またも滑り込みで、本日はボッティチェリ回顧展。忘れていたけど、こちら上野は花見シーズンでしたね、激混みでした(笑)。
その生涯のほとんどをフィレンツェで過ごした彼の眼に映っていた世界は、まさにルネサンスな配色で、先週観ていた色彩とは全く別。空気なんだろうか、空なんだろうか、ちょっとだけ黄色みを帯びた赤や緑といった色が眼に入ります。ほんとこういうのイタリア的なんだよな〜。
個人的には、フィリッピーノも亡くなったあたりからのちょっと暗く詩的かつ哲学的な作品が気にいりました。単に明るいだけじゃない部分の表現、人間らしくて嫌いじゃない。
次はフィレンツェの光の下で会いたいな。今年の夏はミラノだけではなくてフィレンツェまで行こうかな。
Tuesday, March 29, 2016
Sunday, March 27, 2016
Le voyage touchait à sa fin(旅を終えて)
海外に暮らす"大好きな人に会いに行く"旅をはじめてから一年半。さすがの無鉄砲な私ながら後回しにしてしまったのは人間の弱さで(単なるタイミングもあるけど)、結果として会えたときの感情の揺れとかハンパなかった。お互いに"10年って?"思ってしまう程、心地よい時間。
しかも今回はアクシデント続きで、そもそもの観光チックなことは全て頓挫して、ずーっと一緒にいたからっていうのもあるでしょう。ヤバイくらいの保護者っぷりだったしね(苦笑。
距離感的にはもはや家族な人。うまくいえないけど、本当に心地よくイラつける時間だったんだと思う(苦笑)。そんなすべてが嬉しかったし、これからはまた一緒な時間を過ごせる、いや過ごしたいと思う。
今回はなんだかいつもの旅と違う時間。だけど必然だった旅。またひとつ。
しかも今回はアクシデント続きで、そもそもの観光チックなことは全て頓挫して、ずーっと一緒にいたからっていうのもあるでしょう。ヤバイくらいの保護者っぷりだったしね(苦笑。
距離感的にはもはや家族な人。うまくいえないけど、本当に心地よくイラつける時間だったんだと思う(苦笑)。そんなすべてが嬉しかったし、これからはまた一緒な時間を過ごせる、いや過ごしたいと思う。
今回はなんだかいつもの旅と違う時間。だけど必然だった旅。またひとつ。
Wednesday, March 23, 2016
世界のDOOR
10年ぶりの再会は、やはり今だったと再認識するものでした。
待ち合せ場所に到着した瞬間、会っていなかった10年間がまるでなかったようなくらいの笑顔で抱き上げてもらってくるくるまわって、まるで映画みたい。あああ、この手の中に帰ってきたんだなって(笑)。ま、別に男女の仲ではなかったのだけど、なんだろう...懐かしいというか安心な場所というか、本当近しいお友達というかお兄ちゃんというか。いやはや、うまく言えないけど嬉しかった。
ホテルまでの道のりお互いの近況をぶわ〜っと話をしてキャッチアップしたり、ここでの彼の日常世界を教えてもらったり、昔と変わらずよく話をしたな〜。そして最後は私の至らない点についてがっつり叱られました(苦笑)。そう、彼はいつも私を叱ってくれた。
私はどうしてこの人の手を10年離していたのだろう。あの時、どうして別の手を選んだんだろう。
ホッとできつつ、やっぱり不器用というかワタワタしちゃうけれど、また会えるようになった気がして嬉しくなった。
時間をつくってくれてありがとう。
待ち合せ場所に到着した瞬間、会っていなかった10年間がまるでなかったようなくらいの笑顔で抱き上げてもらってくるくるまわって、まるで映画みたい。あああ、この手の中に帰ってきたんだなって(笑)。ま、別に男女の仲ではなかったのだけど、なんだろう...懐かしいというか安心な場所というか、本当近しいお友達というかお兄ちゃんというか。いやはや、うまく言えないけど嬉しかった。
ホテルまでの道のりお互いの近況をぶわ〜っと話をしてキャッチアップしたり、ここでの彼の日常世界を教えてもらったり、昔と変わらずよく話をしたな〜。そして最後は私の至らない点についてがっつり叱られました(苦笑)。そう、彼はいつも私を叱ってくれた。
私はどうしてこの人の手を10年離していたのだろう。あの時、どうして別の手を選んだんだろう。
ホッとできつつ、やっぱり不器用というかワタワタしちゃうけれど、また会えるようになった気がして嬉しくなった。
時間をつくってくれてありがとう。
Monday, March 14, 2016
叱られた
ある人に言われた。
あなたは究極的ににお人好しだ、と。そういうことしていたらバカをみるよ、と。
自分の人生を振返ると否定はできない。いや、そもそも母には昔から言われていた。いい加減にしろ、と(苦笑。
だけど、どうしても治らない癖みたいなものでこうして生きてきてしまったんだよね。
損しているんだと思う、もっとうまく生きたらいいのだと思う。だけど...できないんだよん、これが。あああ、情けない。
一方で友人たちは言ってくれる。そういうあなたが好きなのだ、と。
最近改めて考えちゃうけど、大切な人たちがそういってくれるのならいいのかな、とも思う。
ああ、単純な私。
だからきっと治らないんだね。
あなたは究極的ににお人好しだ、と。そういうことしていたらバカをみるよ、と。
自分の人生を振返ると否定はできない。いや、そもそも母には昔から言われていた。いい加減にしろ、と(苦笑。
だけど、どうしても治らない癖みたいなものでこうして生きてきてしまったんだよね。
損しているんだと思う、もっとうまく生きたらいいのだと思う。だけど...できないんだよん、これが。あああ、情けない。
一方で友人たちは言ってくれる。そういうあなたが好きなのだ、と。
最近改めて考えちゃうけど、大切な人たちがそういってくれるのならいいのかな、とも思う。
ああ、単純な私。
だからきっと治らないんだね。
Friday, March 11, 2016
『WOMEN:New Portraits』 アニー・リーボヴィッツ
「こんなところで本当に展覧会が開催されているの?」。人間よりも車が多いとさえ感じる倉庫が立ち並ぶ東雲に突如現れたアート空間。なんだろう、外からみる景色とはあまりにも異なる心地よさ、気付けばとても長居していたようです。
アニー・リボヴィッツは数多くの著名人のポートレイトを撮り続けている写真家、今回は彼女が1999年から始めた「Woman」シリーズが公開されています。世界10都市の巡回展の2番めのTokyoながら、既に前回のLondonの時に加えて最新作も公開。本当にいつまでも探究心というか欲求力というか衰えることを知りません。シャッターを切らずにいられない何らかの感情が常に溢れでているのでしょうね。本当にパワフルな人...意志ある人、憧れます。
さて今回の展示ですが、もちろんオリジナルの写真展示はあるものの(かの有名なジョンとヨーコの写真もある)それ以上に興味深いのは、会場中央にあるパイプ椅子が並ぶデジタル空間と奥にある暖炉風の写真集が積み上げられたスペース。私もここでかなりの時間を費やすことに...。昨年ミラノで訪れためちゃデカ写真集シリーズに納められた写真を一枚一枚堪能しながら、あまりの面子に驚愕したらドキドキしたり、今回の展覧会の隠れキーワードであるらしい「対話」の時間をいっぱい過ごしました。本当満足だし堪能って言葉でいっぱいです。
会期は13日までですが、週末もし幸せなことに足を運ぶ時間がある方がいたなら、一人ではなくて二人で是非行ってもらいたいな。「WOMEN:New Portraits」は、写真展でありながらも、対話の場でもあるという空間。そしてさらに言うなら、アニー・リーボヴィッツという人間の心に触れる空間なのだと私は感じました。だからいっぱい感じて欲しいし、味わって欲しい。間違いなく2016年に訪れた展覧会ベスト5に入ると(勝手に)思っています。
「
https://www.ubs.com/micro…/annie-leibovitz/…/exhibition.html
アニー・リボヴィッツは数多くの著名人のポートレイトを撮り続けている写真家、今回は彼女が1999年から始めた「Woman」シリーズが公開されています。世界10都市の巡回展の2番めのTokyoながら、既に前回のLondonの時に加えて最新作も公開。本当にいつまでも探究心というか欲求力というか衰えることを知りません。シャッターを切らずにいられない何らかの感情が常に溢れでているのでしょうね。本当にパワフルな人...意志ある人、憧れます。
さて今回の展示ですが、もちろんオリジナルの写真展示はあるものの(かの有名なジョンとヨーコの写真もある)それ以上に興味深いのは、会場中央にあるパイプ椅子が並ぶデジタル空間と奥にある暖炉風の写真集が積み上げられたスペース。私もここでかなりの時間を費やすことに...。昨年ミラノで訪れためちゃデカ写真集シリーズに納められた写真を一枚一枚堪能しながら、あまりの面子に驚愕したらドキドキしたり、今回の展覧会の隠れキーワードであるらしい「対話」の時間をいっぱい過ごしました。本当満足だし堪能って言葉でいっぱいです。
会期は13日までですが、週末もし幸せなことに足を運ぶ時間がある方がいたなら、一人ではなくて二人で是非行ってもらいたいな。「WOMEN:New Portraits」は、写真展でありながらも、対話の場でもあるという空間。そしてさらに言うなら、アニー・リーボヴィッツという人間の心に触れる空間なのだと私は感じました。だからいっぱい感じて欲しいし、味わって欲しい。間違いなく2016年に訪れた展覧会ベスト5に入ると(勝手に)思っています。
「
https://www.ubs.com/micro…/annie-leibovitz/…/exhibition.html
Sunday, March 06, 2016
nouvelle chinois
昨夜も豪華な食事会@Hiroko邸。今ではすっかり人間向のお料理談義(苦笑)が出来る佐野くんを招いてのデモな時間はめっちゃ勉強になりました。ここは食メンバーばかりなので、色んな意見や感想がでて本当に面白い。
ってことで、チョッパー仕様のサラダとヌードルメーカーのデモ麺を使って、Hirokoちゃんとゲストシェフが素晴らしいマリアージュを生み出してくれました。やっぱり料理人って凄い、家庭でこの味食べることできるんだもんね。感動。
とろぷる豚足で今朝はお肌がぷるっぷる。今回も本当にごちそう様でした!いつもいつもありがとう。
>Special thanks, 佐野くん。久々ゆっくり話せて楽しかったよ〜、またね!!
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