロー」という名前とか、水洗トイレ音姫が失うエネルギーとか、「第3の波」の話とか・・・。そういや昨今これらの名前とかエコ話ってよく話題になるよなぁ・・・。

さて本の内容といえば、なにげに半信半疑。確かに昨今のエコブームで躍らせれている感はあるけれど、ここに書かれていることもなにげに突っ込みどころがあるわけで、鵜呑みにするのも危険かなぁと。正しい知識をみにつけるのはなかなか難しいけれど、エコに興味をもつという気持ちが芽生えてきたことは大切にしてもいいんじゃないかしら(反動で意味ないなら、やめちまえって気持ちが起こりかねないし)
なんでもやりすぎはよくないから、適度なバランスをもつことが大切。エコ活動も一緒だね。まずは・・・MY箸から?w

Sunday, July 20, 2008

「第四間氷期」(安部公房)

私の尊敬するおにいさま(編集人)が、将来自分が映画を撮るとき(しかも2作目)の作品として選択していると語っていたのがこの一冊。知識不足で恐縮ながら、にいさまから聞いて初めて知った「安部公房」の名。あの後、色々読んでけっこうやられてしまった・・・天才です、この人(今さら私が言うことでもないだろうけど・・・)。

ちょうど、個々の価値観とか基準とするものとか考えていたときだったからでしょうか。すごくコンテンツとしても刺さったし、納得するというか、つながる内容だったなぁなんて思うし、出会う時に出会ったのかな・・・なんて。その昔というか、書かれた時代背景を思うと、作者の頭の中を見たいっていう衝動に駆られる一方だったりします。

価値観。というか、価値基準。
どこに照準を合わせるのがベストなのでしょうね。この作品でいうと、未来を基準にするか、今を基準にするかで全然価値観というか、幸福感って違う。それを思うと、現世においての価値基準って恒常的なものではないし、ところ変わればって気さえします。正しいってなんだろう・・・・?

出会いもそうだし、出会う本もそうだけど。人生ってうまくできているのか、その刺激に出会うべくタイミングがあるのだと思う。こうしてレビューを書き連ねていると、今まさにこの瞬間にあったからこそなんて思うものが多いのに気付きます。2ヶ月前の私と比較して、何か変わっている?

「イチローの脳を科学する」 

ここ数ヶ月、脳オタクです。脳に関するセミナーを受けまくって、色々考える機会をいっぱい受けました。そうして・・・なんとなくながらだけど今、何か見えてきた気がします。
この本は、私が脳にはまっていることを知った某出版社の方のすすめで読んだ一冊。だけど・・・個人的にはお医者様(筆者)のアプローチというよりも、メンタルな部分に注力したかったので、さらーっと読みすすめてしまいました(たぶん、この気分じゃないときによんだらもっと違う感想だっただろうなぁ)。
2月から色々と心理学やら脳神経学やら、どちらかといえばメンタルよりな本を読み漁っています。もともと自分の興味対象がそちら側なんだろうなって自覚して(なにせ専門領域がそっちだし)いるし、昨今さらに拍車がかかっている状況。そんな中で仕事の関係で出会った「動物行動心理学」の学位をもつ人も然り。私にとっては、すごく刺激的な出会いで彼の発する発言すべてがすごく面白い。彼の興味範囲は「動物」らしいけど、私はそこから学ぶ「人間」がテーマ。違うけど共通部分が大きいから、そこから知りえることが全部知りたい気分です(彼からお借りしたこれまでのクリッピングを全部読破して驚かれた・・・。なぜ??)。
なんだろう・・・。最近、リアルなものを追及したい気分です。コミュニケーションの真髄。やっぱり「リアル」な体験なような気がします。

旅紀行:Chiva-Som

2008年5月末に「チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート(http://www.chivasom.com/)に行ってきました。

最低3泊はしなければ効果がないといわれているリゾート。さすがに長居できるほどの時間(財力も?w)がとれなかったので、最低プランでまずはJoinすることを決定。薦めてくれたMyおばちゃんに色々伺いながら準備して、気がつくと渡航しちゃいました。我ながら結構笑える決断力?(あとで聞いたことなのだけど、おばちゃんは色々な人に薦めているらしいのだけど、実際行ったのは私と某令嬢の二人しかいないのだそう。「あなたの行動力、やっぱりすごいわよ」とお褒めにあずかりました。爆)。
そうして・・・あれから1ヶ月。私、ここのリゾートにはまったというか、行ってよかったって本当に思っています。なぜならば、この数時間が完全に私の生活変えたし、リセットできたから。

良かったこと、一点め。本当に自分にとっていいリラックスの時間をとれたこと。デジタル禁止なので(到着早々、宣誓書にサインさせられる!)、携帯もPCもお部屋以外では禁止。入退院繰り返し中の両親のこともあるので、さすがに携帯持参したけれど、これまでのどんなリゾートと比較しても、私たぶんデジタル生活しなかったし、しようとも思わなかった。結果として、まだ自分がデジタルなしでも生きていけるって実感できたのはよかったかなぁ。。。なにせ二日目夜から、BGMさえ鬱陶しいと思うようになったのだから・・・。

二点め。日本人が全くいなかったことによって、しっかりと自分自身に向き合うことができたこと。孤独を味わえたこと。リゾートの人たちがびっくりするくらい、日本人はこのリゾートでまだ見かけないそうです(さすがおばちゃんのリコメンだ・・・)。だからこそ、チバソムのスタッフ達が私に、覚えたての日本語で話してくれたり、空気をみながら、フレーバーティをもってきてくれることに感動しちゃいました。本当のサービスってこういうことなんだろうなぁって改めて感じることが出来てよかった。そして、一人なのに、一人じゃないって感じられる感がすごくよかったかな。寂しく感じたら、スタッフがいるのだもの。

三点め。Yogaに出会えたこと。これまでもなんちゃってでは体験していたけど、チバソム滞在中に朝7時から行っていたパビリオンでのYogaの気持ちよさに魅せられた私。帰国して今月から早々に、朝Yogaスクール探して、Joinしちゃいました。スピリュチュアなものがそれほど信じているわけではないけれど、自分と向き合って朝の新生な空気を取り込むっていうポジティブエネルギー吸収の気持ちよさが忘れられなくなりました。
そんなこんなでいろんな影響をうけて。
昨年来、おもいっきり鬱にはいっていたこと全てがクリアになった感じ。長くて暗かったトンネルを抜けることができたように思えるきっかけの日々。非現実を感じることによって、現実世界に区切りをつけることができる。そういう時間の大切さ、しかと感じます。
"Haven of Life"・・・次はいつあの地に帰ろうか。

空気のトリセツ(指南役)

昨今流行のKY(空気読めない)本と思いつつも、「ホイチョイ」だから何かあるかもなんて思ってついつい購入した一冊。MTG移動中(溜池山王駅の構内)にて購入し、その日の夜には読み終わるという、ちょースピード読破ながら、結構面白かった。いや「アルアル!」って思うような内容がいっぱいなので、話題に困ったときのストックとしていいかも。w

個人的に笑っちゃたのが、
・(広告代理店の)プレゼン資料が厚い
・駅弁は列車が発車してから食べる
・KYといって人がまとまる
・一流選手がPKをはずす etc...

それもこれも全て空気だったのか、なんて気付きつつもそれで解決しちゃったような気にさせるこの本の素晴らしさ(苦笑)。実はそこまですごいことって何も書かれてないのに、そう思わせるマジック。さすがホイチョイ。これこそ、空気を読んでいる証拠でしょうか?

気楽に読めて、どこかでネタに使えそうで役にたつ一冊でした。

「芸術起業論」(村上隆)

ここ2ヶ月、自分でも驚くくらいの冊数読んでいたものの、なかなかupdateできないまま月日だけ流れてしまいました。その頃、自分が何を読んでいたとか、感じていたとか。ここ見れば振り返ることもできるし、後々そこから学ぶこともできる。 で、ちょっと反省しつつ、思い出す限り今日はUpdateしようともくろみ中。・・・しかし、何読んだんだっけ、私??(苦笑

比較的最近読んだ一冊、「芸術起業論」。著名アーティスト・村上隆さんの自叙伝的一冊。

LVとのコラボや六本木ヒルズで有名、それ以前だとオタク文化を世界に広げた国際アーティストとして有名な村上さん。今や一億円という金額で落札される彼の作品(06年サザビー)、当初は日本においては全く評価されない完全逆輸入の人であったこと、必ずしも順風な人生ではなかったことを吐露されています。

というのも、この中で彼自身も言っているように、彼の芸術に対する向き合い方が、かなり日本のそれとは違うからなのでしょう。芸術(=アート)でご飯を食べることができない、っていうのは、結構暗黙の了解で、逆に「お金」のことを言うのはどこか非難されそうな業界。私が長いこと在籍していた(!?)Ballet業界も同様だったなぁなんてふと思い返しました。。。ダンサーになるなら、アルバイト生活。引退したらスクールの先生。よほどの才能があって、海外に行かない限り、踊ることだけを考える時間なんて持てない。そんな現実を中学生の時には肌で感じていたっけ・・・(才能ある人はその時点でみーんな世界に行っちゃったので。w) まぁ、今では、熊川哲也君のような存在があるから、一部のダンサーはアルバイトなしで生きていけるようだけど・・・、ああ、これもまた海外輸入だね。。。

しかし、そういう状況をこれからも続けるべきなのか否か。

そういえば・・・広告カメラマンと話をした時に言われたことがふと過ぎります。
「引退したら、自分の好きな写真をとって、展覧会をしたいんだよね。今は、クライアントがいるから満足させる写真をとらなきゃいけない。そこにアートを持ち込んだらダメというか、それは仕事じゃないよね」。

芸術ってなんだろう?

Sunday, May 18, 2008

「私をみつけて」(伊藤操)

大好きな女性・伊藤操さんの小説です。前職時代に行った某セミナーで彼女と出会って3年くらいでしょうか・・・。ランチや映画をご一緒させていただいたりとファッション業界の大御所とは思えないくらい気さくな存在に魅せられて、好意にさせていただいています。

この小説を執筆していたことは、数年前から何度も聞いていて、完成したことにまずはとても感動。出版パーティでお見かけした姿は、相変わらず輝いていて、なんだか嬉しかったなー。

内容は80年代NYを舞台にしたもの。どこまで操さん自身の体験が反映されているんだろう・・・なんて思いながら、当時のファッション業界の華やかな部分と裏腹にある黒い部分とか見えてとても考えさせられるものだったりもしました。そうだよ、そんな時代だったなぁ・・・なんて懐かしく思ったり(自分はNYにいたわけではないけれど・・・w)。

そうして私自身が、主人公ユーコに自分を重ねてしまうこともちらちら。なんでしょう・・・作品内の彼女のシチュエーションもあるのかな。ここ数年(特に1年)の自分がとてもクロスされていて、考えることしばしば。悩み多き年、なんとなく第二期青春時代なことを思いつつ、ユーコに置き換えてもしかしたら操さん自身も、何か消化したのかなぁ・・・なんて思った一冊でした。

いつか私もこういう自叙伝的なもの、書いてみようかしら・・・。

Monday, May 05, 2008

「マイクロトレンド」

本屋でジャケ買いしてしまった一冊。

インターネットの発達によってどんなに便利な世の中になっても、やっぱり私は本屋で購入する方が好き。思わぬ出会いがあったりとか、あの独特な本屋の匂いが好きなんだよねぇ・・・。ということで、本屋でフラフラして、みつけたのがこの本。いやはやかなり面白かった。



今の会社もそうだけど、何かの方向性を見つけるときにリサーチをすごく注力するのがマーケターの性。とはいえ、この本は完全に逆の発想。主(メイン)じゃない動きを注力することによって、新しい動きを知ることができる。元来、多数決で物事決めることが嫌いな私としては、かなり共感してしまう考え。だって・・・多くの人が求めるってことは、それは既にスタンダードになっているって思ってしまうんだもの・・・ぶつぶつ。

さて本に戻ると、この本が言っているのは以下のような内容(本から抜粋)。

・人は皆、結婚するとは限らない

・夫婦や恋人の年齢は女性の方が年上であることが増えた

・子育て期は50代、60代まで園長している

・独身男性より独身女性の方が住宅を買う人がおおい

・仕事を家でするケースが増えた 等・・・

確かに時代は変化してきている。左利きの人たちが増えたと感じたのもやっぱり時代の流れ。昔は治されたその習慣も今は個性として受け入れられている。今更ながら気づいたことに喜びすら覚えます。

いやはや・・・学ぶこといっぱいだ。。

「その1人が30万人を動かす!」

ブルーカレント・本田さんの著書。
一昨年の夏の会社設立パーティの際に、元上司の後輩がこの会社にいるということで、名刺交換をさせていただいたご縁。今回、弊社BM向けにPRセミナーを開催してもらって、再会を果たしました。
最近流行の、マーケティングPRやインフルエンサーマーケティングの世界のハシリといえば、今お仕事ご一緒させていただいている藤田さんのところと同じようなポジショニングでしょうか?PRが専門でキャリアを積んでいない私にとっては、逆にマーケティング発想でのアプローチはとても理解しやすい一方で、PR的なアプローチの難しさも兼ね備えている部分でとても勉強になりました。
お仕事一度ご一緒してみたいものです。

「週末海外」


GWが仕事(イベント立合い)だと気づいた瞬間に、手にした一冊でございます(苦笑)札幌に帰るフライトの中(約1時間半)で、あっという間に読み終わって、結構満足度高し。おそらく写真がいっぱいあって、気分だけでも海外にいけたからかしら?
著者は結婚を期に会社を退社して、奥様といっしょに世界一周バックパッカーの旅をした経験があるそうです。どこぞの出版社に勤めているらしいですが、(意外に!?)真面目というか、ぶっとんだ発想とか旅をしているわけでもなく、旅ビギナーでも十分楽しめそうな気がします。同じような業界にいるし、いつかお会いできるでしょうか・・・。
会えたといえば、以前このブログにも書いたことがある某キャリアアドバイザーのフランス人と、ご縁があって会うことができました。今は彼のセミナーをうけながら、自分のキャリアデザインを考えているところ・・・。自分が読んでいた本の人にこうして偶然会えると不思議だなーって思います。運命論者なところある私にとっては、それもまたご縁??w
ということで、この本の著者にもいつか会うことできたら楽しいかな~、旅談義してみたいな~、なんて思うところです。
ああ、私の次の旅はいずこ?

Yucasse(ゆかし)


しばらくぶりの更新です。

この2ヶ月、色々なことがあって本は読んでいたものの、なかなか更新の時間をもってなかったことに反省。 そうして気がつくと、「あれ?私何を読んだっけ?」なんて悲しい状況になっているので、GW期間にまとめてレビューしようかと・・・。

自分でいうのもおかしな話、レビューを書くことによって結構自分がその時にどんなものに興味を持っていて、何を考えていたのか後で知ることができるのが面白い。濫読しているタイプだからよけいにその時感じたことがそのままでているのですよねぇ(笑)。ということで、まずは一発目はこれ。

■「富裕層はなぜYUCASSE(ゆかし)に入るのか」

著者である高岡氏は、「Yucasse」を経営するアブラハム・グループの社長。かつ、出版元が幻冬舎ってことは・・・例のあの企画本かと気がついた後はちょっと冷めてしまいました・・・。富裕層マーケティングはいろんな人が試みていて、でもあまりうまくいってないというのが実情。そういう意味では、閲読しつつ新しい発見もあって「ふむふむ」なんて思っていたから、がっかり度も高し。今、某企業で富裕層マーケ頑張っている私の友人にも聞いてみたところ「はっきりいってウザイよ、あの塊。本当の富裕層発想じゃないじゃん!」と一蹴。やっぱりむずかしーなー。


とはいえ、富裕層が二極化していることとか、発想の原点はこれまた最近読んだ本と類するものがあって、発見もありました。ううむしかし。どんな人がメンバーにいるんだろ?
http://yucasee.jp/

Sunday, February 10, 2008

「私の男」<直木賞>



読めば読むほど苦しくなった一冊。最初から二人が親子関係にあるのではないかと匂わせつつも、最後まで明らかにせず、読みきっても救いようがない獣な関係の二人。著者はこの作品を通じて、私たちに何を伝えたかったのか?最終章まで読み終えて、つい第一章に読み返したしまいました。

近親相姦は小説の世界は繰り返されるテーマ。でもこの作品の中に、それを言い訳し理由付けてくれる描写はなにひとつありません。それが当然であり、認めない私が人生観的にかけているくらいな気持ちに導きます。何が悪い?確かに説明できないけれど、でもやっぱり認められないそんな自分。視野が狭い?それとも・・・・?

とはいえ、今回の直木賞であるこの作品。例年よりは迎合されてないような気がします。同一時期の芥川賞作品の方が話題になったからなのか、理由はわからないですが。

しかし、閲読に苦しい一冊でした。