Thursday, December 27, 2007

「レバレッジ人脈術」

人脈をどうつくるか、といったことをまじめにかいている一冊。「ギブアンドギブ」ではなくて、「コントリビューション」を意識して人との付き合いを考えるという説については、けっこう目から鱗な気分。さすがに「ギブアンドテイク」はないよな~と思っていたものの、一歩進んだ感じが心地よい。
元来人と人をつないで、何か新しいものが生まれるとか、新しい仕事や関係が構築されるとか、そんなことが好きなタイプなので、著者がいうことはかなりうなづけることが多かったけど、実践として自分がどこまでできているかと思うとまだまだと反省。つなぎっぱなしにしていて、私は何か貢献できたいたのか?それよりもまず、そんなことを重ねつつ自分はどの方向に行きたいのか、実はそういうことを棚に上げたままここにきているのでは・・・・と別の意味で考えてしまう。

先日これまた人を介して知り合った台湾人のKevinは、来年からMBAプログラムでサンチアゴに行くのだそうだ。彼はまだ29歳。10週の語学学校を経て、将来中国で仕事をすることを目標に2年間勉強することを決意したらしい。大学を卒業し、2年間軍隊に入り(台湾では韓国同様に男性は必須らしい)、その後通訳として仕事をしてからの選択。20代だしな~なんて一瞬頭を過ぎりつつ、やはりこの決断は素晴らしいと思うし、なんだか自分をちゃんと努力しなきゃなんて思ってしまった。
逃げまくっていた英語、トロントから帰国後は勉強らしい勉強もせず、ただコミュニケーション英語だけでいたけど変に触発された私。やっぱり頑張らなきゃいかん・・・。そんなことを思い出させてくれたKevinに今は感謝です。

Miyu

Sunday, November 25, 2007

旅紀行:美しいウィンドウ

言葉もなく、この時期のウィンドウディスプレィは圧巻です。 ただただ美して、ただただ感動してしまいます。こんな世界観、東京ではなかなか出会うことができません。
どこか作られた世界はあるのだけど。。。なんか心の底から感じるというか、美しいと思えるものには出会えない。頑張っているのではなく、自然体で美しいって感じることができる、ちょっと力をぬいたアート世界。
そこが私の目指すところ。

昨年のトロントでの感動が蘇る。やっぱり美しいものには旗をふりたい気分。
いつまでたってもアートコンプレックスな私です。

旅紀行:エトワール


今日の予定は、夜のヌレエフ版くるみ割り人形。またまたそれ以外はまったくなし。でもかなり朝早く目が覚めてしまったので、少し早めにでかけてぶらぶらすることに。と・・・やっぱりストに突撃。とはいえ、ある意味、日比谷線って感じの混み具合。若干気持ちが悪くなったけど、そこは我慢です。そうそう、ストの時期、メトロ代無料なんですわ。乗ったり乗れなかったりしたときの払い戻しが面倒なのかしら。とはいえ、ある意味乗り放題。これは便利と意外に利用してる私(苦笑)。

さてということで、何年めでしょうか。ようやく昨年オープンしたオランジュリーにいってみる。結構いいですわ、なんかまったり。閑散期なのか人も多くないし、ぼーっと睡蓮の連作の前でしてみる。気持ちいいわぁ!!途中、聖子ちゃんからくみちゃんの結婚話を聞いてなにげに驚いたものの、まーそれもまたありかと。。。。それよりなにより、私は今は仕事がんばらなきゃね。

で、ホテルに戻るとメールが一通。なんですと、今日のバレエ、舞台美術と衣装なし。まじですか(驚愕)。とはいえ、私は別の日に振り返ることもできなし、それもいいかと出かけてみる。で、結論。これが超面白い。パリオペラ座の団員たち、ごまかしがきかないのです。普段は衣装や照明でごまかされていた細かい部分が目に入ってたまらない。おっと、意外に足先甘いじゃんとか、ひざ曲がってるじゃんとかすごく気になる。なんといってもレオタードに練習用チュチュをつけている状態で踊っているんですから、これまたある意味大変だろうに(ダンサーたちは)。さらには雪の精だというのに、赤や黒いチュチュ着ているし(さすがにこれは勘弁してほしかった)、男性人はトレーナー着ている・・・。ほとんど練習みたいですよ・・・。

そんな中、今日の主役二人は(さすがに衣装つけてた)、素晴らしかった。まさかここでルグリと対面できるとは思ってなかったので、ちょっとラッキーと思ったけど、それよりなにより、本日の主役ドロテが終焉後、エトワールに任命されました!!!きゃーん、びっくりだし素敵!こういう感じで任命されるんだって、その場に立ち会えるってなかなかない機会だし、すごく感動してしまった(だって、舞台美術ない中でがんばって踊っていたんだもの)。

いろいろあっても、やっぱりいい時間を過ごしている気がする。ポジティブすぎ?

旅紀行:旅先で。。。

 今日はまるっきり予定なし。

あ、といいつつ20:30からオペラ座ガルニエでコンサートを聞きにいくことは忘れずに。まぁ、そんな状態の今日の狙いは今回の私の滞在ホテルの近くバスチーユのマルシェ(木曜日と日曜日)に顔をだそうかなってこと(ここは、フード以外にいろいろあって面白い)。あとはお願いしていた部屋の変更
(金曜日到着したらバスタブがない部屋だった)が今日だ!!ということで一言フロントのお兄ちゃん(ザイール・35歳)に伝えて外出しました。とはいえ、13時か14時には戻ってこないとだめと言われ・・・・、「OK」了解。では、それで予定組みましょう。なにせバスタブを愛する私。この季節、シャワーだけでは我慢できません。
 さてさてマルシェは面白い。珍しいものがいっぱい。季節のものがいっぱい(キノコや牡蠣がいっぱい♪でも買えな~い・・・涙)。13時ごろには戻るということを計算して、私の目的は、昼食利用のお惣菜&ワイン。ふらふら見ているとすごくいい香りがするオリーブを発見。ほんのちょっぴり購入してみる。ガーリックと一緒に漬け込んだオリーブ。すごく大きくて立派なサイズ。いやーん、すごく楽しみです!後は、お土産になるものをいくつか。デザインとしてかわいらしいソルト&ペッパーケース。どの色にしようかすごく悩んでしまう(デザインとしてもかわいいぞ)。あとバラも5本。これでたぶん明日の朝はお部屋に満ちる香りですごく幸せな気分になるはず。うふふ
 さてマルシェからぶらぶらと15分でホテルに帰宅。途中にあるワイン屋さんで購入したボジョレヌーボー(解禁したからやっぱり抑えたいっ♪)片手に幸せ気分。ザイールが部屋を用意してくれるまで30分ほど待って、彼とおしゃべり(用意してくれたコーヒーはおごりらしいっ)。どこまで本気やら(間違いなく口だけ・笑)と思いながらも、まだまだ私いけるじゃんなんて思いつつ。まー、外国人にうけるらしい私のキャラクター。ちょっとだけ、今日の19時の彼の終わりを待つのもいいかと思いつつ、新しく移動したお部屋に戻ってワインをあけてまったり。いやー、幸せだー!!

 結局お昼からお部屋で過ごす私。そういや東京でもこうして家でゆっくりしていることなかったなー。部屋でこうしてぼーっとしている幸せ。すごく感じちゃいます。私やっぱり余裕がなかったんだなーぁ。。。そうして余裕があると起こるハプニング。部屋になる一本の電話。フロントからザイールです。おいおい、部屋にきていいかってどういうことやねん??疲れているんだって理由でしょうか?やーねー、だったら彼のシフト以降の19時に一杯と思ったけど、彼曰く、その後は家に帰らなきゃってますます・・・・。私そんなに軽そう?なにげにショックな一日の終わりでした(といっても、まだ18時半か?笑)。

さ、でかけよっと。

旅紀行:モンサンミッシェル

11月初旬、ふと思いたつ。旅に出よう。。。 で、その瞬間にスケジュール表とにらめっこ。うん、3週目ならいける!!で、早々にチケット予約。我ながらの行動力。たぶん何か思うところがあったのかもね。

ということで、以下より旅先での日記。ここでまとめてあげておこうかと思います。何をその時感じたのか、ある意味支離滅裂なところもあるけど、そのままです。。。

***********

11月17日 
世界遺産・モンサンミッシェルへ

今回の旅の目的は、「ゆっくりすること。自分を取り戻すこと」の2つ。私の原点(大げ
さか?)とも言えるフランスで一人、ちゃんと自分自身と向き合って考えたいというのがきっかけだった。今年1月に転職して以来、ひたすら突っ走ってきた10ヶ月。プライベートでもこれ以上ないくらいたくさんのことが起きていて、ただただ前をみて頑張るだけ、走るだけだった日々。でも、それじゃいけないってわかっているのに、みえなくしてきたこともいっぱいあって、やっぱり自分はごまかせないところまですでに来ているって感じている、そんな気がする昨今。一方でありがたいことに、仕事生活では大好きな人たちに支えられてきて(私のプライベートの問題も理解してくれている人たちで)だからこそ甘えてしまっている私。しかし今の仕事ではそんな人たちに無理ばかりしてもらっていて、久しぶりに涙がでるくらいそして情けないくらい自分で周りをコントロールができていないことが悔しくてたまらない(久しぶりに先週会社で涙がでてきた)。「私だから」といって、仕事をしてくれている彼らを守ってあげることができない・・・、そんな余裕がない私に落ち込んでいます、正直。

そんな思いでやってきたフランスというより逃げてきたフランスはパリ。どうやらこちらはストライキ真っ最中。来る前からニュースで知っていたもののやっぱり大変です。交通機関が麻痺すると、人間どうでもよくなるというか、なんというか・・・。怒っているフランス人も多数。でもここは、半分ラテンの国フランス。けっこうそれはそれでみんな受け入れちゃっていて、「どうせ出勤できないし」なんていう理由で美術館や博物館までお休み(もしくは一部閉鎖)にしちゃって、カフェでまったりお茶しているパリジャンもたくさんいるようです(苦笑)。まーね、そりゃそうですわ、確かに無理なもんは無理だよね。その割り切り素晴らしい。まー、割り切れないなら後は自分自身ががんばるタイプの徒歩か自転車。最近、パリでは自転車な人たちが多い(というか、市内の施策のひとつ)ので、これまたすごい勢いでぶんぶん走っています。私もトライしようと思ったけど、正直寒いっす・・・・(弟クンに止められたし)。で、3駅くらいは余裕で歩いている私。ま、人間がんばれば何とかなるってことで。

しかし、やっぱり交通機関ダウンは厳しい。
だったらいっそのこと市外に行ってしまえと選択したモンサンミッシェルへの旅。ぎりぎりに申し込んだから大丈夫かしらと思ったけれど、意外に平気だったらしく50名のバス旅行に出かけてきました。朝7時にアンバサドールホテル前集合って、結構きつい(朝5時半起床)けどパリから片道4時間。眠ればいいかなんて思ってでかけたものの、これまた結構愉快なバス旅行。どんどんと景色が変わっていって、最初は馬、その後1時間すると牛、最後は羊。なんて景色にはいる動物がどんどん変わってきます。で、ガイドの説明を聞くと、当然ながらチーズや農作物の種類が変化するのですよ(笑)。最終ゴールのモンサンミッシェルの地、ノルマンディーに近づくほど、リンゴ畑が増えて牛さんが増える。だから、シードルとカルバトス、カマンベールが名物となる。当然なんだけど、ちょっと感動。で羊が増えてくるとこれがまた変化。名物料理がマトンの煮込みになるわけですよ。面白いねー。立ち寄った村はフランスの美しい村に150に選ばれたところらしく、昔ながらの建築方式でとても美しいです。といいつつ、車でいくと数秒で通りすぎてしまうくらいの小さな村。30分もあれば、すべて見終わっちゃたから、後はカルバトスで温まる(村の助役のおばちゃんに驚かれた・・・)。いやー、まったりです。

村を後にして2時間。いよいよ到着、モンサンミッシェル。遠くから見ると、頭の中で流れる・流れる某局「世界遺産」のテーマ(笑)。いやはや偉大ですよ、やっぱり。すごく感動的なくらい目の前にどーんと現れるんです・・・。さらに言えば宮崎さん、あなたは素晴らしい。この島を目にしてあなたの作品のことを思い出すのですから。近づくのが惜しいくらい聳え立つ修道院。美しいです。南仏にある鷹の村でも感動したけど、それ以上。たぶんリアルではなく、テレビや写真で見慣れているからなのだろうけど、目の前に確かに存在している姿。美しい以外の何ものでもなく、ずっと見つめていたい気分になりました。

日本人観光客が多いということなのでしょう、中の修道院見学には日本語のガイドがありました。で、とりあえずレンタル。ぼーっと見学しながら、ここを歩いたであろう修道士に思いをはせながら約1時間半を堪能。特に修道士たちが使っていたという食堂は私の中で大ヒット。遠い昔に思いをはせながら、聖書の独唱を遠くに感じつつスプーンとスープ皿がこすれる音を聞く(たんなる想像)。不思議と聞こえてくるような音楽。なんだか落ち着いた気分になります。回廊を歩いて、外を見て、ゆっくり流れる時間を味わう。ばたばたと過ごしている毎日を遠くに感じながら、自分とだけ向きあう。聖堂の外にいるキリストの姿、ミカエルの姿。信仰心が強いわけでも(そもそもクリスチャンではない)ないのに、本当落ち着いてきます。私、やっぱりこの空気が好きなんだろうなぁ。。。

よくわからないけど、自分が自分でいれる場所。頑張らないでいれる場所。楽しむというより落ち着いついていれる場所。今の私に必要なのは、そんな場所かもしれないって思ったモンサンミッシェルの旅。
今の私を埋めてくえるのに最高な時間・最高な場所。とても満足してパリに戻りました。

さて、明日は何をしようか。。

Sunday, November 11, 2007

承景-あるホテルの肖像-


最近、幻冬舎が始めたという「書籍」をつかってのマーケティング(PR)活動。これはその一冊。

記事としてとりあげてもらう以上に、書籍となって人の目にふれることで自分たちの会社やサービスを理解してもらう。よくある社長本といったところだろうか。

という仕掛けられた一冊であることをわかっていても、この本はちょっと楽しい。歴史ある場所(ホテル)のひとつひとつの思い出をお裾分けしていただいたようで、古き良き日本を感じることができた。

まったりとした休日読む一冊としておすすめ。
http://www.capitol-h.tokyuhotels.co.jp/ja/shoukei/contents1/index.html

Tuesday, October 16, 2007

「午前4時、東京で会いますか?」


「日本に暮らし、完璧(かんぺき)な日本語を話すフランス人のあなた。一六年前に祖国を離れ、フランス語で小説を書くようになった中国人の私」。やりとりは、シャンサさんから呼びかける形で始まりました。


お互いに全く異なる文化に飛びこみ、葛藤し、やがて同化していく。その苦悩の日々を詩を読むような美しい言葉やリズムで伝えあうこの書簡。ああ、これが原書であるフランス語で理解することができたら、もっともっと素晴らしく美しいのでしょう。いまさらながらにフランス語に挫折した自分を切なく思います。


昨今、異国文化にある意味どっぷりはまっている私。文化や宗教の違い、理解できない溝を感じつつ、それでも理解することに努めてきたこの数年。彼らと私の違いは何なのでしょうか?私が日本人であり、それ以上でもそれ以下にもならない理由とは何なのでしょうか。彼らは、語ります。ともに訪れた瞬間に「親近感を感じた」。親近感。。。。私は?努力?


異文化に身をはなち、豊かに生きている二人は素敵です。ここに新たな異文化交流の形をみたような気がしました。二人のもつ生い立ちや背景も素敵。


午前4時、ぜひあなたも東京で会いましょう。

Saturday, October 13, 2007

「日本人には教えなかった外国人トップのすごい仕事術」


最近読んだビジネス本です。著者はマリンバ奏者のフランソワ・デュ・ポワさん。彼はキャリアデザインで独自の手法をもっていて、六本木ヒルズで社会人向けのセミナーを開催している方。一度受講してみたいなーと思いつつ、いまだ機会をもつことができず、ひとまず本を手にしてみたというところ。

まずはあっという間に読み終えることできて、各企業のトップの方たちの「仕事の楽しみ方=人生の楽しみ方」を知ることが出来た気がする。
日本人にとって「キャリア」という言葉は、狭くて堅苦しい「仕事」歴というニュアンスで捉えがちだけど、この言葉の語源はラテン語のカラリア「carraria」=道=人生そのもの・・・という意味なのかぁ。。。なるほど前段としてこの意味を知ると、彼らの生き方がさらに興味深いものとなる。普通のビジネス書とちがって、インタビュー形式によってトップ達の本音も垣間みることができて興味深い。

「彼らのようなトップのもとで働いてみたい」。漠然とながら、強くそう思えた一冊でした。

<登場したトップの方々>
カルロス・ゴーン (日産自動車・ルノーCEO)
リシャール・コラス (シャネル日本法人社長)
マリア・メルセデス・M・コラーレス (スターバックスコーヒージャパンCEO)
アントワーヌ・サントス 〈エコール・クリオロ シェフ〉
ティエリー・ポルテ (新生銀行社長)

Monday, October 01, 2007

REVVED!


最近話題の本、「大きな結果をもたらす小さな習慣」を読みました。これを読めば、人間関係が円滑になって、成功がつかめるという。どんな秘密が隠れている?と思いきや、とてもシンプルなことがそこには書かれていました。

このプログラムは3つ。
・味方につける
・感動させる
・加速させつづける
はて、自分の昨今を振り返る。
「味方につける」・・・ううむ、どうだろう?
「感動させる」・・・最近サプライズなことやってないかも・・・。
「加速させつづける」・・・自分だけで加速???

ということで、自分の昨今を反省。今日からまた「相手」をみよう。



Sunday, August 19, 2007

IN HER SHOES

どうやらかなり長い間、更新していなかったらしい。その間、たしかに忙しかったので、何か書くという気分でもなかった。とはいうものの、その間も読んだ本は数知れず。

・「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」
・「ブランド帝国LVMHを創った男 ベルナール・アルノー、語る」
・「犬と私の10の約束」
・「原色仕事図鑑」
・「夜のピクニック」    etc...

そうして気がつく。以外に詳細覚えていないものだ。読んだ瞬間、私の
後輩に貸し出しをしているからだろう。まずは「読む」。そして次を読む。いわゆる活字中毒(苦笑)。常になにか新しい本がないと落ち着かない。いつも週末は本屋さんで3~4時間。今は、アマゾンとかセカンド品とか、お得で便利なサービスはいっぱいあることは知っているし、本屋で新刊を購入するのは高いと知っているものの、やはり足は本屋に向かう。ジャケ買いではないけど、やはり好きなのだ、自己責任で自分でじっくり選んだから後悔はなし。失敗してもお勧めとかじゃなくて、自分が選んだからいいんだって思う。ああ、こんなところまで、不器用な私。そんなことに今気がついた。

今日は、朝からDVDな一日。これまた原作を読んだこともある「In Her Shoes」。なんだか元気になる。キャメロンディアスも、なんだかとても適任。そして印象的な詩。思わず聞き取ってみた(かなり怪しいけど)。

The art of losing isn't to hard to master. So many things seem filled with intent to be lost that their loss is no disaster.
Lose something everyday. Accept the fluster of lost door keys. I lost two cities,two rivers, an continent .I miss them.But it was no a disaster.
Even losing you,the joking voice,a gesture I love,I shan't have lied,It's evident.The art of leasing's not too hard to master.Though it may look like(Write it!) like disaster.


明日からまたがんばろう。

Miyu

Sunday, June 17, 2007

THE BRAND BIBLE

English Here
アクリルケースに入っている2冊組で1900円。前からちょっと気になっていたのだけど、チラ見ができないのがネックで結局買わずにいたブランド本。著者が「ブランドマネージャー」を推奨している人だということを知り、勉強がてらに購入してみました(ブランドマネージャー制度というのは、市場にとっていいのかどうなのか、なんていうのが昨今の私の疑問なのです)。

ケースを開封し中身を開いて、ちょっと愕然。「文字大きすぎ。。。」ということで、結局2日間かかることなく読み終えてしまい、ちょっと不満な私。面白くないわけでもないけど、かといって目が覚めるほどの新しいことが書いてある訳でもなく、ま〜、私がもう少し若い頃にコレを開いていたら寄り道しなかったかなぁといったくらいでしょうか。ま、会社の新人君たちにでも読ませたら、わかりやすくていいかも。。。というのが、正直な感想です。

著者は値付が大切だといいますが、この本でこの価格。ううむ。。。価値をあげるという意味では成果をあげたかもしれませんが、私のように裏切られた感をもった人もどうやらググルと多数いるらしく、逆にご自分の価値を下げちゃったかもしれませんね。マーケ暦何年くらいの人に推奨、とかいれたら今後はいいかもです。

Saturday, June 16, 2007

The House Of Gucci


English Here
冬眠していたと言い訳したくらいのご無沙汰です。新しい環境の中で色々なことが起きていて、自分でも既にコントロールできない状態。とはいうものの、これまで同様、いやそれ以上に大好きなみんなが私をサポートしてくれているから、頑張らなきゃと思うのです。でも・・・英語の壁は高い!!

そんな中、最近読んだ一冊はコレ。某就職雑誌からでているフリーペーパーで紹介されていたのを見て、即ゲット。その後あっという間に読み終えました。ラグジュアリーブランドの話ではあるものの、その内容は非常に興味深いもの。グッチ一族のお家騒動は少しばかり耳にしたことがあったけど、ここまでサスペンス映画並みの問題が目白押しとはある意味びっくり。いやはや、トムフォード退任の一連の騒動の前に、こんなことが起きていたとは。。。

今の仕事について、しばしご無沙汰しているファッション業界。今の状況を目にしておきたいな〜、なんてちょっと思ってしまいました。目の前のことだけじゃなく、色々見ないとね。頑張りましょ!!

Sunday, April 22, 2007

「今のアメリカ」がわかる本

English Here
各国の大統領選がにぎわしい。これもひとつの時代終焉なのか、女性候補の躍進が今回は気になるところ。3月に創刊した女性誌の中でも、既に出馬表明を行った女性たちの特集がされています。こうして考えてみると日本も徐々に変わってきましたね、「旅行」という観点だけではなくて、世界の政治や情勢に目を向けるようになってきました。

なんて偉そうなことを言いつつ、実は私もあまり理解していない一人。外国人達と飲んでいると突然始まるの各国の政治討論、「英語が弱いから、意見が言えないです〜」なんてことを理由にしていた私に、「いや、英語の問題ではなく、Miyuは政治の話がかなり弱いよね」と思いっきり指摘されて言葉を失った私。はい、弱いです。。。おっしゃる通りです(苦笑)。前から色々読んでみるものの、なんとも理解し難い問題も多くて、最後の最後で宗教論が入ってくるので、これまた無宗教(!?)の日本人にはわかりにくく。。。っと、これまた言い訳でしかないけれど。

ということで、まずはビギナーとして一冊。「『今のアメリカ』がわかる本」を読んでみました。なぜイラク戦争は泥沼化したのか、ブッシュ政権とは、911とは、なんてことを意外に読みやすく理解しやすく書かれた一冊。とはいえ、やっぱりすべてクリアにならず。ううむ、誰か私に講義して〜。

Sunday, April 08, 2007

富の未来

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しばし更新をサボってました。忙しかった・・・という言い訳は簡単だけど、「時間はつくるもの」という持論がある以上、それもできず(苦笑)。とはいえ、手に抱えていた2冊の本がとてもボリュームがあって、消化しきれず2度読みしたのが一番大きかったかな。

アルビントフラーは、大学時代に「第三の波」を読んで以来だったのでかなり久しぶり。「『フラット化する世界』を読んだのなら、おすすめだよ。結構大変だけど」と某友人からすすめられて、手に取ったのはすでに2月の初旬。本当苦戦しました。


とはいうものの一応、自分なりに消化したことといえば・・・。

『第三の波」で彼が提言していた「生活消費者」の存在が四半世紀を経て、動き始めていること。私たちが日常行っている活動(ボランティア、ブログへの書き込み、子育て等)である金銭が絡まない活動から生産されている富(通常は「経済」と定義されている)が、実は金銭が絡む活動を支えていること(そういう世の中のに移りつつあること)を人は気づいているか、そんなことを彼は言っていた。なるほど、確かに人はなぜ書評とかに書き込みしているんだろう、それを参考にして消費活動をおこなっているのだろう、そしてそれを利用したマーケティング活動を誘発しているのだろう。。。なんだかすごく色々考えてしまう。

ともあれ大変な2冊(上下あるので)だけど、挑戦あれ。今何が起きているか、ではなくこれから何が起きるのか、ちょっとだけ未来を覗いてみるのも脳に効くかも!?

Sunday, March 11, 2007

イルカの星

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”How on earth did you get so far?Let's go off what you do not need.
Old ideas,habits,whatever might have been an illusion,
get rid of them one by one and just feel free so that you willknow what you want to do and should do.”

行き詰まると必ず開く絵本があります。私の尊敬するバレエの先生が、私にプレゼントしてくれた本です。

イルカと一緒に青い青い海の底に潜りながら、自分の心の深いところのある「何か」を見つけることができるような気がします。

とても温かく穏やかな気持ちになる一冊です。ぜひご一読を。
http://www.rk-ms.org/kokoro/yo/04.html

Saturday, March 10, 2007

Musee d'Orsay(オルセー美術館展)

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ゴッホに会ってきました。

ちょうど昨年の今頃、ParisのOrsayで会ったその作品との再会は、Tokyoです。なんだかちょっと不思議な感じ。同じ作品であっても、展示されている場所や空気感でこんなにも変わるものなのだなぁと今更ながらに感じてしまいます。

Tokyoで美術館に行くと、いつも驚かされます。私が長いこと暮らした札幌はどんなに人気な作品がきても、長蛇の列になることはありませんでした(田舎だということはありますが)。でも、ここは違う。それだけ文化的な欲求が異なるのでしょうね。とはいえ、私はやっぱりゆっくり作品と向かい合いたいワガママ女なので、美術館に訪れる時間は、朝一番か閉館2時間前と決めています。特に閉館前は狙いめ。入室が終わる30分前に最初の作品に戻ると、もう誰もいない。作品を独り占めできるのですから。なんて贅沢な時間でしょうか(笑。


さて、本日も閉館1時間45分前に上野に到着。予想通りの大盛況。一作品の前に進むまで、ほぼ3〜4分必要、オーディオサービスの人がいると5分は確約です(私もですが)。てことで、前半戦は、おもいっきり飛ばして、前進・前進。絵画だけではなく、写真や装飾陶器(なぜか空いている)を中心に観ながら、その時を待ちました。ラスト30分。時計を観ながら、お客さんに逆流しながら、待ちこがれたその時間。ゴッホやモネ、ゴーガンを独り占めです。彼らに向かいながらの再会。
やはり作品のエネルギーが違います。

偉大な作品に出会うといつも思います。私たちは「観ているつもりで、彼らに観られている」のはないかと。その証拠に美術館に行くと、疲れませんか?私はどうにも彼らにエネルギーを吸い取られている気がしてならないのです。特に女性が描かれた作品。描かれてから200年たつ作品であっても、彼女達は生き生きしている。そして向かい合うと、どこか勝負している気がするのです。「私綺麗でしょ?」って言われているような感じ、私は負けないぞって感じ(苦笑。

今月末に、レオナルドの「受胎告知」が「モナリザ」(1974年に初上陸)同様に上野にやってくるそうです。私にとっては、かれこれ12年前にフィレンツェで出会ったその作品に、長い時間を経て再会できるとは、なんとも喜びを感じずにはいられません。そして、世界中の人の眼差しとエネルギーを吸収したその作品は、さらに力を得ているに違いありません。

3月20日、Tokyoにやってきます。さ、私もエネルギーつけておかなきゃ!!

Sunday, March 04, 2007

世界ふれあい街歩き

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なんだか悶々とします。

新しい仕事を開始してから、気忙しくブログの更新ができない私。アートな生活も積極的に送ることもできないし、当然旅することも出来ません。皆さんに知らせたいこと(書きたいこと)がない、なんてちょっと私にとっては非常事態。新しい発見がないいいいい!!!

そんな悶々とした私をちょっとだけ癒してくれるのが、この番組。ちょっと遅めのスタートなので、見れたり見れなかったりってこともあるけれど、空気感のあるつくりのこの番組がとてもお気に入りです。皆さんは見たことありますか?
http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/index.html


前職でおこなった仕事の一つに、世界を旅する人からブログで様々な情報をもらって紹介するというWEBサイトをつくったことがあります。
その時に、何が一番楽しかったかといえば、確かに写真もよかったものの、断トツで携帯ムービーの存在でした。撮影している人の声や息づかいがとてもリアルに聞こえる上に、その国・街の人たちが本当に存在しているんだ(当たり前なんだけど)、ということを目と耳から感じ取ることができたという経験。その面白さをあの時、非常に感じたものです。

そうして、この番組はその長編版。44分間、私は旅人の目線のままで、一緒に彼らの旅を疑似体験することができます。もともと私の旅スタイルは、「Happy Surprise」型で、基本街歩き。地図をもってでかけても、結局迷う(あり得ない道音痴)ならゴールだけ決めてブラブラする方が思わぬ発見もいっぱいあって楽しいじゃん、なんて。

そういえば昨年フランスにいった時も、パリから1時間半ほどの小さな街にある「お菓子の家をみにいこう!」と列車に揺られて辿り着いたら、なんと「休みだった!」という経験をしました。その時にその家まで連れて行ってくれたTAXIの運転手さんがあまりに落胆する私をみて、かわいそうに思ったのか「この街で一番きれいな景色がみえる場所と教会を見せてあげよう」と、運河が綺麗な場所に連れて行ってくれました。確かに古い街に馴染みつつ、その街の人たちの暮らしが垣間みれるその場所はとても素敵だったな。これまた、私の中ではよい思い出です(次回はお菓子の家がみたいけど・・・)。なんて思ったら、私この番組の街歩きできるかも(ほんと?)プロデューサーの方、人選困ったらいきますよぉ。

さて前述したWEBサイトは実はまだ続いていて、当時のブロガーさん達の旅もまた続いています。この写真はカンボジアから。素敵な笑顔がいっぱいそこにあるようです。

彼らの息づかい、感じることができますか?

Sunday, February 18, 2007

NHK スーパーバレエレッスン


English Here
トロントから帰国後、日常にかまけてしばし文化的生活を送っていなかったことを反省。みじかなところから触れておこうと「NHK スーパーバレエレッスン」を観て、ちょっとだけストレス発散です。

皆さんはこの番組を観たことがありますか?昨年12月から3月までマニュエル・ルグリが先生となり、パリオペラ座のダンサーに指導をしている姿を観ることができるという、とても贅沢な番組なのです。ちょうど放送開始の時に、トロントにいたので、観ることができず悔やまれつつも、ここ最近はクラシック作品よりもコンテンポラリーの作品が始まって、ますますパリオペの醍醐味に触れることができます。

放映は火曜日の19:25〜、もしくは日曜日の朝7:40〜。ぜひ。
http://www.nhk-book.co.jp/piano/

Tuesday, February 06, 2007

The World Is Flat(フラット化する世界)

English Here
「世界は丸い」というコロンブスの発見から数百年。「世界はフラットなのだ」という新たな見解がが根底にある一冊。昨年一度読んだのですが、最近友人と話題になって、再び読み始めています。

昨今、いわゆるボーダーがなくなったことを頓に感じる世の中になりました。3ヶ月ほど、フラフラ旅していたのも束の間、あっという間に9時には会社に到着するという社会生活へ復帰したものの、突然届く各国にいるクラスメートからの近況を読みつつ、共に生きているんだなんてことを実感するきっかけにもなっています。夜にmailが届いて返信すると、朝返事がきている。 まだトロントにいる子、台湾・メキシコ・韓国に戻った子、ロンドンに暮らす子、みんなが共通のトピックでお互いの近況をシェアしあう。 なんだか興味深いものです。

最近、私の周りにも異常にインドからの人が増えてきました。プライベートでIT系の人と会う機会も多いからでしょうが、その増加率には驚くものがあります(昨夜も一緒に焼肉食べましたが。。。)。また、英国人たちと新橋の立ち飲み屋で札幌ビール(ギネスではない)を片手に、ブレア首相の話をしたり、イスラエルの話をしたり、はてさてシェークスピア談義をしたり。スカイプで今朝、故郷の家族と話をしたというイエメン人。普通に世界が側にある、なんだか不思議なんだけど世の中はどんどん変化しているようです。

さてそんな中で・・・相変わらず鎖国状態のメディア接触の世の中で、なんとか精進しています。まずは語学力からだけどね(苦笑。

Saturday, February 03, 2007

わたしと仕事、どっちが大事?

English Here
なんてことを、言われたことがある男性人も多いのではないでしょうか?

かくいう私の場合、幸か不幸か言ったこともないけれど、近いことを言われたことがあります(確かに待ち合わせに3時間も遅れていけば、そう言いたくなるのかもしれませんが。。。)仕事に入れ込みすぎるのはよくないよ、なんて忠告する受けたりして。。。

この本は、論理的に物事を話すテクニックを学ぶ本。実世界、ここにでてくる事例ばかりの出来事ではないけれど、明らかに技術を知っておくと、左脳を効かせた会話ができそうです。私は、普段接している人から左脳が効くタイプだと言われる方だけど、もっともっとうわてな人を前にすると実は右脳で話してしまう私(今日も実は指摘された。図星なだけにlost my words....)。まだまだ学ばなかればならないようです。

とはいえ、このテクニックを使い過ぎると、ちょっと嫌な人かもぉぉぉ。。

Sunday, January 21, 2007

人脈の教科書

English Here
今月15日に発売されたばかりの藤巻さんの新本です。先週末、友人との待合せ前に立ち寄った本屋で、ふと目について即決購入してしまいました。

「人は宝」ということばかり口にしてきた私。藤巻さんも同様の意見なんだなぁ、なんてちょっと嬉しくなったりしました。そうして、実際にどのように拡大してきたか、キープしてきたか、なんてことが戦略的に書いてある一冊。私のように野生の感で人とのつながりを広げていたタイプとはやっぱり違うのね、なんてそのアカデミックさと、だからこそ人の上に立つ人間になったのだなーなんて、感心してしまいました(おっと、それは失礼か。苦笑)。

会社を退社した後に、とても感動したのは思っていた以上に私と連絡取り続けてくれた方が存在したこと。職種が職種だけに、「金の切れ目が縁の切れ目」となることを覚悟していた分(経験者からはそう言われていた)、すごく感動しました。まぁ、この人よくわからんけど、面白いなんて思っていてくれたのでしょうか?どんな理由であれ、なんだか嬉しいものです。

ということで、藤巻さんの教科書にのっとって、今後の人脈の拡大を推進しようなんて思った私。まずはどんなカテゴリの人がいないのか、研究してみよう。

Sunday, January 14, 2007

All by myself(私はひとりぼっち)

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いえね、別に大義があるわけではないのですが。

昨夜、久しぶりに「ブリジットジョーンズ」のDVDをみながら、大仰に歌いあげる彼女の姿をながめつつ、さらに本日購入した「The Best of WOMAN」に偶然にもこの曲が入っていたことで、ちょっとだけ気になったわけです。さらにこれってカバーだったことも初めて知ったわけで・・・。

私は選択しなかったのだけど、トロントの学校では「Power singing(本当はPower listening)」という選択クラスがあって、色々な歌を歌わされました。私の先生は、実はその科目の担任だったこともあって、通常クラスでもなんだかんだと曲を配布されて、暗譜する日々。その時はなんじゃらほい、なんて思っていたけれど、今となってはいい思い出です。

確かに同じスピードで歌うのって大変。発音もさることながら、口が音楽のスピードに追いつかないのです。そうして本日の私、CDとともに歌い上げてみたり。。。おおっと、これでは完全私はブリジット。。。選曲も大切ね(苦笑。


Monday, January 08, 2007

Book Mark Band(ブックマークバンド)

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今年から手帳を新調しました。大学入学の時に購入して以来なので、なんと15年ぶりです !私は周りの人が呆れるくらい、いつも手帳を持ち歩いているタイプなので、私の全てを知っているとも言える旧手帳クン。。。長年本当にお世話になりました。

元々こんなに長い間お世話になるとは
夢にも思っていなかったのだけど、手帳については自分のちょっとした”思い”があって買えなかったのです。まぁ、”思い”といってもとても単純なもので、学生時代訪れたParisで見かけた女性が、素敵にHermesの手帳を使いこなしていた(色もいい感じで変化して、皮もすごくしんなりして味がでてきていた)のをみて、「私もHeresの手帳が似合う女になったら買おう!」と自分で決めたことがきっかけ。さてそれからが長い私の道のり。「28歳になったら似合うようになっているかも」「30歳を超えたら・・・」と思い続けても、なかなかその時の女性のような似合う女性にならない(苦笑)。自分が思い描いている女性像が高すぎるのか、私の成長が遅すぎなのか、その後何度となく訪れたParisに行っても、見つめるだけで結局購入には至らず。そうこうしている間に、手元の手帳はすでにボロボロ。「さすがに買ったら?」と周囲に言われる始末。

そうこうしている間に昨年10月、某所で出会ったこの手帳を突如購入。ここ数年来お気に入りの「
BOTTEGA VENETA」のものなのだけど、なんだかビビっときてしまったのです。Hermes購入の為の目標である「フェミニンな大人の女性」というにはまだまだかもしれないけれど、このBOTTEGA手帳に似合う「仕事女性」にはなれたような気がして、今の自分にはぴったりなんて勝手に思っちゃいました(え、違う?)。

々な意味で「2007年からこれを使おう!」準備していたこの一冊。はてさて、これからどのくらい私と一緒に過ごしてくれるのでしょう。新天地と共に切り替わった手帳。入した時にお店の方から「最初に何を書くのでしょうね」なんて言われたことを記憶にしつつ、毎日色々書き込み始めました。次の手帳を手にするまで(今度こそ、素敵な女性になって目標達成!?)、お世話になります!!

追記.手帳と一緒にこれ(→)使っています。なかなか気に入るブックバンドってないですよね。色々探した結果、デザイン的にもおススメですよ。 http://www.dressco.jp/products/bookmarkband/bookmarkband.php




Sunday, January 07, 2007

「外資系トップの仕事力」

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昨年お世話になった方から「新生活のお祝いに」といただいたのがこの一冊。

マッ キンゼー、日本コカ・コーラ、日本GE等外資系企業トップ12名が、ISSのインタビューに回答する形式で、自らのキャリア体験を語るといったもの。一人一人のインタビューはそんなに長いものではないので、案外サクサクと読めちゃいました。

読み終わってみると、12名のそれぞれの仕事内容に違いはあるものの、その生き方や仕事への向き合い方には共通点を感じます。順風満帆であったとはいえない彼らのキャリア人生なのだけど、決してみんなあきらめることなく、前向きに努力を続けている。かといってそれが辛かった、といった話ぶりはなく、いたって明るい下積み時代。その明るさが、次へのチャンスを運んできていたのかも知れませんね。そうして皆、「人とのつながり」を大切にしています。やはり「人」なんですよね。。。

さて、私も仕事人生第2章が始まりました。前を向きつつ自分のやれることをやっていく。人を大切にする。まずはそこからですかね。精進あるのみ!



Wednesday, January 03, 2007

Happy New Year 2007

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皆さま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

2007年が始まりました。
2006年を思い返すと、私にとって非常に激動でもあり苦難の年でありましたが、反面とても色々な経験をする機会を得たり多くの方と接することができたので、結果オーライの年であったかと(このブログも始めてみたしね)。どちらにせよ、とても思い出深い一年でございました。はてさて2007年はどのような一年になるでしょうか。

トロントから帰国して、時差呆けのままの新年。師走とはどこへやら・・・と思っている間に、新年が幕を開けしました。年始休暇を明けると同時に、新生活も始まることからこの休みはいい切り替えの時期になりそうです(時差呆けもなおるはず!!)。そんなことを思いつつ、実家で本を整理していると、久しぶりに見つけたこの一冊、「ザ・ゴール」です。以前これを読んでから、もう6年もたっているんだ(2001年発行だった)と思いつつ、開いて読み始めてみるとなんとも止まらない(笑)。気がつくと丸一日読んでいました。


話題になった本なので、多くの方も読んだことあるのではないでしょうか?「ザ・ゴール」は1984年に米国で出版され、250万部の大ベストセラーになったものの、日本を脅威と感じていた(なぜ??)著者によって日本語訳が許可されなかったといういわく付きの本。TOC(Theory of Constraints=制約条件の理論)をこの小説を読むことによって、自然につかむことができるというミラクルな本です。かくいう私も6年前の若かりし頃、「経営とはなんたるか、企業の究極目標はなんたるか」なんてことを考えながら夢中になって読みました。そうして、今こうして読み返すと、これらの内容を自分の仕事経験に置き換えて読むことが出来たので、今一度頭を整理し新鮮な思いで楽しめましたよ。良い本というのは、自分の成熟度にもよって、与えられるものって変わってくるんですね。

そういえば、同じようなことをトロント滞在中に感じました。私が選択していたビジネスクラスは、約半数が学生さん(大学院に行っていたりするので、年齢は少し上だけど)。色々な課題を取り組んでいく中で、変な意味ではなく社会人組と学生さんとではやはり思考回路に違いがでてきます。うまく説明できませんが、このクラスを受け、それが有益なものであると実感できたのは、仕事をしていたからだろうなぁなんて、その時ぼんやりと思ったものです。欧米では、社会人経験を経てから、大学に行く人も多いといいます。色々と自分の専門を探った結果、その分野について勉強を深めるというのは、そういう意味で理にかなっているのかもしれません。


とはいうものの、なかなかこれから学生に戻るというのも難しい選択。本を読んだり、WEBで調べたり、自分で学ぶ手段って沢山あるものです。 今年も本を読んで、先人の話を伺って、自分で考えて、精進・精進、頑張ります。皆さま、サポートよろしくです!!