Sunday, August 31, 2008

「いますぐ飛行機に乗りたくなる本」

またも ジャケ買い・・・というよりもタイトル買いしてしまった一冊。

前にも一度触れたけど、私のプライベートというと「旅にでている」時か「旅に行きたい」時の2つしかないので(苦笑)、そういう意味では後者のマインドがただいまマックスに近づいているといえるでしょうか。で、この選択です。


中身はといえば、へーっといったコラム的なものが多くって案外とがっかり(いや、読む場所を選ぶべきだったわ)。2時間かかることなく読破してしまいました。


さて。。。次の旅はどこにいこう?飛行機楽しみたいよね。


誰も寝てはならぬ(Nessun Dorma)

今年の初めにイベントでお世話になった高野さんのCDを最近、聞いています。日曜の朝とかにぴったりのカジュアルクラシックがいい感じ。

イベントでも歌っていただいた「誰も寝てはならぬ」みたいなバリバリオペラな感じから、「あずさ2号」や「昴」のような歌謡曲まで、かなり幅広ジャンルを歌いこなす多才さ。本当脱帽です。お人柄はとっても気さくなネコ好きなのにねぇ。。。w

ピアノやヴァイオリン、バレエにオペラ等、クラシック音楽を奏でるものは本当に美しいと改めて感じる今日この頃。最近の音楽はやっぱり苦手な私はこうして今朝もクラシックでおめざです。


Saturday, August 30, 2008

日本語教師

振り返ってみると、約2年前に同じタイトルを書いていたようです。However、前回は学生時代を振り返ってのこと。さて今回の私はと言えば。。。

最近、夢のお手伝いをさせていただいています。きっかけは、GWに長期間で弊社イベントに協力いただいあるトレーナーの方との出会い。
彼とは2度目のお仕事ながら、その時のステージの進め方や内容に新しい可能性を感じて、弊社スタッフへの研修をお願いさせていただいたことが始まり。あれから3ヶ月。彼の最初のセミナーも終了して、今は第二回の準備を進めるに至っています。なんて書くと本当、早いものだね(w)。彼は彼ですごくモチベーション高く依頼したお仕事&チャレンジしてくれていて、私もすごく刺激になっていたり。そしてその一方で彼とやりとりをしていると、私が昔、先生になりたかったんだってことをすごく思い出しちゃったり(そんなこと言ったら、叱られるかな?w)。

てことで、そんなお手伝いをしていると。。。私が今、携わっている広告やPRという仕事を追求していくと、教育につながっているのではなんてことを感じ始めました。本当、いまさらながら私、本当に人に何か伝えること・一緒に学ぶこと、好きだったんだなぁなんて改めて感じたりしているのです。やっぱり性分なのかな、誰かに何かを伝えたいって。。。。私にとっても、めちゃめちゃモチベーション高いお仕事のひとつ。正直。。。大変だけど本当に楽しい。個人をブランディングするってことなのかなぁ。。。人生の一ページに関われるってなんだか素敵だな。。。なんて。

てことで。。。先日ひょんな出会いで占ってもらった先生に突如言われた一言。
「あなたは先生に向いている。そして海外に縁がある。日本語教師とかどうなの?」


正直驚いたけど、昨今のこと思ってふと思い出しちゃった。私やっぱり。。。先生になりたいかも。。

「あきらめるとは明らかに認めること」

またも本屋でのジャケ買いしちゃいました。

本屋は私にとって危険地帯でもありディズニーランド。時間があればフラフラ立ち寄り、あれもこれもと空想広めながら、めちゃめちゃワクワクしているとあっという間に時間が経過、気がつくと手の中には3~4冊。本はすべてAmazonで購入するっていう人も最近では多いみたいだけど、私は本屋独特のあの匂いとか、思いもよらないめぐり合いをした本との対面が好きなんですよね。

てことで・・・話戻って今回のこの一冊。最近はやりの100項目でルールを語る本の一つだし多分半日で読み終えるなぁと思ったものの、帯コピーをみてついつい購入しちゃいました(笑)。

「意欲も能力もあるのに、空回りするあなたへ」

能力があるとは思わないけど(小自慢ながら、有難いことによくそういっていただけるけど。w)、私はどうも空回りすることも多いし、先をいく女性上司(先輩)とかが見つからないことが多いので、こういうタイトルみるとついつい気になってしまいます。いわゆる「バリバリのキャリアウーマン」ってのは私の目標でもなんでもなくって、かといって「キャピキャピ(←もう死語ね・・・)のOL」になりたいわけでもなくて、私は私の思う仕事スタイルで普通に働いて仕事をしたいと思っているだけ。片意地はるのはかっこ悪いというか、私には向かないのはよく理解しているし、さらに助けてもらえることなら自分はまったくリードする気もないな消極的な私(苦笑)。多くの友人や仕事スタッフに言うけれど、私ほど「他力本願」な人もいないと思うような仕事スタイルはいないだろうなぁ。。。

脱線だらけながら・・・内容は推定どおりサクッと読めて興味深いこともいくつか。その中で一番気になったのは、ルール84のこれ。「あきらめるとは明らかに認めること」。 昨今のテーマである、相手のいい部分も悪い部分もそのまま受け入れる、ということ。自分と価値観が違うということを認めたうえで、相手と向き合うこと。そういう意味において「あきらめる」っていうのは、すごくポジティブな感じで素敵だなって思いました。

紹介されているルールの中で、何かひとつでも刺さったらオーライかな。ご興味あればどうぞ。

Sunday, August 17, 2008

「記者の目・女の目」(下村満子)


子から借りた本・その2です。昭和55年初版本。どうやら既に廃版になっているらしい・・・(Amazon調べ)。

この本が書かれたのは、かれこれ・・・・28年前(!?)なので、かなりジェネレーションギャップを感じる内容も多かったけど、とても興味深かったのは確か。王子曰く、彼女は、記者として非常に成功した最初の女性でもあり、彼の前々職の広報部長おすすめの一冊だったらしい。という理由で、リコメンされてみた。

読んでみると、不思議とここ数年の自分の私生活とかぶることにびっくり。この本のボリューム内で結構なページをさいているアラブ社会だけの話だけではないけれど、やっぱりそれが一番琴線にふれたところでしょうか?(爆)彼女が四半世紀前に語るアラブ社会。私が知っている21世紀のアラブ社会。遠いようでもとても近くて正直びっくり。実は最近ではなくてこの時代からあまり変わっていないんだということに加えて、なるほど、そういう背景があっての「今」だったのね、なんて改めて理解したり。

・・・つまり、日本社会は四半世紀過ぎても全く真実の情報が入ってきてないってことの証明だったりするのでしょう。ううむ・・・とは言っても、やはり彼らの宗教や文化は理解を超えるんだけどね、自分ごとになると更に更に・・・。そういう意味では、私はたぶん誰よりも今のアラブを知っていつつ、誰よりも理解できないのかもしれないなんてページをめくりつつ考えました。

さてこの本の面白いところは、アラブ話題に限ることではありません。世界の女性について触れられている彼女の所感はとても納得できるものが多かったりします。この時代に一斉を風靡した「ウーマンリブ」。私は正直、賛同できなかったのですよね(そういう時代を生きてきた日本人女性と話をしていると感じる不具合はたいていこれだった・・・)。なぜに女性が男性に勝たなければならないのか?そういう意味では、この本の中にあるドイツ人女性と同じ思いを感じます。共存することの方が私には大きなテーマ。私にとっては、「○○出来る人」というラベルが大切。女性だから・男性だから、ということでのランク付けは不必要。勝つ必要はないって思うので、片意地はりたくないなぁなんて。

四半世紀前から世界を知る女性、下村氏。会ってみたいものです。

「電通」(1984) 

同じ職種なので共通話題もあるし、一緒にいるといろんな意味で刺激的な存在、話も面白いしなぜか癒される・・・・でも、私の中で恋愛カテゴリには入らない(なんとなく・・・○○な匂いがするからか?w)王子から借りた一冊。本を借りることはこれまでもあったけど、あまりにキレイな状態で保管されているので、めちゃめちゃ緊張してしまった。だって、これ1984年の初版本なのだもの・・・。

この業界(広告)にいて、10数年たつけれど初めて読んだので結構笑ってしまう。どこか今も通じるところがある巨大企業・電通。でも、私の現状の仕事相手としては、極力この中にいるタイプはさけている。だから、多くはフィクションのように感じてしまうのも確かだったり・・・。知っての通り、誰よりもこういう会社、苦手な体質だし。。。

とはいえ、結構(ちゅうか100%)ストレスなのだけど、昨今は「それなりのポジション」というものを意識しなければならないので、この本に繰り広げられる「電通マン」と話をしなければならないことも多分にあり。だから、体系づけて知ることができたこの本はとても興味深かった。
この巨大企業とどう付き合うか・・・。まだまだ私の大きな課題です。

「雑誌広告」8月号

自他共に、雑誌オタクを認めている私ですが・・・
今回、某媒体の方の依頼により「雑誌広告に求めること」という意見コラムを書かせていただきました。

一応WEB上でもUPされているのでお時間あればご一読くださいませ。
基本、広告業界(雑誌業界)向けの内容でございますが・・・。
http://www.zakko.or.jp/jpn/opinion/index.html

Saturday, August 16, 2008

etoilesGALA 2008

昨年11月のParisでの舞台では、観ることができなかったGillotのステージ。今回の舞台では、「瀕死の白鳥」と「トリオ」の2作品を観ることができて満足度高しです。

彼女は非常に生命力溢れている存在なので、「瀕死」に関しては賛否両論あるとは思うものの、美しさで言えばやはり絶品。本当に存在感ある(!?)白鳥だったけれど、消えゆく命が最後の暗転と共に失われたことを表現している身体は素晴らしかった。

が・・・なによりも、やっぱり「トリオ」。二人の男性ダンサーと共に、たっぷりの巻きスカートで登場したGillotの姿は圧巻。コンテンポラリーは正直苦手なんだけど、やっぱりこの作品、彼女のよさが全面にでているので好きです。

今回のエトワール・ガラは多くのダンサーの怪我や不調で演目や出演者の変更が多発。一時、どうなることかと思ったけれど、私の目的だったGillotの演目に変更はなかったし今回も満足です(予期せぬところでルグリも来日したしね)。

さて、次は何を観にいこうかな。