Sunday, March 11, 2007

イルカの星

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”How on earth did you get so far?Let's go off what you do not need.
Old ideas,habits,whatever might have been an illusion,
get rid of them one by one and just feel free so that you willknow what you want to do and should do.”

行き詰まると必ず開く絵本があります。私の尊敬するバレエの先生が、私にプレゼントしてくれた本です。

イルカと一緒に青い青い海の底に潜りながら、自分の心の深いところのある「何か」を見つけることができるような気がします。

とても温かく穏やかな気持ちになる一冊です。ぜひご一読を。
http://www.rk-ms.org/kokoro/yo/04.html

Saturday, March 10, 2007

Musee d'Orsay(オルセー美術館展)

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ゴッホに会ってきました。

ちょうど昨年の今頃、ParisのOrsayで会ったその作品との再会は、Tokyoです。なんだかちょっと不思議な感じ。同じ作品であっても、展示されている場所や空気感でこんなにも変わるものなのだなぁと今更ながらに感じてしまいます。

Tokyoで美術館に行くと、いつも驚かされます。私が長いこと暮らした札幌はどんなに人気な作品がきても、長蛇の列になることはありませんでした(田舎だということはありますが)。でも、ここは違う。それだけ文化的な欲求が異なるのでしょうね。とはいえ、私はやっぱりゆっくり作品と向かい合いたいワガママ女なので、美術館に訪れる時間は、朝一番か閉館2時間前と決めています。特に閉館前は狙いめ。入室が終わる30分前に最初の作品に戻ると、もう誰もいない。作品を独り占めできるのですから。なんて贅沢な時間でしょうか(笑。


さて、本日も閉館1時間45分前に上野に到着。予想通りの大盛況。一作品の前に進むまで、ほぼ3〜4分必要、オーディオサービスの人がいると5分は確約です(私もですが)。てことで、前半戦は、おもいっきり飛ばして、前進・前進。絵画だけではなく、写真や装飾陶器(なぜか空いている)を中心に観ながら、その時を待ちました。ラスト30分。時計を観ながら、お客さんに逆流しながら、待ちこがれたその時間。ゴッホやモネ、ゴーガンを独り占めです。彼らに向かいながらの再会。
やはり作品のエネルギーが違います。

偉大な作品に出会うといつも思います。私たちは「観ているつもりで、彼らに観られている」のはないかと。その証拠に美術館に行くと、疲れませんか?私はどうにも彼らにエネルギーを吸い取られている気がしてならないのです。特に女性が描かれた作品。描かれてから200年たつ作品であっても、彼女達は生き生きしている。そして向かい合うと、どこか勝負している気がするのです。「私綺麗でしょ?」って言われているような感じ、私は負けないぞって感じ(苦笑。

今月末に、レオナルドの「受胎告知」が「モナリザ」(1974年に初上陸)同様に上野にやってくるそうです。私にとっては、かれこれ12年前にフィレンツェで出会ったその作品に、長い時間を経て再会できるとは、なんとも喜びを感じずにはいられません。そして、世界中の人の眼差しとエネルギーを吸収したその作品は、さらに力を得ているに違いありません。

3月20日、Tokyoにやってきます。さ、私もエネルギーつけておかなきゃ!!

Sunday, March 04, 2007

世界ふれあい街歩き

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なんだか悶々とします。

新しい仕事を開始してから、気忙しくブログの更新ができない私。アートな生活も積極的に送ることもできないし、当然旅することも出来ません。皆さんに知らせたいこと(書きたいこと)がない、なんてちょっと私にとっては非常事態。新しい発見がないいいいい!!!

そんな悶々とした私をちょっとだけ癒してくれるのが、この番組。ちょっと遅めのスタートなので、見れたり見れなかったりってこともあるけれど、空気感のあるつくりのこの番組がとてもお気に入りです。皆さんは見たことありますか?
http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/index.html


前職でおこなった仕事の一つに、世界を旅する人からブログで様々な情報をもらって紹介するというWEBサイトをつくったことがあります。
その時に、何が一番楽しかったかといえば、確かに写真もよかったものの、断トツで携帯ムービーの存在でした。撮影している人の声や息づかいがとてもリアルに聞こえる上に、その国・街の人たちが本当に存在しているんだ(当たり前なんだけど)、ということを目と耳から感じ取ることができたという経験。その面白さをあの時、非常に感じたものです。

そうして、この番組はその長編版。44分間、私は旅人の目線のままで、一緒に彼らの旅を疑似体験することができます。もともと私の旅スタイルは、「Happy Surprise」型で、基本街歩き。地図をもってでかけても、結局迷う(あり得ない道音痴)ならゴールだけ決めてブラブラする方が思わぬ発見もいっぱいあって楽しいじゃん、なんて。

そういえば昨年フランスにいった時も、パリから1時間半ほどの小さな街にある「お菓子の家をみにいこう!」と列車に揺られて辿り着いたら、なんと「休みだった!」という経験をしました。その時にその家まで連れて行ってくれたTAXIの運転手さんがあまりに落胆する私をみて、かわいそうに思ったのか「この街で一番きれいな景色がみえる場所と教会を見せてあげよう」と、運河が綺麗な場所に連れて行ってくれました。確かに古い街に馴染みつつ、その街の人たちの暮らしが垣間みれるその場所はとても素敵だったな。これまた、私の中ではよい思い出です(次回はお菓子の家がみたいけど・・・)。なんて思ったら、私この番組の街歩きできるかも(ほんと?)プロデューサーの方、人選困ったらいきますよぉ。

さて前述したWEBサイトは実はまだ続いていて、当時のブロガーさん達の旅もまた続いています。この写真はカンボジアから。素敵な笑顔がいっぱいそこにあるようです。

彼らの息づかい、感じることができますか?