N.Y好きのVogueな友人と先日食事をした際に、
「Miyuちゃんは、フランスのどこが好きなの?」
と質問されて、自分が迷うことなく発した回答を改めて考える。
「 理由は二つ。女性がずっと女性でいられる国であること。"悔しかったら大人になれっ"ていう言葉が普通に感じられるくらい、大人になってからが楽しい文化であること。」
自分の前世はフランス人、だと言い切りたくなるくらいフランスが好き。なんだかんだいいながらシャルルドゴールに到着すると「帰ってきた」って思うし、あのカビ臭いニオイに触れた瞬間すら愛おしく思う私。もちろん「生活」したことがないからからの想いではあることも重々承知しているけれど、これだけ魅せられる場も珍しいというか、不思議だなって思います。他のどの国に降り立った時とも違う感情なんだよな〜。。。
さてこの本は、ヴーヴのCEOであるジュリアーノさんが書かれた一冊。以前にも「仕事」という切り口で書かれた本を読んだことがあるのだけど、女性としても本当に魅力的な方です。まして、今回この一冊を読みながら、フランス人の食に対する想いを改めて感じることが出来て、今の私にはかなーーーーーっりしっくりくるなって思いました。
例えば、
毎日のお買い物。
アメリカ文化→大型スーパーで一週間分をまとめ買い
フランス文化→マルシェで今日の分だけを購入
食材に関して。
アメリカ文化→品種改良して一年中いつでも同じ野菜や果物を食べることができる
フランス文化→季節感あるものを食べるので、マルシェにあるものがシーズンのもの
お腹が空いたら。
アメリカ文化→スナック類や砂糖入飲料を飲む
フランス文化→季節の果物や水を飲む
ちょっと太ってきたら。
アメリカ文化→ジムやマラソンをして、体重を落とす
フランス文化→水を飲んで、階段をのぼる etc...
食事の時間。
アメリカ文化→ テレビがついている
フランス文化→食材の話をするのに忙しいので、テレビはついていない
商店街で買物して、季節のものや調理方法聞いて、家でまったり料理。
音楽は必要だけど、視覚の刺激は目の前のお皿で充分(でありたい。w)だし、
それによって、味覚や嗅覚が研ぎすまされる。
以前よりもフランスに行くことが出来なくなっているけれど、東京で一人、フランス時間を楽しめているのかもいれないね、私。
あとはもう少し、日常の運動しようっと。
まずはエレベータやめてみる?w