昨夜はMie先生の夏最後の講義。テーマは"Brexit"をアート視点からというもの。来年3月のことなんだもんなぁ...。あの投票が2016年の6月の出来事だったと思い返すと早いなぁと思う反面、直前になっている今、日本ではあまり話題になってもいないってのも確か。EC諸国ではどうなんだろう。
そして全く知らなかったこと、普仏戦争でParisが多大なる被害を受ける戦場となっていたこと。それによって多くのアーティストがLondonに逃亡していたということ、しかもNo Visaで...これって今の時代にEU脱退を決めたことによって「移民や難民を受け入れたくないんだろ?」って叩かれているイギリスって国を改めて考えるとどうなんだろ?受け入れた歴史ある...よね?
そしてその難民となって30代の時にイギリスに受け入れてもらっていたモネ。だからモネは晩年にあんなにウエストミンスターを描いていたんだーっとか、始めたわかった。60歳すぎたおじいちゃんだもの...そりゃ懐古的になるよな。
大規模な展覧会は大体5年くらい前に計画するので、そういう意味ではこの展覧会を企画した段階で、よもやイギリスがEUを離脱するなんて誰も思っていなかっただろう。そういう勘とかセンスとか、テートモダンって奴はやっぱりすごいんだと思う。そんなことを改めて教わった昨日の時間。ああ、やっぱりアートは面白い。
https://www.tate.org.uk/…/ey-exhibition-impressionists-lond…
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